図書館 読書の秋暑かった夏もようやく終わり、読書の秋がやってきました。
校内では中学の中間試験、英検、高校の中間試験と続く10月ですが、生徒の皆さんには時間を上手に使って、読書を楽しむ時間も持ってもらいたいものです。
乙女祭でも古本市で人気だった図書館では、新しく「理科女子」コーナーもできました。


古本市佼成女子の中学棟にある図書館は、とても明るくて気持ちの良い場所です。子供たちの読書離れ、活字離れと言われる昨今ですが、図書館では図書委員も司書の先生も、生徒たちに楽しく読書をしてもらいたいと、広報誌を出すなど、いろんな工夫をしています。
先月行われた乙女祭、図書館では恒例の古本市が行われました。本や雑誌のバックナンバーが20円から100円で買えるとあって、毎年大人気です。たくさん買い込んで嬉しそうな顔のお客さんの姿がたくさん見られました。
生徒や学校関係者だけでなく、近隣の方々も来てくださっているようで、中には「息子もそろそろ年齢的に来たがらないかと思ったら、古本市だけは行きたいってついてきたんですよ」とおっしゃる近所のお子さん連れのお母さまも。
今年は雨にもかかわらず、売り上げは4万円弱にもなり、図書委員たちは準備をがんばったかいがあったと、大喜びでした。

実験教室さて、最近は理系の学部で学ぶ、もしくは理系を目指す女子のことを「リケジョ」と言います。先月行われた乙女祭でも、アトラクション部門の高校1位は、2-Aの「実験教室」。身近な材料で、スライムやアロマキャンドルや葉っぱの栞を作るという、まさにリケジョな企画で人気を呼んでいました。


実は、佼成女子図書館でも、増えつつあるリケジョのために、「理科女子」というコーナーができています。
「例えば、今年5月の25年ぶりの金環日食のときは、学校も観察のために授業時間を変更し、理科の先生方が早くから専用グラスの作り方を教えてくれたりして、とても学校全体が盛り上がりました。生徒たちはもともと宇宙には関心があります。知りたいと思ったタイミングで、そういう本が図書館にあればいいなと」(図書館担当 貞方先生)

「理科女子」コーナー理系の本というと専門書というイメージですが、図書館の理系女子コーナーには、読み物や絵の多いもの、または身近なものでできる実験など、中学生でも手に取りたくなるようなものを集めています。また、古くなった理系分野の本も、少しずつ新しくしているところです。コーナーの本を手に取って嬉しそうにしている生徒もいて、理系女子コーナーはどうやら静かに浸透しつつある様子。
専門のコーナーができれば、生徒も図書館の先生に本のことをたずねたり、希望を言いやすくなるようで、司書の先生に、より専門的な本を求めて「素粒子の本はないですか?」などと聞いてくる生徒もいるそうです。

「理系の本と一口にいっても、元素記号、エネルギー、宇宙、地震と幅広いです。いろんな分野があるんだということが生徒に伝わればいいなと。数学の本ももう少し増やす予定です。そうやって生徒たちが求める本に出会える図書館になっていきたいですね」(貞方先生)

おすすめ図書コーナーさて、読書の秋。図書館のおすすめ図書コーナーもリニュアルし、図書館に入ったときにパッと新しい本が目に入るように、展示面積も広がっています。生徒たちが読みたがるのはやはり小説が多く、最近では「神様のカルテ」の新刊や、「おおおかみこどもの雨と雪」が人気。メディアミックス作品はやはり人気で、映画化されたような作品は、事前にお知らせしなくとも、すぐに貸出されるとのこと。

「このたび先生から寄贈していただいた『地球人ライブラリー』というシリーズがありまして、間もなく貸出しを始めます。これはたいへん素晴らしい本で、内容も和漢洋、フィクション、ノンフィクションと名作が網羅されています。リケジョの入り口にいる生徒にも面白い本だと思いますよ」(貞方先生)

先入観を持たずに雑読できるのも、頭のやわらかい10代のうち。
様々な良書がそろった佼成女子の図書館。気軽に立ち寄って下さいね。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)