rose皆さんこんにちは。校長の山内日出夫です。

毎月1回、校長としての私の感想や考えを「山内校長の【和顔愛語】(わげんあいご)」として、当ホームページで発信しています。学校のこと、生徒たちのこと、世の中のことなどを織り交ぜながら、皆さんと何かを共有できればと思います。どうかよろしくお願いします。

第6回目の今回は、「女子力」と題してお伝えします。

女子力最近、やたらと「女子(じょし)」という名の付く世界に勢いがあります。
そのひとつに、流行語にまでなった社会現象としての「女子会(じょしかい)」なるものがあります。
辞書には、「女子だけが集まり、飲食をしたり、情報交換をしたりする会のこと」とあり、情報誌等によれば、働く女性の過半数が月一回以上「女子会」に参加しているとの調査結果が伝えられています。
先日、見ていたテレビのニュース番組までが、世論のトレンド(動向・流行)観測として、その存在の大きさ、影響度合いを扱っていました。
こうなりますと「女子会」は、いずれ(すでに?)市民権を得て、今まで以上にその存在感を示してくることになるでしょう。さらにその活動の幅や奥行きまでも、広さと深さを持つ様になってくると思われます。

soccerさらに、この「女子(じょし)」という名の付く世界の動きに、最近、一段とスピードを加えている女子たちがいます。
言わずと知れた女子サッカーの「なでしこジャパン」です。

FIFA女子ワールドカップで優勝を決めた際、彼女たちの活躍ぶりを示す新聞等マスコミの共通した表現は、あまりにも有名な「あきらめない」でした。
それは、「女子」という名の付く世界に大きな弾みをつけたと同時に、3月11日の被災者たちにとっても「希望」という強いエールにもなっているのです。
その後のロンドン五輪アジア最終予選での五輪出場決定は、さらにその勢いを多面的に増すものと考えられます。

green佼成女子卒業生に、大学生たちで創る「フェアトレード運動」の責任者になった女子がいます。
「フェアトレード運動」は、発展途上国の農産物、雑貨等を適正な価格で買い、消費することで、途上国の貧困解消や経済的自立を促す運動です。
彼女はスリランカの農村で援助活動を行い、この運動が大学生等若者たちへ広がることを願いながら活動しています。
きっかけは、佼成女子で取り組んでいる「アフリカに毛布をおくる運動」や文房具類等を途上国の子供たちにおくる「夢ポッケ運動」でした。

これら「女子会」にしても、「女子サッカー」にしても、「女子ボランティア」にしても、そこにあるのは「女子力」です。
「女子力」こそが、世界を変えることになるかも知れません。

(佼成学園女子中学校高等学校校長 山内日出夫)