「東北関東大震災」の被災者の皆様へ 
心よりお見舞い申し上げます。

前日に学年末試験が終了し、3月11日のその日、佼成女子の生徒たちは部活動の真っ最中でした。校内放送ですぐにグラウンドに避難させました。そのとき生徒は115名でした。
京王線も止まっていたので、歩いて帰ることができる生徒は引率をつけて帰宅させました。最終的に帰宅困難生徒53名が学校の合宿所に宿泊しました。
幸いなことにスポーツフェスタの生徒会役員合宿を実施していましたので、食堂に夕食と翌日の朝食も作ってもらいました。生徒たちに食事を提供できひもじい思いをさせずにすみました。
保護者のお迎えを原則にし、生徒の安全を第一に先生方が引率して、大地震の翌日の午後1時にようやく全員が帰宅しました。交通状況の大変な中、お迎えにきていただいた保護者の方々には心より感謝申し上げます。

現在も余震が続き、計画停電も実施され、交通機関も混乱するなど、予想がつかない事態が続く中、学校としてはあくまで生徒たちの安全確保を第一優先として考えております。
学内では講堂の天井が一部落下し、中学卒業式も大教室で開催しました。また4月の入学式も形をかえて実施する可能性があります。保護者の皆様におかれましては、どうか安全第一のためとご理解いただければと思います。その他の教育活動についてもご心配いただいているかと思いますが、その都度、最善の策を考え、お知らせしていく予定です。

本校にも、被災地に家族がいる生徒がおります。ご両親は福島にいらっしゃいました。今回、原発の被害を受け、ご両親は外出ができず、ガソリンも食料もままならない状態だそうです。
その生徒は辛い思いの中で、「私たちにできることは、『被災者の方々へ思いをよせる』『生活できることへの感謝』『今できることを行動にする』ではないか」と、終業式時の校内放送で全校生徒に伝えていました。
本校は今までも、オーストラリア、ニュージーランドの自然災害に対して千羽鶴やお見舞いメッセージと義援金を送るなどの活動をしてまいりました。
3月10日には生徒代表として生徒会長がニュージーランド大使館に大使を訪ね、色紙と義援金をお届けしました。ケネディ大使はとても感激し、涙ながらに喜んで下さったそうです。その直後に、この大震災が起こりました。苦しんでいるときに他の国の人が心配して助けてくれたらどんなに嬉しいか、生徒たちはまさに逆の立場を実感したわけです。
生徒会でも早速、今回の大震災への募金活動を始め、24日の終業式の朝から生徒通用門にて募金活動も行いました。引き続き、佼成女子で「今できること」を探って実行に移していきたいと考えています。東北関東大震災義援金は日本赤十字社が取りまとめています。振替用紙ご利用の場合は通信欄に「佼成学園女子校生徒保護者より」等の記載が可能です。

“You will never walk alone.” 
「人はひとりでは生きていけない。」

皆様のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)