ゆめポッケ3月27日から4月2日まで、「ゆめポッケ親子ボランティア隊」の一行30人が、フィリピンのミンダナオ島を訪れました。本校からも中学3年生の立石沙亜弥さんがお母さんとともに、佼成女子を代表して参加しました。その時のお話を、立石さん親子に聞いてみました。

フィリピンのミンダナオ島「ゆめポッケ」は、紛争や内戦で家族を亡くしたり、病気やケガを負ったり、故郷を離れて暮らさなければならない、アゼルバイジャン、パレスチナ、レバノン、アフガニスタン、フィリピンの子どもたちの心を癒やすため、日本の小中学生が手作りの袋「ゆめポッケ」に文房具やおもちゃ、手作りカードなどをつめて贈る運動です。本校の母体である立正佼成会による「一食(いちじき)を捧げる運動」から始まり、今年で11年目を迎えました。ものを贈る以上に、ゆめポッケ作りを通して、世界の子どもたちを思いやる心を学ぶことも目的となっています。また、年に一度、10組の親子が代表として「ゆめポッケ親子ボランティア隊」として現地を訪れ、直接ポッケの配布を行っています。

そこで今回は、厳正なる審査(作文と面接)に合格した立石さん親子が、佼成女子を代表して、学校のみんなが作ったゆめポッケをフィリピンのミンダナオ島に届けてくれました。

その時の感想を、本校の中学3年生、立石沙亜弥さんは次のように語ってくれました。
「私と同い年なのに、小学校4、5年生くらいの身長だったことにまず驚きました。また、現地の孤児院にも泊まったんですが、そこのトイレや食事の環境も私たちとずいぶん違っていました。でも、その子たちのテンションや笑顔は私たち以上だったんです。ポッケをもらった時の輝く笑顔が忘れられません」。

立石さん親子また、同行したお母さんの立石由美子さんはこのように語っています。
「私はボランティア活動の『与える・与えられる』という関係に、少し疑問を持っていたんです。でも行ってみたら、そんな気持ちは吹き飛ばされました。与えてもらったのは、実は私たちだったんです。物も満足に食べられない子どもたちが、私たちに先に食べるように言ってくれたり。そんな親切や笑顔、真心や明るさをもらいにいくのが、ボランティアでした。だから今では心の底から行って良かった、と思っています。本当に魂が洗われる経験でした」。
「今度は個人的に、もう一度フィリピンのミンダナオ島に行きたいです。だから今も、古着を段ボールに入れて、船便で送る準備をしています。これからは自分たちで出来ることを少しずつ始めていきたいです。そして今回経験したことをいろんな人に伝えていきたいと思います」。

本校を代表して現地に行って下さった立石さんとお母さん、ありがとうございました。そして「ゆめポッケ」作りに協力して下さった本校生徒と保護者の皆さま、ありがとうございました。
(取材・写真 佼成学園女子中学高等学校 広報室)

※上記現地画像は、立正佼成会公式サイト内「ゆめポッケ親子ボランティア隊同行ルポ・フィリピン」より転載させていただきました。