マタニティーマーク先日、本校の近くにお住まいの女性から、感動的なお葉書をいただいたのでご紹介します。

「善はただ一つしかない。それは自分の良心に従って行動することである。」

ボーヴォワール(フランスの女性作家、哲学者)

先日、本校の学校長宛てに、きれいな文字で書かれたお葉書が届きました。

「この度は、御校の生徒さんからとても親切にされ、
感謝の気持ちをお伝えしたいと思い、一筆差し上げます。」
という一文で始まるお葉書には、次のようなことが書かれていました。

9月26日(日)の夜。
本校そばの千歳烏山駅から乗車するために改札口に向かっていた差出人の女性は、
階段を降りようとされていました。
女性の手には大荷物。しかも妊婦さんだそうです。

そこへ本校の高校2年生の生徒が現れ、「手伝いましょうか」と声をかけました。
妊婦さんの荷物にあった「マタニティーマーク」に気が付いた行動だったのかもしれません。
生徒は荷物を運び、改札に入り、乗車する側のホームの階段をのぼりきるまでずっとお手伝いをしたそうです。

この本校生徒の小さな親切に対し、差出人の女性は
「こんなに親切にしていただいたのは初めてです。ありがとうございました」、
「涙が出る程、感動いたしました」、
「建学の精神『人を大切にし、平和社会に貢献する』のご教育に深く感銘いたしました。
もしも女の子が産まれたら、そちらで教育させていただきます」
と、その時のお気持ちを書きつづられていました。

同じ女性として、また正しい人間として、
この妊婦さんに気づかいができた生徒の行動を、私たちは誇りに思います。
そして、そのお気持ちをわざわざお手紙にしてお伝えいただいた、
差出人の女性にも心から感謝いたします。本当にありがとうございました。

近年、学力やクラブ活動での活躍に注目が集まる本校ですが、
生徒たちは自ら建学の精神を実践しているようです。
地域からも愛される存在となるように今まで以上に努力していきたいと思います。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)