渡邊 幹彦 先生日時:2009年1月17日(土)③④実施
講義:身体の仕組みとスポーツの動き
講師:日本鋼管病院 渡邊 幹彦 先生

講義内容は以下より



【内容】 

①人間の身体の仕組み

人間の特徴とは?(動物と人間の違い)
1.二足歩行
2.拇指対立(親指とその他の指が向かい合っている)
 →人間はボールをつかむことが出来る。すなわち、ボールを投げることが出来る。
   バスケットボールの神様マイケル・ジョーダンの言葉…
   「シュートは親指とひとさし指と中指でコントロールし、薬指と小指で安定させる」
3.肩甲骨

  • いい選手ほど、肩甲骨が動く→ 背筋が発達している!
  • 肩が一番安定している角度は斜め45度→ 一番力を発揮できる角度!

肩甲骨と上腕骨を結ぶ

②身体の動きとスポーツの動きの関係

  • 身体の仕組みとスポーツの動きには密接な関係がある。
  • 二足歩行だから、ドリブルをすることが出来る。
  • 拇指対立だから、ボールをつかむことが出来る。
  • 肩甲骨がフリーだから、ボールを投げることが出来る。

つまり…
 「スポーツはまさしく人間でなければ出来ない運動であり、最も人間らしい活動である」

③ケガの予防とパフォーマンスの向上

身体の仕組みを知っていれば、トレーニングの効果が上がる
  →ケガの予防にもつながる。
渡邊先生の講義

講演の最後にこんなお話がありました。

「身体の仕組みや身体の使い方など、頭で分かっていても身体が分かっていなければ意味がない。
すなわち、意識をしなくても、無意識で出来るようにしなければならない。そのためには
日々の練習やトレーニングがとても重要である。」

また、「学問をすることでスポーツの役に立つ。逆にスポーツをすることで学問にも役に立つ」という「文武両道」についてのお話もいただきました。「文武両道」を目指すスポーツクラスの生徒達にとって大変貴重なお話でした。
この講演を聞いて、身体の仕組みについて、特に拇指対立や肩甲骨についてよく理解することが出来、日々の練習での身体の使い方に対する意識が変わりました。
滅多に聞くことが出来ないスポーツ整形外科医のお話しを聞くことが出来たということは、生徒にとってとても貴重な経験となりました。今後の競技スポーツでのパフォーマンスがさらに向上することになると思います。