秋晴れの9月7日、日曜日。佼成学園の創立記念式典が、普門館大ホールにて、男子校・女子校合同で行われました。生徒をはじめ、保護者、来賓、教職員が列席し、盛大に執り行われました。

第一部
■奉献の儀
女子校の宗教委員が一生懸命練習し、仏様にお花、お灯明(とうみょう)を捧げました。

■VTR「創立者 庭野日敬(にっきょう)先生の映像」
男子校校舎建設の様子や、以前の女子校の様子なども映し出され、学園の歴史が感じられました。

■学園長講話
学園長・庭野日鑛(にちこう)先生によるご講話では、「父、母がいるから子どもが生まれると普通は言われるが、父、母、子の誕生は同時なのだ」と、親孝行のお話や、「拝むということを行動に表すと心も育つ」という拝み方のお話、命の尊さについてのお話をしていただきました。
今年度より入学式が男女別々に行われるようになりましたので、新入生にとって学園長先生のお話を聞く初めての機会となりました。

第二部
■記念講演「懸命に生きる人々 ~日本人こそ学んで欲しい~」JAN日本アジアネットワーク代表 池間哲郎氏
世界のさまざまな国で、家も家族もなく、飢えや病気に苦しんでいる子どもたち。それでも懸命に生きる姿を、池間氏が撮ってきた衝撃的な映像を交えて話していただきました。それと比較して、日本では大人も子どもも裕福で恵まれすぎていて、感謝の気持ちを感じる力が落ちています。だから幸せを見つける力が必要だ、というお話は、非常に身につまされ、考えさせられました。そんな恵まれない人々を救いたいと思うのは当然です。そこで池間氏からは、ボランティア活動についての心得もご教示いただきました。いわく、「理解すること」「少しだけ分けること」「そして何より、自分が一生懸命生きること」だそうです。目からうろこが落ちるようなお話が満載のご講演でした。

「いろいろな方々のおかげで、私たちが今ここにいる」。創立記念式典は、そのようなことを改めて感じさせる機会となりました。