徹底検証!5佼成女子が今とても元気である。

前回まで、佼成女子が近年いわゆる「MARCH以上の有名大学」への合格実績を伸ばしている理由を、取材をしつつ追いかけてみた。わかったことは、「高校教育界のプロジェクトX」とよばれた山本喜平太校長により、留学を含めた英語教育や放課後講習室などの改革が断行されたということ。そして今現在「最新の進学情報誌すら把握できないほどの勢い」を生み出している、ということだ。

そして最終回の今回は、総括の意味を込めて、山本校長の改革を陰で支える江川教頭に話を聞いてみた。江川教頭は、佼成女子の広報室長も兼務されており、この「大躍進の佼成女子」を周囲にアピールするため、夜遅くまで頑張っておられる。


――有名大学への進学率が大きく伸びたが、今後はどんな学校にしたいか

●江川:私は英語の教師でもあるので、まずは『英語の佼成』として、さらなる伸びを期待しています。たとえば、現在は英検準1級合格者が何名か出ていますが、最終的には留学クラスの中から英検1級を出したいですね。

●江川:それから、次はMARCH以上の国公立大学や難関私大にもどんどん合格させたいです。事実、卒業生には弁護士や歯科医師などもいますので、そんな卒業生たちを見習ってもらいたいですね。

――今まさに、私立中学・高校を受験する方々への広報活動が活発だと思うが、そんな方へ何かメッセージがあるか

●江川:中高とも併願がうまく出来るような、受けやすい日程を組んでいます。特に高校はすべての公立・私立との併願が可能ですし、それらの発表まで入学手続きが延納できます。

●江川:今はまだ学力に自信がなくても、佼成女子に入った3年ないしは6年後は、有名大学に合格できる実力が身につきます。これからの女性には今以上に学問が大切。自立し男性と対等以上に女性の地位を上げるために、まずは上級学校で勉強して欲しいです。そのために佼成女子を選ぶのはベストの選択だと思います。

――佼成女子を卒業すると、他にどんな力が身につくか

●江川:佼成女子では「人と人との交流」を最も大切にしています。特に、他人を思いやる気持ちや自立心が芽生えるでしょう。

●江川:英語に特に力を入れていますので、英語を使ってグローバルな社会で生きる力が身につき、世界に貢献できる女性になれます。

●江川:大学は今、「国際化」と「コミュニケーション能力」がキーワードです。「英語」と「人と人との交流」から、その両方において充実した学びができます。

●江川:佼成女子の3年間ないしは6年間では、自分がどういうふうに生きる人間かが自然とわかります。これからのグローバルな社会に貢献できるように、私たちと一緒に学びましょう!

■まとめ
「進学に有利なお買い得度」というものを考えてみた。これは入学偏差値と、卒業後の有名大学進学率の差の大きさで決まる。東京の高校で最も「お買い得」なのは、おそらく『佼成女子』であろう。入学するのはまだ容易ではあるが、卒業するころには立派な大学生になれる実力が身につく。そしてやがては社会に役立つ、自立した女性として羽ばたいてゆけるのだ。
少子化で競争が激化する私立高校の中で、佼成女子は数少ない成功例として生き残るのは間違いない。もしも、知人に進学する学校を迷っている女子生徒がいたら、私は佼成女子を推薦することに躊躇(ちゅうちょ)はしない。

(文責・教育ライター 吉本真一)