松村教諭 江川教頭近年、教育界から注目を集める佼成女子。今年になってからは、さらに「グーンと伸びる進学校」と言われるようになりました(『進学レーダー』みくに出版2010年9月号 ほか)。
その理由を探るために、本校の江川教頭が現場の教員と対談を行いました。
今回はその第2回目として、「英検まつり」についてお届けします。
■対談出席者
松村教諭(教務部長)写真・左
江川教頭(広報室長兼務)写真・右

●江川 「英検まつり」は、もうすっかり佼成女子の恒例行事になりましたね。
秋の「英検まつり」の結果はいかがでしたか?

●松村 12月はじめに結果が出ました。今回も留学コースの生徒を中心に、良い結果が出ています。
特に、「高校卒業レベル」と言われる「英検2級」に、高校1年生の段階で2名も合格しています。

年度末英検最終取得級
2010年度は2回目終了時(秋まで)の結果。
第3回受験者(今冬)の内訳は、1級2名、準1級21名、2級70名です。
年度末までに2級以上の目標値は84名です。
07-10英検取得級

●江川 それはすごいですね。この「英検まつり」がスタートして、もう6年目でしょうか? 
かなり軌道に乗ってきている感じですね。
過去にも、英検情報誌『STEP』に、「全国の高校から注目を集めている」と紹介されましたね。

●松村 そうですね。
ただ、秋の「英検まつり」は、高校3年生が受験準備で忙しいので、合格実績だけで言うと、やはり春の「英検まつり」の方が良いですね。
ですから、高校3年生は入試が終わる3学期に、また受けてもらう予定です。

英検まつり

▲毎年、春と秋に開催される「英検まつり」。英検受験の2週間前から、朝と放課後に英検の準備勉強をします。クラス対抗で、覚えた英単語・英熟語の数を廊下に貼り出し、上位クラスにはご褒美が出るなど、ゲーム感覚で楽しみながら英語の勉強ができるのです。

●江川 ところで、この「英検まつり」の効果はどういうものだと思いますか?

●松村 やはり最大の効果は、「学校全体の英語力向上」ですね。
単に個人の英語力を上げるだけなら、他の方法があるかも知れません。
しかし「英検まつり」では、ただ勉強を押し付けているわけではなく、学校全体で助け合って、楽しみながら学ぶ工夫があります。そうすることで、全体的な成績向上につながっているのです。

教務部長 松村教諭

▲教務部長 松村教諭

●江川 確かに「英検まつり」が開催されるようになってから、本校の難関大学合格実績は10倍以上に向上しましたね。英語に力を入れることで、他の科目の学力も向上するという「学習の転移(transfer of learning)」効果が、ここにも表れていますね。

●松村 「英検まつり」を学校全体で頑張ることで、もう一つの効果がありました。
これは前校長の山本先生の持論なのですが、「女子は雰囲気で勉強する」ということです。
いわゆる「普通の女の子」は、一人で放っておいたら勉強しません。しかし、まわりが一斉に勉強を始めると、それにつられて自分も勉強してしまうのです。「英検まつり」は、学校全体が「勉強をする雰囲気」に包まれます。その結果、普段あまり勉強をしない「普通の女の子」も、自然に勉強をするようになるのです。

●江川 それは私も実感しています。
佼成女子は「英検まつり」を通じて、大きく生まれ変わったと言っても過言ではありませんね。

それから、これは私自身が英語を教えているからわかることなのですが、「英検」は日本語で書かれている問題の読解力も必要なため、大学受験に向けた総合的な学力が試されるのです。つまり、「英検は大学受験に非常に役立つ」ということです。
先ほど申し上げたように、「英検まつり」を実施して以来、難関大学合格者も大幅に上昇したのには、そういう理由もありますね。

●松村 おっしゃる通りだと思います。今後もますます「英検まつり」に力を入れていきたいです。

●江川 ぜひお願いします。期待しております。本日はありがとうございました。

●松村 こちらこそ、ありがとうございました。

広報室長 江川教頭

▲広報室長 江川教頭

いかがでしたか? 「英検まつり」は、単に英語力の向上だけではなく、「難関大学合格実績の向上」や、「学校全体が勉強をする雰囲気に変わる」など、さまざまな効果を生み出しています。
どうか、英語や勉強全体に不安を感じているという小学生の皆さんも、ぜひ佼成女子で勉強していただければと思います。無理なく、自然に、勉強をする習慣が身につきます。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)