中3ニュージーランド修学旅行10月13日(土)~20日(土)の8日間、3年生69名(3名不参加)でのニュージーランドへの修学旅行が行われました。
天候には比較的恵まれ、行程をほぼよい状態で実施することが出来ました。

1日目。
午後4時30分に成田空港第一ターミナルへ集合。当日は、遅刻する生徒もなく、保護者の方・学校関係者に見送られながら、オークランド空港へ向け旅立っていきました。離陸時には大きな歓声が上がり感動的な一場面が見られました。約10時間後、北島北部の都市オークランド空港に着きました。

2日目。
到着ロビーでは、現地ガイドのアンナさん・ジャスティンさんたちが出迎えてくれていました。直ちにバスに乗り込み、歴史や文化に触れ、英語教育の成果を試すニュージーランドでの活動が開始されました。ガイドさんによる英語でのシャワーを浴びながら、市街地を通ってロトルアへ向かっていきました。その間に、山並みを幾重にも越え牧草地が続き、時間は「ゆったり」と流れているようでした。街路樹には桜の花が咲き、木々の梢には青葉が茂るという日本の春先の装いを見せていました。

中3ニュージーランド修学旅行アグロドームでの羊・牧羊犬のショーを見学し、ロトルア湖畔を眺め、ホテルへ向かって行きました。
ホテル着後の夕食では、ハンギ料理を食べ、マオリ文化を全身で感じられる神聖な踊りや唄の迫力満点のマオリショーを見学しました。ホテル周辺は温泉地とあって硫黄の匂いが漂っていました。

3日目。
テプイアでの先住民マオリ村の展示場や間欠泉の見学。勢いよく吹き上げる間欠泉には遭遇できませんでしたが、白煙が立ちのぼる見応えのある光景でした。
ワイトモ洞窟見学では、クラス毎に「Go the Distance」の歌を唄い、「土ボタル」の観賞をして酔いしれました。「土ボタル」は、岩場に生息し、青々とした光を放っています。とても見応えがあり、まるでプラネタリウムを見ているような感じでした。暗闇の中でボートに乗り込むと皆静かに観賞することができました。

午後3時頃、ケンブリッジの競馬場に到着。既にバスが着いた時には、多くのホストファミリーが到着していました。生徒の不安は隠しきれず動揺している様子が見られましたが、対面を済ませた後は、笑顔となって、手慣れたファミリーの方と一緒にファームへと移動していきました。

4日目。
ファームステイ。

中3ニュージーランド修学旅行5日目。
朝から晴れ、比較的穏やかな天候でした。競馬場では、みんな別れの感慨も一入で涙を流したり写真を取り合っていました。
宿泊先のホテルへ行く途中、車中で班ごとに体験を報告してもらいました。軽作業、乳搾り、ショッピングなど、いろいろと楽しい体験や感動を得ることが出来たようでした。特に、英会話力の足りなさを痛感した生徒も多くいたようでした。

ピーチグローブ校(中学校)への到着後、挨拶。1組の塩瀬花蓮さんに本校からのプレゼント[木彫りの神楽面]を英語でスピーチしてもらいました。その後、プログラムに沿って、1名のバディーが2名の生徒を連れて、授業見学・体験、施設見学をさせてくれました。
午後からは、現在ダイオセサンに留学中の高校2年の2名から留学に関する話を英語でスピーチ。主な内容を日本語でも伝えてもらいました。とっても流暢に英語を話し、素晴らしいメッセージでした。
最後に、閉会式が行われ、本校からは音楽の授業で練習してきた「Go the Distance」の歌を披露し、とても喜んでいただけました。

6日目。
オークランド半日観光。昼食は、レストランからランギトト島やノースヘット(山)を間近に望むマキューズレストランでの食事でした。
オークランド大学では、大学生が一名つき、キャンパス内をクイズ形式で各班ごとに案内していただきました。最後に答え合わせをし、優勝した班が「SOUTHERN CROSS」の写真をいただきました。本校からも「SF Tシャツ」をプレゼントし、とても喜んでいただきました。

7日目。
オークランドでの班別市内自主研修。班の協力が問われましたが、トラブルもなく、12の班がそれぞれに力を合わせ、乗り物を使っての研修課題を無事に果たしました。全員がきちんと約束を守り集合時間に帰館チェックできたことは立派な行動でした。

最終日。
ニュージーランドの地に別れを告げ、オークランド空港から一路成田空港へ向け、旅立ちました。窓から見える外の空を見ながら、「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」という歌を思い出しました。これは江戸後期の米沢藩主・上杉鷹山が家臣に対してうたったものといわれています。「不可能だとみんなは言っているが、それはみんながやろうとしないからだ。やろうと思えば、たいていのことはやれるもの」ということを言っています。ここで大切なことは、自分自身に負けず、若い君たちは多少好まないものでも、先ずは我慢して挑戦してみるという努力が大事です。身近な人との交わり、出先での人との出会い、ふれあいを大事にしてこそ己の成長があります。辛いことも自分を鍛えるチャンスなわけです。ニュージーランドという英語圏の文化の中で貴重な時間を過ごし、何が自分にとって大事なことで、何が自分に足りないものであったか少し分かったかと思います。このような体験が出来たことを、最も身近にいる家族に感謝しましょう。そして、この経験が最終学年として満足できる総仕上げへとつながることを期待します。

(文責:中学3年1組担任 在原久雄)