合唱コンクール1月26日(土曜日)、本校講堂にて1年の最後の行事、合唱コンクールが行われました。
佼成女子の合唱コンも、今年で7回目。高3と高1の留学クラスを除いた全クラスが参加、9月の乙女祭後からコツコツと練習を重ねてきた成果を見せる舞台です。
年々見に来てくださる保護者の方々も増え、当日は保護者席だけでなく、2階のギャラリーまで埋め尽くされました。


合唱コンクール1週間前から生徒たちは校内放送で、自分のクラスの良さ、練習風景をアピールしてきました。そして教頭や音楽科専任の先生方からの客観的なアドバイスも受け、ブラッシュアップを重ねてきました。いよいよ合唱コンクール当日。4か月のクラス練習の成果を出しきる日がやってきました。

司会は生徒会役員の栃林さん、吉田さん。開会宣言は生徒会長の山口さん。インフルエンザ対策で、来客保護者含む全員にマスク着用のお願いがありました。
曲目の掲示は今年から電子黒板を利用しました。

前半の中学の部は課題曲の「Imagine」と各クラス選曲の自由曲、後半の高校の部は自由曲のみ。
審査の観点は、以下の4つです。

  1. 声、ハーモニーは美しいか
  2. 感情表現は豊かか
  3. クラスとして一体感はあるか
  4. 歌唱態度(入退場・服装等の風紀面)

また、合唱前にはクラス代表によるスピーチがあります。
この日は審査員として、二期会所属の声楽家である白川恭子先生、酒井理事長にもおいでいただきました。
山内校長の挨拶、審査員紹介が終わり、いよいよ中学の部のスタートです。
中学では本番1週間前に全クラスによるリハーサルを行い、自分たちの現段階での力を客観的に知る機会となりました。例年、リハーサル後のクラスの発奮で勝敗は大きく変わっています。

円陣を組むクラス
各クラスは発表前に、代表者が自由曲の紹介やクラスのアピールを行います。その間に円陣を組むクラスも。(写真は2年A組)
合唱部
中学の部が終わり審査を待つ間に、合唱部によるステージ。進路が決定した高3の部員も舞台に上がってくれました。曲は「fight」「Hollo,my friend」「地球の鼓動」。
審査も終わり、講評のステファン先生は英語で「毎日毎日、みんなが楽しい時も難しい時もトラブルの時も、ギブアップせずにみんなで練習を続けているのを見てきました。私はドキドキしながら中学生の6クラス12曲を聞いて、今マラソンを終えた気持ちです」と語り、さらに学年別に講評をいただきました。
ステファン先生
3年2組
さて、中学の部では3年2組が金賞と最優秀指揮者賞を勝ち取りました。歌がしっかり自分たちのものになっており、合唱、指揮者、伴奏者が一体となった、まさに「聞かせて」くれた、文句なしの金賞でした。
2年1組
クラスメイトや担任の先生への感謝を伝えてからステージに立った2年1組が、2年生ながら銀賞を獲得。少人数クラスながら豊かな歌声で歌詞を大事に観客に聞いてもらおうという気持ちが伝わってきました。
3年1組
銅賞と最優秀伴奏者賞の3年1組は、インフルエンザによる10人以上もの離脱で練習に支障をきたし、本番でもステージの人数がさびしかったのですが、発声練習に時間をかけただけあり、休んだ人の分までしっかり声が出ていました。
【中学の部 結果発表】
金賞 3年2組「手紙」
銀賞 2年1組「あなたに」
銅賞 3年1組「証」
最優秀指揮者賞 3年2組 笹川真優
最優秀伴奏者賞 3年1組 相場叶
高校の部の前の休憩時間の間に、保護者席も中学から高校の保護者に交代。一家でお越しになるご家族も多く、小さなお子さんもお行儀よく聞いてくださっていました。

白川恭子先生高校の部の発表が終わり、講評は外部審査員の白川恭子先生。コンクールにおける選曲について、ぜひ来年にいかしたいアドバイスをしてくださいました。
「プロのコンクールでも、例えば高音から低音まで声をフルに使ったり、ピアノの伴奏が重厚で派手だったりすると審査員もついつい加点をしてしまいます。また、好きな曲と声質に合う曲も違います。観客の心にインパクトを与えて次にどんな曲が来ても負けない印象をつくる。そんな選曲を考えてみてもいいのではないかと思いました。歌う人は楽器、指揮者はマジシャンです。ピアニストは二つが作っているものにすてきな風景をつけるアーティストです。これらが三位一体となって作り上げるもの、それが合唱です。」

1年A組
金賞は、1年A組。1年生ながら、「蒼鷺(あおさぎ)」という難曲を見事に仕上げてきました。伴奏者含む15人以上がインフルエンザでいない状態で練習を続け、当日も最後の最後まで合わせる努力が実を結んだ結果の金賞といえます。
2年E組
銀賞は2年E組。1年間の留学から昨年12月に帰って来たばかりの留学クラスです。留学クラスは練習期間が最短であるにもかかわらず、ここ3年ずっと入賞を果たしていますが、これも留学で培った団結力、英語で鍛えられた発声と伝える力の成果でしょう。
2年B組
銅賞及び最優秀指揮者賞は2年B組。丁寧で誠実な歌とダイナミックな指揮、楽譜を置かずにコーラスを見ながら全身で合わせるピアノ、これも三位一体感を感じる舞台でした。
【高校の部 結果発表】
高校の部
金賞 1年A組「蒼鷺」
銀賞 2年E組「You raise me up」
銅賞 2年B組「いのちの名前」
最優秀指揮者賞 2年B組 廣石由基
最優秀伴奏者賞 1年C組 近桃音
表彰
表彰

賞状とトロフィーを受け取る中学生、高校生。残念ながら受賞を逃したクラスも、来年の発奮を期待します。今年の合唱コンにも、上手になるヒントがたくさんありました。

保護者の方々生徒たちは、朝、昼、放課後と練習を続け、今日の舞台で努力を結実させました。しかしそれは、朝練習のための早めの登校に生活を合わせてくれたご家族の協力があってこそ。山内校長からも、保護者の方々への朝練ご支援のお礼がありました。最後に保護者の方々からは、がんばった生徒たちに立ち上がっての大きな拍手をいただきました。

毎年この時期にはインフルエンザが流行しますが、今年は特に欠席者が多く、中には10人以上というクラスも。しかし結果を見ると、「欠けてしまった人数を舞台に上がったメンバーの分まで歌おう」という意欲を見せたクラスのステージが素晴らしかったように感じました。
早朝からご来場いただきました保護者の方々、本当にありがとうございました。
行事ごとに達成感を得て、それを自信にまた日々成長していくお子様たちを感じていただければ、嬉しく思います。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)