ヤングアメリカンズ発表会今年もヤングアメリカンズの熱い夏がやってきました。
7月16日からの3日間のヤングアメリカンズ(YA)アウトリーチプログラムを受講した高校1年生たち。最終日18日(水)には、YAジャパンツアーメンバーと共にショーに出演、観客に届く素晴らしい歌やダンスを披露してくれました。
18日は朝からワークショップ、リハーサル、そしていよいよショー本番と、集中しっぱなし。そんな高1たちの、特別な1日をレポートします。

ワークショップ最終日
3日間続いたワークショップ最終日。高1たちは、今日も9時半から2時間のワークショップを受けました。2班に分かれて、舞台でキャラクターをつくること、歌詞の解釈などの講義を受けています。
手話の練習
プログラム最後の「If you hold on together」は手話付きで歌います。ほとんどの生徒が手話は初めて。「手話は美しい言語。適当にやったらいい加減にしゃべるのと一緒ですよ。姿勢よく、きちんと!」の言葉に、みんな真剣な顔に。
YAメンバーは20歳前後のアメリカ人が中心。今回のジャパンツアーは45名で来日しています。みんな若くとも受講者の心を開いて魅力を引き出す訓練を受けたプロフェッショナルたち。生徒たちの気持ちをのせていくのがとても上手です。
そして、本当に歌とダンスが好きで、どんな時でも音楽に合わせて体を動かしたり演奏したり歌ったり。
ワークショップ最後の20分は、YAへの質問タイム。「カップルはいるの?」「好きなシンガーは?」など次々に質問が。日本のアニメにものすごく詳しいメンバーがいたり、ご両親がYAで知り合ったというメンバーがいたりと、いろいろびっくりなことも。「どうしたらYAに入れますか?」という質問も出ました。最初はビデオ審査を受けるそうです。いつか佼成女子出身のYAメンバーが現れるかも?

休憩をはさんで、いよいよリハーサル。次のことを考えて動くこと、口を大きくあけることなどの注意が飛びました。そしてディレクターからの厳しい一言。「これが練習の最後のチャンスなんだよ。みんなやれること全部やれてるのかな?」
「みんなのシャウトはこんな感じだよ」とやって見せるYAメンバーたち。確かに声が出ていません。そんな注意を受けるたびに、みんなの声も動きも大きくなっていきます。
学年ごとにキャラクターが違うのも不思議なところで、今年の高1はシャイ。「ハジけたのはようやく今日の午前中くらいじゃないかしら?」とは、3日間見守ってきた井上教頭の感想。
それでもリハーサルが終わって次が本番というときに「緊張してる?」と生徒に声をかけたら「いえ、楽しみです!」と元気な返事が返ってきました。

YAリハーサル
YAリハーサル
YAリハーサル
YAリハーサル
そして迎えたショー本番。入口には練習風景の写真がディスプレイされ、保護者の方々が見入っていました。

第1部は、YAメンバーによるショー。ワークショップを受けた高1たちには、客席の最前列がプレゼントされました。ラフな格好から、ステージ衣装に着替えたメンバーたちはプロの顔に変身。生徒たちも、YAメンバーのホームステイを受け入れたホストファミリーの皆さんも、彼らの違った顔を見て大喜びです。ショーの最後には、「世界に一つだけの花」などの日本の歌を、美しいハーモニーで届けてくれました。

そしていよいよ高1が出演する第2部のスタート。客席の保護者の方々、教職員は心配ではらはらドキドキでしたが、そんな心配は杞憂。音楽のボックスを開けた瞬間から、客席はステージに引き込まれました。
リハーサルで転んでしまったところ、ソロで緊張しすぎたところ、そんなハードルを本番では次々クリアしていき、そして何よりリハーサルの時よりはるかにみんな生き生きして、身体も表情も大きく動いていました。

ショーも終わりが近づき、ディレクターのロスがスピーチ。
「初日は下を向いていた子たちが、今日は心を開いて持っているものを出し切ってくれました。今、みんなのハートはオープンになってますね。どう?気持ちいいでしょ?」

3日間のワークショップを見ていた山内校長からは、「言葉で言い表せないほど、とってもすばらしかったです。自慢の娘たちです!一人一人の顔がとっても輝いていました。みんな日々大きく変化してくれました。涙が出るほど嬉しい思いです。一人一人が主役です。感動をありがとう!ヤングアメリカンズの方々に感謝申し上げます」との大賛辞が送られ、会場からは共感の大拍手が沸き起こりました。

生徒たちからはYAチームにお花とお菓子のプレゼント。
生徒代表のクレアさんからは、英語で感謝のスピーチ。
「心の開き方を教えてくれてありがとう。この瞬間を忘れません。私たちはヤングアメリカンズが大好きです」

最後の歌は、全員で歌と手話による「If you hold on together」。
「ありがとうございました。おやすみなさい」のセリフで、1時間のステージは終わりました。

生徒たちはみんなやりきった笑顔、笑顔。それを見守る保護者の皆さんたちは、目頭を押さえていたり、感極まっていたりと対照的な表情が印象的でした。お子さんがアメリカのワークショップを受講し、ショーに出るという未知の体験をする過程を見守ってきた、そんな感慨かもしれません。

記念撮影教室に戻った生徒たちは、YAメンバーと写真を撮ったり、Tシャツにサインをもらったりして別れを惜しんでいました。

ホストファミリーになって下さったご家族にも、学校より心から感謝申し上げます。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)