図書館新年明けましておめでとうございます。

新年初の記事として佼成女子の図書館活動についてご紹介します。

中学棟にある佼成女子の図書館は、広々した明るい気持ちのいいスペースです。
若者が活字離れしているとは言われますが、朝読書の習慣を持つ佼成の生徒たちの読書欲はなかなかのもの。ご自身も3日に1冊は本を読むとおっしゃる図書館担当の渡邉美由紀先生に、佼成の図書館活動についてお話をお伺いしました。

4月には新入生向けオリエンテーション、6月には読書会、7月8月の夏休みには蔵書点検、9月は古本市、11月は読書月間で読書をがんばりましょうというキャンペーン。図書館の年間スケジュールは、こんな流れで行われています。
毎月1回発行される図書館便り「りぶれーる」には、その月の利用状況、よく貸し出された人気の本、新着図書などが掲載され、図書館に行かなきゃという気持ちにさせてくれます。
しかし渡邉先生によると、「本をよく読む生徒、読まない生徒は二極化している」とのこと。
生徒全員に活字に親しんでもらうために、まずは映画やドラマなどになったメディアミックス作品やライトノベルといった読みやすいところから始めて、次はこの本を、といった、次の読書につながる流れも作っているそうです。
また、年に1回、「一冊の本」という小冊子も発行。内容は、教職員と図書委員、読書好き有志のオススメ本紹介。中身はここ数年のベストセラー本などのほか、「星の王子様」「ドリトル先生航海記」といった古典の紹介も。表紙イラストや製作については、図書委員も協力しています。
「りぶれーる」と「一冊の本」

思わず本を読みたくなる「りぶれーる」と「一冊の本」
古本市

保護者の皆さんで大盛況だった今年の古本市
さて、佼成女子ならではの図書館活動といえば、乙女祭における古本市。これは図書委員会主導で、本の寄贈を募るところからスタートして、展示から会計まで、すべて図書委員が行っています。
今年は3年ぶりに図書館で行われ、過去最高の489冊、2万8400円の売り上げがありました。久しぶりに訪れた学校の図書館の雰囲気に懐かしさを感じられた保護者の方もたくさんいらしたのではないでしょうか。ちなみに、本の寄贈はいつでも受け付けているとのことです。
図書館は数年に1回まとめて図書の購入計画を立てていますが、そのほかに毎年7月と3月、生徒たちのリクエストをまとめ、実際に生徒が書籍を買い付けてくるという活動も行っています。(「図書委員が本の選定をしてきました」)
「生徒目線で必要な情報が載った本を探させるという目的です。大変でめんどうな作業なんですが、熱心にやってくれます。買い付けも、問屋さんなので雰囲気が違ってまた面白いようですね」(渡邉先生)
意外にも硬派な本を選んできて、先生が驚かされることも多々あるとか。
12月には中学1年生によるコピーキャンペーンが行われました。これは、生徒がお勧めする本のコピーを書き、手作りの帯にして展示するもの。中1の読書作文の授業での取り組みで、もう10年以上も続けているそうです。きちんと読んで内容を把握しないとコピーは書けませんが、「今年はよくできました」(渡邉先生)とのこと。
さらに中2になるとポップを作成し、中3になると今度は書評に取り組みます。高校生となると、受験で忙しくなりますが、6月7月は推薦入試対策で貸出が増えるそうです。
中学1年生によるコピーキャンペーン

帯だけのものは、ただいま貸し出し中の人気本

「中学高校で出会う本は格別です。宝探しをするような気持ちで本と接してもらえたらと思います」(渡邉先生)。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)