Sunflowers皆さんこんにちは。校長の山内日出夫です。
毎月1回、校長としての私の感想や考えを「山内校長の【和顔愛語】(わげんあいご)」として、当ホームページで発信しています。学校のこと、生徒たちのこと、世の中のことなどを織り交ぜながら、皆さんと何かを共有できればと思います。どうかよろしくお願いします。
第4回目の今回は、 「挨拶100%運動」と題してお伝えします。



「留学コース」の学校を選択するために、ニュージーランドの学校を訪問した時のことです。
廊下をしきるドアで、私たち訪問団と訪問先の生徒たちが鉢合わせをしました。どちらが先に進むか、お互いに一瞬戸惑いを見せた時、案内役の先生がすかさず生徒たちの進行を止められ、「お客様が先です」とぴしゃりと言ったのです。
生徒たちは、「はい」と返事をし、私たちに進行をゆずりました。
この時の様子が印象に残り、ニュージーランドで名を馳せている名門校の理由を垣間見た思いがしました。

Landscape And Clouds

本校では「中学学校説明会」が始まりました。中学受験直前まで行います。
お越し頂いた方々のアンケートにあった「本校の印象」のひとつに、「生徒さんたちが元気に『こんにちは』と挨拶をする声が聞こえてくるのが、とても気持良いものです」と書かれてありました。

本校の「建学の精神」には「挨拶」の重要さが説かれています。それは、この様なものです。
「礼儀ということですが、これは人間関係を和やかに保つうえに、どうしてもなくてはならないものです。人と会ったら『お早う』『こんにちは』と挨拶する。何かしてもらったら『有り難うございます』と感謝する……たったこれだけのことで、どれほど人と人の間が明るく暖かに保たれるか、はかりしれないものがあります……」

このことを具現化していくために、「挨拶100%運動」という名の運動を立ち上げ取り組んでいます。
「挨拶」は受け身ではなく、能動的に、そして明るく、積極的に行うものという精神に立っています。
先輩は後輩へ、後輩はさらなる後輩へ、「挨拶」という良き伝統を創り出すために頑張っている姿がそこかしこに起きつつあります。
最近ではアンケートに見られたように「こんにちは」という元気で明るい声が校内に響いています。

ニュージーランドの学校で見た生徒と教師のやり取りは、日常の中にこそ追い求める姿を創り上げる所作があるのだということを示しています。
「ひとつ、ひとつの良き出来事を丁寧に積み上げていく」そのことが、堅固な理想を築いていくことになるのです。

(佼成学園女子中学校高等学校校長 山内日出夫)