入学式平成23年4月8日(金)、桜満開の日に、佼成学園女子高等学校の入学式が行われました。
震災の影響で規模を縮小しての開催とはなりましたが、晴れやかな表情の新入生181名を迎えて、日本の特別な年の忘れがたい入学式となりました。
皆さん、ようこそ、佼成女子へ!

入学式

毎年、講堂にて中学校高等学校合同の入学式が開催されるのが通例でしたが、震災の影響で講堂が使えず、今年は同日に中学校と高等学校に分け、時間をずらしての開催となりました。

先立って体育館にて行われた高校の入学式では、1階席と2階席の保護者の皆さまが誇らしげに見守るなか、少し緊張した表情の新入生181人が、新しい担任の先生の先導で入場しました。

まずは学校長の呼びかけで、全員による黙祷。東日本大震災で失われたたくさんの方々のご冥福を祈りました。そして入学許可。

山内校長訓示は、まずは新入生と学校との対話から始まりました。

「目を閉じてください。そして皆さんが入学したこの学校と、耳を澄まし、心を開き、話をしてください。あなた方がしたいことがあれば、学校に問いかけてください。この体育館や教室やすべての施設に、先輩たちの汗が、声が、想いが詰まっています。皆さんも、この学校でたくさんの体験をしていくうちに、先輩たちと同様に、この学校とたくさんの話ができるようになります。

学校とは皆さんにとって何でしょう。友達を作るところ、勉強をするところ、クラブ活動をするところ、みんなが来るから行くところ、いろんな考えがあるでしょう。私は皆さん方の先輩を見てきて、学校とは感動を作るところだと思っています。感動を得るのではなく、感動を作る。これは、先生の指図で動くのではなく、自分がこれをやりたいという思いで多くのことにチャレンジする姿勢を持って学校生活を送るからこそ、感動を得るのではなく、感動を作るという言葉がぴったりするのです。皆さんも、高校生活の中で、たくさんの感動を作り上げてほしいと思っています。

そんな皆さんに、ひとつだけ私の希望を述べておきます。それは、本校にいる間に『心の知恵』、『科学の知恵』の二つを身につけてもらいたいということです。勉強すればたくさんの知識を得られますが、その働きを決めるのは皆さんの心です。心に知恵をつけてこそ、知識は活かされてくるのです。『科学の知恵』とは、私たちの心が求める未知の世界を知るきっかけとなるものです。この二つの知恵をしっかりと身につけてこそ、皆さん方が描く夢に向かってはばたくことができるのです。

終わりに保護者の皆様方、将来、あのときに佼成学園女子高に預けて良かったといっていただけるように、最善を尽くしてお育て申し上げたい。そのためには、皆さんと私たちとがイコール・パートナーとしてしっかりとお嬢様たちを支えてまいりましょう」

入学式最後に、新入生代表による誓いの言葉が述べられました。

「本日私たちは佼成学園女子高等学校への入学を許可されました。私たちはこの学園の一員となることを誇りに想い、新たな学園生活をこの仲間とともに始められることを大変嬉しく思っております。
また、困難なことに出会ったときは、仲間同士で助け合って乗り越え、相手のことを思いやり、嬉しいときは一緒に喜び合えるような人になれるよう努力していきます。
学園長先生始めとする先生方や家族の期待に答え、いつも支えてくださっていることに感謝をし、充実した学園生活を送ることをお誓いいたします」

新入生と保護者の皆さま、ご入学おめでとうございます。

簡素な入学式となり学校としても心苦しくありましたが、余震が続くなど通常生活が制限されている現状を鑑みて、生徒をはじめとする参列者の皆様の安全を確保第一とさせていただきました。
そのような中で、新入生の皆さんが明るく入学して下さったことは、教職員一同の大きな喜びでした。新入生のこれからの3年間が充実したものとなるよう、応援していきたいと思います。

皆様のご理解ご協力をいただけたこと、心から感謝いたします。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)