山内日出夫皆さん、こんにちは。

このたびの東日本大震災で被害に遭われた全ての皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。私も東北地方・会津若松市出身の人間として、大変心が痛んでおります。このような中、本校でも生徒の安全確保を第一にした教育活動に取り組んでおりますので、生徒、保護者、関係者の皆さまには、何卒ご理解ご協力の程お願い申し上げます。

今回の震災では、日本国内はもとより、世界中から温かい「思いやり」が被災地に集まっていると聞き、大いに励まされています。人類の歴史がそうであったように、今回の危機も必ず乗り越えられると信じています。そしてこのことを契機として、さらに世界の人々と手を結んでいけるような国づくりが必要となるでしょう。

そのために大切なのは、やはり「思いやりの心」と「国際感覚」です。

本校は、建学の精神「行学二道」に基づき、難関大学合格実績 といった勉強面はもちろんのこと、まわりの人への礼儀や思いやりを重んじた教育に熱を入れています。昨年度も近隣にお住まいの方からお礼状お電話をいただくほど、生徒自らが「思いやり」を実践しており、大変嬉しく思っています。

さらに、「英語の佼成」として広く知られているように、「英検まつり」や「ニュージーランド留学・修学旅行」もますます活発になっています。その大きな「英語」という強みを軸とし、これからも「世界に開かれた佼成女子」を継続・発展させたいと思います。それらがやがて、建学の精神にもある「平和社会に貢献する」という力につながっていくと考えるからです。

これからしばらくは、日本中が困難な状況が続くでしょう。しかし佼成女子は、その困難を乗り越え、社会に貢献できる世界的な視野を持った、思いやりあふれる人材を育成します。そのために私はこれからも、生徒、保護者の皆さま、教職員を精一杯応援し続けます。

佼成学園女子中学高等学校 校長 山内日出夫

(やまうち・ひでお=福島県会津若松市、市議2期8年、市長2期8年、計16年を務める。公立大学法人「会津大学」の開学に尽力。その後、市政から離れ、「人づくりは教育から」の思いを胸に市立高崎経済大学に入学し、地歴・公民の教員免許状を取得。2009年1月に本校顧問、4月に副校長に就任。2010年4月1日より本校校長。)