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3学期終業式のご報告

3月23日(土)、平成最後となる3学期終業式が行われました。すでに卒業した高3、中3は不在ですが、SF実行委員会、乙女祭実行委員会も活動を開始。4月からの新学年に向けて、在校生も学校もすでに走り出しています。

 

■学校長訓話

3月16日に高3の卒業式が挙行され、先輩たちは美しく見事に学校を旅立ちました。大学入学定員厳格化のなかにあっても、高3生たちは努力の結果、すばらしい実績を残しました。なかでも、今年初めてロンドン大学に進学する卒業生が出たことは、とても嬉しいことでした。皆さんご存知の通り、本校は2014年からロンドン大学soas校と提携させていただいてきましたが、ロンドン大学に進学する生徒が出たのは初めてのことです。世界ランキングでベストテンに入るロンドン大学のようなところに入学し、後輩の皆さんに道を指し示してくれること、とてもありがたいことだと思います。

また、その卒業生を含む、皆さんの努力の結果も立派なものでした。英検の取得状況は、全校で現在1級が4名、準1級が38名、2級が152名という、すばらしい結果が出ています。これは、卒業生も皆さんも、自分自身の限界を超えた結果でしょう。

ではなぜ、こういうことができたのか。ひとつは、こんなことは無理だなどと思わず、高い目標を自分自身に掲げたこと。それから絶え間のない努力を継続すること。さらにクラスや所属するグループ、学年が、互いに励まし合いながら困難を乗り切ること。こうしたことが相まって、このような素晴らしい結果が出たのだということを申し上げておきます。

ひとつここで、あえて強調させていただきたいのは、大学や英検の合格、部活の大会での優勝など、こうした結果はもちろん重要ですが、それはその人の一面を表すに過ぎないということです。目標に向かって努力する過程で、人は人間的に大きく成長できるのです。21世紀を生きる皆さんには、その人にしかない人間力を高めてほしいのです。日々の家庭生活や学校生活を通して経験することが、人間力を徐々に育んでいくのだと思います。

例えば、笑顔で自分の方から相手にあいさつをすること、身の回りの整理整頓、人が見ている見ていないにかかわらず、ごみを拾ったり掃除をすること、周りの人たちに感謝をすること、相手の立場に立って思いやりの心を持つこと。まさに佼成学園の理念である5つの実践を行うことが、人間力の養成につながっていくと信じ、これからも、学校全体でしっかり続けていきたいと思います。

 

 

■ 表彰

・SF(スポーツフェスタ)実行委員、乙女祭実行委員の認証

・1か年皆勤賞

・第3回英語検定(希望者のみ受検)
準1級 10名

 2級 28名

準2級 25名

 3級7名

・八支部英語スピーチコンテスト 中学生の部 第2位

・中学ベネッセ学力推移調査 全国偏差値60以上 中1 5名、中2 3名

・高校生国際シンポジウム ポスター部門国際課題観光分野 優秀賞2名

・美術部 私学協会第8支部連合美術展 佳作 2名

・バトン部 バトントワールソロコンテスト世田谷区大会 上級金賞1名 中級金賞1名 初級金賞5名 入門金賞3名 計9名入賞

・ハンドボール部 東京都体育協会優秀選手 7名、東京都ハンドボール協会優秀選手8名、東京都高体連優秀選手及び東京都私学協会文化スポーツ活動賞 1名、東京都体育協会国大優秀選手 1名

 

■ 離任式

終業式の最後に、今年度をもって退任される先生方の離任式も行われました。皆様のこれからのご活躍を心からお祈りします。

 

4月には新しい後輩たちが入学してきて、初めて先輩という立場になる人たちもいます。その自覚をもって、楽しく有意義な春休みを過ごして下さい。

 

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)