酒井理事長6月17日は本校の中学2年生を、24日は中学3年生を対象に、佼成学園の酒井理事長先生から講話がありました。本校の創立者や、校訓、モンゴル訪問の体験談など、実話をふんだんに交えた講話に、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。

(写真左:6月17日の様子)

前回の中学1年生の講話に加え、今回は「モンゴル訪問」などのお話もしていただきました。
理事長講話

(写真上:6月24日の様子)

■横綱・朝青龍のご家族

先日、モンゴルに行ってきました。
モンゴルの人は日本人と同じ民族なので、顔がそっくりです。もともとは遊牧民が中心の国で、家畜と一緒に大平原を移動し、「ゲル」と呼ばれるテントで生活をしていました。今でも人口の1/3強の約100万人がゲルで生活し、1家族に約1000頭の家畜を飼っています。
首都ウランバートルでは、モンゴル出身の横綱・朝青龍のお母さんや妹さんともお会いする機会がありました。とても立派なお母さんで、朝青龍がモンゴルから国民栄誉賞を贈られた時も、「あのやんちゃ坊主を立派な横綱に育ててくれたのは、日本の皆さまのおかげです」と感謝の言葉を述べられたそうですよ。

■佼成女子にモンゴルから留学生が来るかも?!

モンゴルの文部大臣や、モンゴル国立大学(日本の東大にあたります)の学長とお会いして、実に興味深いお話を聞きました。なんとモンゴルでは、英語に次いで日本語の勉強熱が高いそうです。そして、教育レベルの高い日本に留学して、勉強を続けたいと希望する若者が多いということです。同じアジアの仲間である日本から学ぼうとしていただき、とてもうれしく思いました。
モンゴルの文部大臣からは、さらに具体的なお話がありました。
「モンゴルの女子高生を、佼成女子に留学させてほしい」ということです。私は検討させていただくと応じました。
モンゴルの子はとてもいい子です。挨拶もきちんとできますし、私の話に居眠りする子もいませんでした。佼成女子が、モンゴルと日本を結ぶ「かけ橋」になる日が来るといいな、と願っております。

■ウラン・ビレグちゃんの貯金箱

最後に、モンゴルで感動的だったエピソードをひとつご紹介します。
滞在中のある日、ウラン・ビレグちゃんという10歳の女の子が私を訪ねて来られました。ウランちゃんのお姉さんは、障害者だそうです。そんなウランちゃんは、お父さんお母さんからもらったお小づかいの一部をコツコツ貯金箱に貯めていました。そしてその大事な貯金箱を私のところに持って来て、こう言ったんです。
「私のお姉ちゃんと同じような子のために使ってください」。
なかなかできることではありません。この貴重なお金は、きちんとお預かりしてきました。
皆さんもぜひ、この優しさや思いやりの心、親切心から、何かを学んでいただきたいと思います。

(まとめ 佼成学園女子中学高等学校 広報室)