吹奏楽部見学5月1日(土)、本校の吹奏楽部に、古谷敏郎さん(NHKアナウンサー)をはじめとする佼成学園(男子校)吹奏楽部OBがお越しになり、練習風景をご覧いただきました。強化クラブとして急成長中の本校吹奏楽部にいただいた、熱いメッセージをご紹介します。

「佼成女子の吹奏楽部が急成長中だ」そんな噂を聞きつけ、佼成学園(男子校)吹奏楽部OBの3名が部活の様子を見学に来られました。ちょうど佼成学園(男子校)の吹奏楽部は、2012年に設立30周年を迎えます。その節目に際し、本校と一緒に何かイベントができないか、というのがこの見学の大きな目的です。


本校の吹奏楽部は、昨年度より「強化クラブ」としてパワーアップ。これまでの27人の部員に加え、34人の新入部員を迎えることができました。東京佼成ウインドオーケストラ(http://www.tkwo.jp/)の先生による指導や新しい顧問の先生を迎え、学内での存在価値も高まっています。また、「英語の佼成」としてグローバル教育にも熱心な学校なので、「ゆくゆくは海外遠征も」という夢を持ちながら、部員たちは練習に余念がありません。
そんな生徒たちの姿に、OBの皆さんも真剣に耳を傾けておられました。
吹奏楽部見学
吹奏楽部見学

▲佼成学園(男子校)吹奏楽部OBの皆さん(写真右から古谷さん、湯村さん、吉野さん)と本校教員(写真左から、山内校長、渡邉教諭、井上教頭、江川教頭)
吹奏楽部見学

▲完全防音の音楽室で16拍のロングトーンを練習中
吹奏楽部見学

▲生徒たちに熱いメッセージを伝える古谷さん(写真右)
「私は佼成学園高等学校2年生の時に、たった4人で吹奏楽部を立ち上げました。担当はチューバだったのですが、当時は吹奏楽部にチューバがなく、かつて旧音楽部が甲子園で使ったスーザフオンを探し出して練習をする、という状態でした。そんな吹奏楽部も大きく成長し、再来年には30周年という大きな節目を迎えます。そこで女子校の皆さんも含め、OB、OGが一緒になれる大きなイベントがしたいと思い立ちました。吹奏楽には、みんなで一つの曲を作り上げる、という感動があります。そんな感動をもう一度みんなで味わえたら最高だな、と思っています」(古谷さん・談)
「私たちの学園の母体には、世界的にも有名な東京佼成ウインドオーケストラや、吹奏楽の甲子園と呼ばれる『普門館』があります。吹奏楽部にとって、こんなに素晴らしい環境はありません。日本で一番、環境に恵まれている吹奏楽部だと言っても過言ではないでしょう」(古谷さん・談)
吹奏楽部見学
吹奏楽部見学
「過去に何度か、女子校の定期演奏会も見てきました。その時に比べさらに充実している現状に、驚きと感動を覚えました。環境、バックアップ体制が優れていて、私もこの吹奏楽部の生徒になりたいです(笑)」(湯村さん・談)

「仕事がら、いろんな学校の吹奏楽部を訪問しているのでわかるのですが、佼成女子の吹奏楽部はとても恵まれています。ぜひ音楽に打ち込んで、楽しい演奏をして、中高時代の良い思い出を作れるように毎日を過ごしてください。今日の練習風景を拝見して、とても良い歯車が回り始めているのが見えました。この現状を、もっといろんな人に知ってもらいたいですね」(吉野さん・談)

吹奏楽部見学

▲別室ではパートごとの練習が、わきあいあいと繰り広げられていました
吹奏楽部見学

▲壁には吹奏楽にかける意気込みとともに、進学校らしく将来の目標も貼りだしてあります
吹奏楽部見学

▲前列は佼成学園(男子校)吹奏楽部OBの皆さん(左から、吉野和孝さん:舶来管楽器シアズ(http://www.shires.co.jp/)、古谷敏郎さん(http://cgi2.nhk.or.jp/a-room/aroom.cgi?i=425):NHKアナウンサー、湯村洋さん:舶来管楽器シアズ)。後列左は本校の吹奏楽部顧問:渡邉教諭、後列右は江川教頭。
その後、校長室で古谷さんから、次のような感動的なお話がありました。
「私がこの仕事に就くきっかけとなったのは、大学時代に就職相談をしたNHKの先輩アナウンサーの一言です。『アナウンサーの世界はとても厳しい。中途半端な気持ちでは、やっていけない。でもね、番組作りの現場って、毎日が文化祭、学園祭みたいなものなんだ。みんなで力を合わせて感動を作り上げるんだぞ。』殺し文句でした。それを聞いて私はNHK入社を決意したんです。

入社してみると、まさにその通りでした。テレビ番組というのは、ディレクターやカメラマン、記者やアナウンサーなどが力を合わせて作り上げます。私も22年間、アナウンサーとして、NHKホールからの長時間生放送や海外中継など、大きな番組も経験させていただきました。それらはすべて、プレッシャーも大きいですが、スタッフみんなで分かち合う感動もひとしおだったんです。

ところが意外なことに、そのような仕事で得たどんなに大きな感動も、高校の吹奏楽部時代にみんなでものを作り上げた感動には及ばないんです。プロとして大勢のスタッフとともに番組を作り出す現在よりも、少人数でやっていた吹奏楽部の思い出の方が深いんですね。あのときのような感動を再び求めて、いま放送の現場にいるといってもいい。つまり、学生時代のクラブ活動、その思い出と人との出会いは、人生にとって決定的なこと、かけがえのないことなんです。NHKに入りアナウンサーになって、改めて吹奏楽部のありがたみや重さを実感しています。まさに今、その感動の真っただ中にいる生徒の皆さんには、OBとしてそのことをお伝えしたいですね」(古谷さん・談)

OBの皆さん、ご来校ありがとうございました。これからの佼成女子吹奏楽部にご期待ください。
(佼成学園女子中学高等学校 広報室)