おすすめ図書生徒の皆さんは、この夏、本をたくさん読めましたでしょうか。まとまった時間がある夏休みは、集中して本を読むのによい季節です。夏休みといえば、暑い部屋で汗をかきながらの読書を思い出す人は意外に多いのです。
国語力は、10代の読書で養われるといっても過言ではありません。また、文字の世界は想像力、集中力を高めてくれますし、本を読んで考えることは、自分自身との対話ともいえます。いろんな人の考え方を知ることにもなり、世界が広がり、人の気持ちがわかるようになります。
夏休みもいよいよあと10日を切りました。宿題にも、そして読書にもラストスパートをかけてください。

図書館佼成女子には毎朝10分の朝読書の時間や、読書作文の授業があり、きれいで明るい図書室は、校内でもカフェテリアの次に人気の場所。佼成女子には、生徒が読書好きになるベースがあります。
毎日たった10分でも、毎日必ず読むことでだいたい10日に1冊程度読めますし、読書が習慣となれば読書量はさらにぐんと伸びます。
ちなみに、佼成女子の図書館では、読書好きの生徒は月に10冊くらいは本を借りています。

現代には、ビデオやゲームといったたくさんの娯楽がありますから、毎日の中で読書に割ける時間も減っていますし、出版業界全体の売り上げから見ても、日本人全体の読書量は低下しているというのが現実です。
しかし、読書には他の楽しみにはない、たくさんのメリットがあります。
読書で養われる国語力は、すべての勉強の基礎となります。

「昨日今日読んだ本が、明日すぐ役立つわけではない。しかし、人間は、読んだことがない文章は書けません。英語にしても、訳した時におかしな日本語になってしまったら、それは国語の力の問題ですよね」とおっしゃるのは図書館担当の貞方先生。
「本を読むことは、国語だけの問題でなく、英語にだって、生活にだって関わってくると思います」(貞方先生)。

また、本を読むことで他の人の人生やものの考え方を知ることになり、それは、他人の考えや気持ちを理解することにつながっていきます。
例えば、こんな本の選び方もあります。ご両親が自分と同じ年くらいに好きだった本を聞いてみてください。学校で、先生や友達に好きな本を聞いてみてください。その本を読んで、ご両親や先生友達に感想を伝えてみてください。そうすることで、内容に対する理解だけでなく、その本を愛読していた人たちに対する理解も深まるでしょう。

図書館受験に入れば、読書時間をねん出するのはだんだん難しくなります。
「本当は本をたくさん読みたいのに、図書館になかなか来られないんです」という生徒。また、それほど読書好きではなかったのに、推薦で進学が決まって時間ができ、はじめて読書に夢中になる生徒。人それぞれ、読書のタイミングがありますが、時間が取れるうちに、良い本がそろっている図書館が身近にあるうちに、できるだけたくさんの本を読んで、心の財産にしてほしいというのが学校の願いです。

夏休みの図書館は、現在は午前中まで。8月27日からは午後4時まで開館しています。登校したら、図書館に立ち寄って本を1冊借りてみてください。
本の選択に困ったら、山内校長もアドバイザーとして頼りにしている図書館の二人の先生に相談してみてください。きっとよい本を選んでもらえます。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)