book皆さんこんにちは。校長の山内日出夫です。
毎月1回、校長としての私の感想や考えを「山内校長の【和顔愛語】(わげんあいご)」として、当ホームページで発信しています。学校のこと、生徒たちのこと、世の中のことなどを織り交ぜながら、皆さんと何かを共有できればと思います。どうかよろしくお願いします。
第3回目の今回は、「『続けること』は偉大な才能である」ということ、と題してお伝えします。

毎朝、生徒も、教師も10分間の朝読書の時間が定められています。
この時間は全てが「読書」となります。たまに事情を知らぬ人等が、職員室でコピー機械等をいじっていると教頭先生から注意が及びます。
それだけ「朝読書の時間」を大事にしているのです。
「10分間」という時間は、毎日重ねていきますと、本の冊数で言えば結構な数をこなすことになります。

私の場合、この4月、5月、6月の月日で二冊を超えていますから、月一冊程度は読めるかも知れません。(早い、遅いは別にして)
この時間に読む本は、私は俗に言う「○○新書」といったものから、選んでいます。
話題に上ったもの、題名に惹かれたもの、学校に関するもの……雑多です。

朝読書
芽
この5月に読み終えた本の中に、印象的な文言がありました。
『「続けること」は偉大な才能である』というものです。
この本の著者は「才能には色々あるが、根源的なものとして、地道に、確実に、一歩、一歩進み続けることができるということこそが、最も素晴らしい才能だ」と言っているのです。
才能といえば、持って生まれた、何かを「閃く人」を想像しがちですが、「才能有り」とされる人からしても、当たり前のように一歩、一歩なのです。

今、学校の様子は全校挙げての「英検まつり」が終ったところです。
「英検まつり」と名づけられた勉強イベントは、毎年、春、秋の2回、朝のホームルームが終った後、「英語力」をアップさせる為に、授業を始めるまでの25分間、2週間にわたって毎日実施します。

その最終日には、各自が目標にしている「英検」を取得するための「英語検定試験」が待ち受けているのです。
校内見廻りをしますと中学生の教室からも、高校生の教室からも、鉛筆を走らせる音だけが聞こえてきます。
それは「英検」へ挑戦する者たちの意気込みの現れでもあるのです。

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「地道に、確実に、一歩、一歩進み続けること」が、「偉大な才能」であれば「英検まつり」は、「偉大な才能」を生む「モチベーション」ということになります。
学校では、生徒たちが「絶える間のない」時間を動かし続けています。

(佼成学園女子中学校高等学校校長 山内日出夫)