生徒・教師対談近年、難関大学進学率が急上昇している佼成女子。
その秘密は、「受験は団体戦」というポリシーです。このポリシーのもと、生徒たちはみんなで支え合いながら、最後まで心が折れずに、大学受験を乗り越えられるのです。
特に夏休みには40日間の「夏期講習」と、3回の「受験合宿」があり、受験生たちは一段と大きく成長しました。
そこで、この夏を制した3人の生徒と、江川教頭、田中進路指導部長が集い、長いようで短かった「乙女たちの熱い夏」を振り返ってもらいました。

●江川:この夏はとても暑かったですね。皆さんは夏期講習や受験合宿で大変だったでしょう。
●生徒A:そんなことなかったです。過ごしやすかったよね?
●生徒B:そうですね。学校内で快適に勉強できました。世間では「今年は暑い」って言われてたけど、あまり実感はなかったですね。
●生徒A:朝の涼しいうちに学校に来て、日の落ちた後に帰る生活でしたから。それからやっぱり家だとつい寝てしまうけど、毎日学校に来てたらそうもいかなくて、みんなで頑張れたよね。
●生徒C:そうなんです。自分がつらくなった時でも学校で友だちに相談できるから、的確なアドバイスが得られました。学校に来てるからこそ、すぐに相談ができるという環境が良かったですね。受験は団体戦だな、と身にしみました。
田中進路指導部長(左)と江川教頭(右)

▲田中進路指導部長(左)と江川教頭(右)
自習室

▲増設された自習室。エアコン完備で快適に勉強ができました。
●生徒A:一人で勉強してても不安ばかりで、まわりの子がどういうふうに頑張ってるのかわからないんです。でも学校だと、みんながどういうふうに勉強して、どれくらいの結果が出ているかが目に見えるので、自分の意識を高めることができました。わからない所をすぐに先生や卒業後私たちの受験のサポートに来てくださっているチューターさんに聞けるのも良いですね。
●生徒C:友だちと「これを明日までにやろう」とか「二週間後にこれをテストするから勉強しよう」とか、友だち同士で目標を作ってやってました。一人ならきっと、くじけたり怠けたりするかもしれない。でも友だちと約束したら、「やろう!」という気になるんです。それがすごく良かったですね。
●江川:皆さん良い経験をされたようですね。今回の合宿は3回もあったんですよね。
●田中:二泊三日で学校に宿泊するのが合計3回ありました。最初の「社会・数学」合宿は1学期の終業式の日からです。40日間の夏季講習を頑張るための「モチベーション作り」と、少人数の「チーム作り」が目的です。そして気がゆるみそうになる夏の真ん中に「英語」合宿。今度は少人数のチームを再び「英語」を軸に一つにまとめ、「高校3年生全体で頑張っていこう」という雰囲気を作るんです。ラストスパートとして、最後は「古文」合宿。夏休みの締めくくりという意味がありました。
3人の高校3年生

▲「もっとたくさん合宿がしたいです」
江川教頭

▲「孤独な戦いになりがちな大学受験を、友だちで支え合いながら乗り越えることができる。そんな皆さんがうらやましいです」(江川教頭・談)
●江川:田中先生のお話を聞いていると、本当に「受験は個人戦ではなく団体戦」ということがわかります。私たちの時代も今もそうですが、世間一般の受験生は、夏休みに予備校の夏期講習には行くものの、結局自分一人で勉強するしかないですよね。でもなかなか一人でモチベーションを上げたりするのは難しいんですよね。だから皆さんがとてもうらやましいです。
●生徒A:本当に恵まれてると思います。クーラーのきいている快適な環境の中で勉強できるんだもん。
●生徒一同:そうですよねー
●田中:チューターが言ってましたね。「みんなには日本一幸せな受験生になってほしい」って。「私も受験の時にまわりに友だちがいて幸せだったから、みんなにも日本一幸せな受験生になってほしい」と。あの感じ、すごくわかりますね。
●江川:結果を出すことも大切だけど、その過程を含めて「トータルで日本一幸せな受験生になってほしい」と思います。
●田中:受験という試練を乗り越えようと努力する時に、一緒に頑張ってくれる仲間がいたり、いろんな人に感謝出来るようになってほしいな、と思っています。せっかく受験という試練に挑戦する権利を与えられたんだから。今年は特に「経済的に苦しいから受験をさせてもらえない」という話も聞きます。そんな中で受験というチャンスを与えられたみんなには、いろんな人の思いに気が付いてほしいですね。
●生徒C:夏休み全部を勉強しながら過ごすというのは、なかなかない貴重な体験でした。今までの夏休みで一番充実してましたね。
●生徒A:私は世界史が苦手なんですが、友だちにすごく得意な子がいるんです。でもその子は英語が苦手で、逆に私は英語が得意で。だから合宿で教え合ったりして、それがすごく良かったです。
●江川:支え合ったり助け合ったりできる、ということですね。それがクラブ活動や行事だけじゃなく、勉強の中でできるのがいいですね。合宿で集中して勉強することはつらくなかったですか?
田中進路指導部長

▲「みんなが勉強だけじゃなく、精神的にもすごく成長しているのが実感できた夏でした」(田中進路指導部長・談)
生徒・教師対談
●生徒A:とんでもない!私は合宿をもっとやってほしいです。自分で勉強しようと思ってもできない部分があるので。環境に頼るだけじゃいけないとも思いますが、せっかく学校にそういう環境があるなら、それに任せて受験を頑張りたいですね。
●生徒B:合宿はたくさんすればいいというわけじゃないけど、いっぱいあるのは良いですね。同じ時間、同じ場所で、みんなで頑張っていると、「私も頑張らなきゃ」と精神的に支えられるので。
●生徒C:私もみんなと同じ。合宿は自分のモチベーションが上がるし、達成感もあるので、もうちょっとやってほしいです。
●田中:みんなで頑張るところが佼成女子の良いところなんです。そこに生徒たちも気づいてくれてるのがうれしいですね。
●江川:熱く実りの多い夏でしたね。今後も頑張ってください!
(対談・了)
■他の生徒の感想(Oさん)
毎日お弁当を作ってくれた母にも感謝!(朝、弱いのに早くから作ってくれた・・)
いつも家に帰ると、「おつかれ~」と言ってくれて、それがなんか今思うとうれしかった。
とりあえず今日帰ったら「ありがとう」って言わなきゃ。

■他の生徒の感想(Iさん)
私が今まで頑張ってこれたのは、先生方や先輩チューターさんのおかげです。
つらい時に先輩からメールをいただいたり、心配して話しかけてくれた時は、本当に涙が止まりませんでした。
先輩方や先生方が声をかけてくださったりするたびに、まだまだ頑張らなきゃいけないなってすごく思いました。
人間的にも成長できたかな?って思える夏になりました。
自分が置かれている環境に感謝して、残りの受験生活も頑張りたいと思います。

出欠確認カード

▲出欠確認カード。自分がどれだけ時間を費やしたかを確認できます。各自のモチベーション・アップと自信につながります。
(佼成学園女子中学高等学校 広報室)