始業式充実した夏休みも終わり、9月1日には生徒たちの元気な顔がそろいました。この日の始業式では、山本校長からの訓辞と、各種表彰がおこなわれましたので、その模様を写真とともにご報告いたします。

山本校長からの訓辞【山本校長からの訓辞】
2学期は学園祭(乙女祭)で幕を開けます。私たち佼成女子は、文化祭や体育祭(スポーツフェスタ)や合唱コンクールといった学校行事をとても大事にしています。それは、みんなの心の中にある、温かいものをお互いに見つけてもらいたいからです。
みんなは腹が立つときに、「うざい」とか「むかつく」という言葉が心の中に浮かんでくるでしょう。でもそれはあくまで表面だけであって、本当は「無視された」とか「私の言うことを聞いてくれない」のような、悲しい思いやさびしい思いが内側にあるのです。ところが一人ひとりがバラバラでいると、表面にはそんな「うざい」「むかつく」という言葉しか出てこないものです。
きっと学園祭の準備をする中でも、「うざい」「むかつく」という気持ちが起こるかもしれません。たとえば「一所懸命クラスに協力しようと思ってたのに、今日はたまたま寝坊して準備に遅れてしまった」ということがあるとします。遅刻して学校に行くとみんなの冷たい目にさらされてしまい、「(他にもサボってる人がいるのに、どうして私だけ責められるの?私だってがんばりたいのに!みんなわかってよ!)」という気持ちが、「うざい」という言葉に化けてしまうかもしれません。そんな時はつらいかもしれませんが、どうか本当の気持ちを伝え、心のつながりが持てるように努力してほしいと思います。
中学・高校時代に温かい心のつながりを築けないでいると、大人になってから少々困ることになるかもしれません。大人の世界では残念ながら、心の内側に「さびしい」」とか「悲しい」という考えを持つ人のことを、「弱い人間」だと決めつける風潮があります。そんな社会で生きていると、「さびしい」と思ったとしても自分の中でグッとこらえてしまい、心の中から出せないまま、不幸な気持ちになってしまうのです。自分の気持ちを相手に理解してもらう訓練は、皆さんのように若いうちにこそ、思う存分していただきたいと思います。
また近年、企業などの就職試験では、「EQテスト」というものが実施されることがあります。これは「相手の気持ちがわかる人かどうか」を測る重要なテストです。社会にはテストが2つあります。知識を試すテストと、「心の力」を試すテストです。この「心の力」を試すテストは、「心を鍛える」ことでしか合格できません。それには、学園祭や体育祭、合唱コンクールなどでぶつかりあいながら、相手の心の内側にある優しさやさびしさを見出す経験でしか得られません。
2学期は、頭を鍛えるのに最適な時期ですが、同時に「心を鍛える」ことも忘れないでください。そして心を鍛えると、頭も鍛えられるのです。大学受験を控えている生徒たちはいよいよ正念場ですが、心の強さがそんな困難を乗り越える力となるのです。
いろいろとつらいことがあっても、まず自分の本当の気持ちをわかってくれる人を、一人ずつ増やしていって下さい。そして知識や身体の成長とともに、心の成長を手にして下さい。
各種表彰

【各種表彰】
●英検合格者
「春の英検祭り」の結果が出ました。
準1級合格者2名(高校3年生)
2級 12名(中学1年生1名、高校生11名)
準2級39名(中学生11名、高校生28名)
3級58名
4級23名
5級46名
「高校卒業レベル」とされる英検2級に、なんと中学1年生が合格しました!おめでとう!
各種表彰

●ソフトボール部
世田谷区夏季総合体育大会にて中学生が2位
第62回8支部総合体育大会にて高校生が4位
●書道部
高校生国際美術展・書の部 佳作
第44回全国高校文化祭・高野山書道 協会賞
●吹奏楽部
第49回東京都高等学校吹奏楽部コンクール大会 銅賞
●ハンドボール部
インターハイ ベスト8
私学大会 準優勝
国体関東ブロックで国体に出場することが決定
垂れ幕

▲学園祭(乙女祭)の垂れ幕も披露されました
【「あいさつ」についてのアンケート結果発表(片桐先生)】
●朝の「おはようございます」から、校内ですれ違うお客さまへの「こんにちは」、夜の「おやすみなさい」まで、達成率を調査しました。
●結果が一番良かったのが中学1年生。次いで高校3年生でした。
●「ありがとう」と言えているかの調査では、高校3年生が一番良い結果でした。感謝の気持ちは、受験勉強にもつながっていると思います。
●進学雑誌などでは、実績を伸ばした学校として佼成女子の名前が取り上げられることが増えています。人から見られているという点を、常に意識して行動してください。
(佼成学園女子中学高等学校 広報室)