高校卒業式

被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

平成22年3月9日(水)、本校講堂にて佼成学園女子高等学校の卒業式が執り行われ、145名の皆さんが卒業証書を受け取りました。
ご卒業おめでとうございます。

卒業式のこの日は、青空にも祝福されているかのような晴天でした。
高校3年生の皆さんは、少しの緊張と共に晴れやかな面持ちで、吹奏楽部の演奏と共に入場し、保護者の方々や教職員、在校生全員の拍手で迎えられました。胸に付けられた美しいコサージュは、れいほう会(同窓会)の皆さん手作りの卒業生へのプレゼントです。

卒業証書授与では、それぞれのクラス担任の先生がクラス全員の名前を呼び上げ、クラス代表生徒が卒業証書を受け取りました。

高校卒業式
高校卒業式 卒業証書授与
高校卒業式 校長

校長先生の告辞では、先生が41年前の卒業のときに恩師から教えられたという「四季の心」という言葉を紹介してくださいました。

「人に接するときは春のような暖かい心で。仕事に接するときは夏のような暑い心で。考えに接することは秋のように澄んだ心で。そして自分に接するときは冬のような厳しい心で。この言葉は、私の恩師のそのまた恩師からいただいた言葉だそうです。この言葉は、何十年も経て今、この場にあります。私が最も大切にしているこの言葉を、皆さんの卒業のはなむけとさせていただきます」

学園長論告では、酒井理事長が学園長の庭野日鑛先生の論告を代読して下さいました。

「皆さんがそれぞれの進路に向かって新たな一歩を踏み出すにあたり、幸せで喜びのある人生を送るのに、最も大切なもののひとつは、感謝です。どんなに経済的に恵まれていようと、感謝を忘れると不幸な人生です。もうひとつの大事なことは、与えるということです。与えるとは、奉仕することであり、与えることによって、相手だけでなく自分も幸せを味わうことができます。笑顔で接すること、温かな言葉をかけることは、誰でもできます。どうか、命への感謝を忘れずに、すべての物事を感謝で受け止め、人々に暖かさを与える人間になっていただきたいと思います」

高校卒業式 理事長

そのまま酒井理事長より、学園長賞、3ヶ年皆勤賞(10名)、東京都知事賞、日本私立中学高等学校連合会長賞、東京都高等学校体育連盟体育優良生徒賞、東京都高等学校文化連盟文化活動優良生徒賞、高松宮記念杯第60回全日本高等学校ハンドボール選手権大会優秀選手など、様々な賞が授与されました。

在校生代表の中西里奈さんの送辞は、先輩に対する感謝の気持ちでいっぱいでした。

「二年前の前の春、私たちはこの学校に入学してきました。
先輩方のスポーツフェスタの全員リレーや大玉ころがしには、燃えるような闘志が伺われ、団結することのすばらしさを教えていただきました。
乙女祭では各クラスのセンスが光るTシャツや模擬店に、先輩方の力をいっそう実感しました。他のクラスに負けたくないという強い意気込みや思いも伝わってきました。
このように私たちの思い出の中には、常に先輩の存在がありました。時に優しく、時に厳しく、私たちをリードしてくださった先輩方、心から尊敬し誇りに思っています。
そしておおらかな心で暖かく見守ってくださったことに、本当に感謝しております。
先輩方に教えていただいたことを活かし、より充実させて後輩に引き継げるよう、努力していきたいと思います」

高校卒業式 送辞
高校卒業式 答辞

卒業生代表、井上涼さんの答辞は、三年間の思い出と家族、友達、先生方に対する想いがあふれていました。

「私たちの明日を開き、導いてくれた家族、友達、先生方、すべての人に私たちの将来の指標を持たせてくれたすべての出来事に、今までうまく言えずにいた感謝の気持ちを伝えたいと思います。
私に出来る親孝行は充実した学園生活を送っていることを見せることだと考えて、取り組んできました。勉強、部活動、クラス活動、生徒会の両立に苦労し、毎日が試行錯誤で、役割の重圧に自分がコントロールできず、事が終わってから反省して気付くことの繰り返しでした。
けれど、仲間の支えがあったからこそ、役割を果たせました。乙女祭、合唱コンクール、中でもスポーツフェスタは一番の思い出に残ります。全員が立ち上がって仲間を応援する姿、みんなの力で行事をつくったことに、とても感動しました。この姿こそが、佼成女子らしさなのだと思いました。

そして今、私たちはこれからの自分の進路に向かって歩き出そうとしています。
最高の三年間だったよ、ありがとう、元気でね。本当はもう少し一緒にいたいです。さびしくて胸が痛くなります。
三年間で作った思い出がどこの高校よりも多く、どこの高校生よりも濃いと思える私たちは、佼成女子ですごせたことを誇りに思います。
人とのかかわりで自己を伸ばすこと、佼成女子は私たちに人としての素地を教えてくれました。だからこそ私は、ウソを付かない人、弱さを受け入れ励ますことの出来る人を目指して、これからも精進していきたいと思います。
たくさん迷惑も心配もかけたのに、今日まで見守ってくれた家族、先生方に、心から感謝いたします」

このすばらしい答辞に、保護者の皆さんや先生方もついに感極まった様子。あちこちで卒業生が目頭をぬぐうシーンも見られました。
卒業生からの記念品として、ノートパソコン4台、学園長には記念品が贈られました。

最後に全員で校歌を斉唱し、惜しみない拍手の中、退場する卒業生たち。廊下でも先生方や同級生たちの名残はつきませんでした。
卒業生の未来が輝かしいものでありますよう、願ってやみません。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)

高校卒業式
高校卒業式 祝電

大学等各方面から祝辞をいただきました。ありがとうございます。

卒業生各種受賞者一覧

1. 内部表彰
 学園長賞 B組 立田智子
 三ヵ年皆勤者 
  A組 佐伯遥、宮澤祐季 
  B組 尾方愛梨花、嶌田美里、江戸川典子、灰岡杏  
  D組 一番ケ瀬みゆき、
  E組 中田知江、徳水詩織、横溝彩奈

2. 外部表彰
 東京都知事賞 A組 安田桐子
 東京私立中学高等学校連合会賞 E組 橋本彩
 日本私立中学高等学校連合会長賞 A組 吉田嘉子
 東京都高等学校体育連盟体育優良生徒 E組 長井友梨香
 東京都私立中学高等学校協会第八支部保健体育研究会賞 E組 川上朝彩美
 東京都高等学校文化連盟文化活動優良生徒 B組 土屋真里枝、D組 成岡知美
 東京都高等学校文化連盟賞(書道) B組 工藤美穂
 東京都高等学校体育連盟ハンドボール専門部優秀選手 E組 徳水詩織、中田知江、橋本彩
 平成22年度東京都ハンドボール協会優秀選手 E組 中田知江、橋本彩
 平成22年度東京都高等学校体育連盟バスケットボール女子部年間優秀選手賞 E組 滝沢栞