1位受賞者ハンドボール部の大活躍に負けじと、文化系クラブもがんばっています!
このたび「第21回 東京都高等学校文化連盟書道部門」におきまして、本校の生徒が2人も、「高校3年生の部」と「高校1、2年生の部」で第一席(1位)に輝きました!おめでとうございます!
1人だけでもすごいのに、同時に2人が受賞した理由とは・・・?



まずは「書道」についてご説明します。

ご存知の通り「書道」とは、文字の美を表す芸術です。
その手法には「臨書(りんしょ)」と「創作(そうさく)」の2種類があり、お手本をきれいに写す「臨書」の方が主流だといわれています。一方「創作」とは、自由に表現する高度なスタイル。普通の書道では、初心者はまず「臨書」から始めるものです。

ところが本校で書道を指導している櫻井直毅先生は、「初心者だからこそ、自由に楽しく表現してみよう!」という考えの持ち主です。
「書道の経験が浅い中高生は、まだ頭が非常に柔らかく、とても柔軟性があります。だからこの年齢でしか表せない『書』というのが絶対にあるはずなんです。そこで、いきなり『創作』に取り組んでもいいんじゃないか、と考えてるんです」と語る櫻井先生。先生は生徒に自由に文字を表現させるそうです。そうして何度もトライして、だんだんと完成に近づくころを見計らって、「ほんのちょっと隠し味を入れるような」指導を心掛けているとのことです。

櫻井直毅先生
▲書道の櫻井直毅先生

「書道には『修行』のような堅いイメージがあって、皆さんなんとなく敬遠しますよね。でも書道ってこんなに楽しいんだよ、ということをもっとたくさんの人に知っていただきたいんです。特に、せっかく書道部に入ってくれた生徒たちには、良い思い出だけを持って卒業してもらいたい。だから『創作』で、自由に楽しく書いてもらってます」。そう語る櫻井先生です。その指導のおかげで、今回1位を受賞した2人とも「創作」の作品でした。

東京都教育委員会賞「高校3年生の部」第一席・高橋利予さん「飛龍」
▲東京都教育委員会賞「高校3年生の部」第一席・高橋利予さん「飛龍」
東京都教育委員会賞「高校1、2年の部」第一席・秋田雅世さん「千載一遇」
▲東京都教育委員会賞「高校1、2年の部」第一席・秋田雅世さん「千載一遇」

2人は書道部に入るまで、学校の授業以外で書道に触れたことがありませんでした。書道部に入部したきっかけも、「友だちに誘われたから」。しかし今では「書いてる時が一番楽しい!」と口を揃えるほど書道に夢中です。現在19人の部員はみんな、「ファミリー」と自称するほどの一体感で、週2~3回の活動を楽しんでいます。

高橋さん
▲高3の高橋さん「思い通りのものがうまく書けた瞬間は、とにかくうれしいですね!」
秋田さん
▲高2の秋田さん「先生はあんまりほめてくれないんですけど、たまにほめられるとうれしいです」

賞をとったことはもちろん素晴らしいのですが、日本の文化を楽しみながら、和気あいあいと活動している書道部も素晴らしいです。そしてそんな彼女たちを、のびのびと自由に、でもきちんと指導している櫻井先生もまた、本校自慢の先生の一人。1位受賞もナットクです。これからもがんばってくださいね!

高橋さん・秋田さん・櫻井先生
▲高橋さん・秋田さん「でも大学に行ったら、書道をしないと思うな~(笑)」
櫻井先生「・・・・・」

(文責 佼成学園女子中学高等学校 広報室)