5月13日(月)、第8回スポーツフェスタ(SF)が行われました
行事が大切な意味を持つ佼成女子において、新入生には初めて先輩たちとかかわって共に作り上げる行事、そして高3にとっては自分たちがまとめ役となる最後の行事となります。
午前9時のスタート時には小雨も感じられるような曇り空でしたが、午後には青空も見え、最後の騎馬戦が終了した時には、生徒たちのやりきった笑顔、感極まった表情でグラウンドはいっぱいになりました。

10日の土曜日の予定が雨天順延となり、月曜日開催となった今回のSF。
平日開催ということで、保護者の方々のご参加が危ぶまれましたが、ふたを開けてみたら保護者席は徐々にいっぱいになり、恒例の綱引きにもたくさんご参加いただけました。
SFは、全校の生徒が赤組白組に分かれて勝敗を競い合います。クラス単位だけでなく、中高一緒の競技もあり、また赤白の応援合戦もあり。さらにSF実行委員、執行委員、応援団は、役割を持って協力し合います。
練習やミーティングを重ねることで、クラスが一つにまとまり、また学年を超えて先輩や後輩の顔や名前を憶え、校内での人間関係を作っていく第1歩ともなります。

今年のテーマは「いつ戦(や)るか? 今でしょ!!」。
TVCMで話題になっている言葉と組み合わせて、生徒の印象に残ることを狙いました。
さあ、朝や昼休みを削って練習してきた、その成果を発揮する時がきました。

開会宣言
生徒会長山口さんによる開会宣言。「1年生は先輩方の有志をしっかり見て、3年生は悔いの残らないSFにしてください」
選手宣誓
SF実行委員朝井さん、赤組応援団長土屋さん、白組応援団長岡島さんによる元気いっぱいの選手宣誓。
山内校長
山内校長からは、「あいにくの曇り空ですが、皆さんの勢いでこの雲を吹き飛ばして下さい」
自校体操
45年の伝統を持つ自校体操。毎年、新入生も1学期の中間試験までに覚えます。2年前に音楽も変えて、さらに動きやすくなりました。
棒引き
最初は赤白対抗による頭脳戦の「棒引き」。
食って! 走って! ポンポコリン!!
借物探しが意外にも大変だった「食って! 走って! ポンポコリン!!」。
いかだ流し
流れるような動きが美しい高1の「いかだ流し」。
台風の目
新入生は入学式翌日の合宿から練習してきた中学全クラスによる「台風の目」。
先生との障害物レース
紅白対抗「愛の力で乗り越えろ! 先生との障害物レース」では、くじ引きで指定されたポージングを。
選抜リレー
クラス対抗「選抜リレー」はシンプルなだけに応援に力が入ります。
後援会
今年も麦茶を差し入れて下さった後援会の皆様。ありがとうございました。
応援合戦
赤白対抗「応援合戦」。応援団が練りに練った音楽に合わせてノリノリの応援ダンス。
応援合戦
音楽も数曲を組み合わせて見事な編集でした。
大玉送り
お天気も回復し、青空に大きな赤玉、白玉が映えていた、赤白対抗「大玉送り」。
綱引き
そして、保護者対抗「綱引き」には先生も助っ人に。
クラブパフォーマンスリレー
「クラブパフォーマンスリレー」。各部がアピールをしながら一周します。得点に関係ないので、一転して和やかムード。
大縄跳び
高2の「大縄跳び」。クラス全員で気持ちを合わせて。
ムカデ競争
高3「ムカデ競争」は担任の先生が伴走。クラスのベストを更新し、勝敗とは違うところで先生と喜び合う姿も見られました。
追っかけ玉入れ
赤白対抗「追っかけ玉入れ」は、先生が背負ったゴールが走って逃げます。
騎馬戦
そしてSFの華、「騎馬戦」は、今年は体力よりも頭脳戦が目立ち、校長先生もほめて下さった名勝負となりました。
成績発表いよいよ成績発表。祈るように得点版を見つめる生徒たち。
そして結果は赤組657点、白組717点で白組勝利!白組生徒の喜びが爆発した瞬間です。

校長先生からは、「勝敗を争うわけですから勝利の女神がほほ笑む場面も残念な場面もあります。しかし赤も白も立派に戦い抜いて、多くの感動を多くの人たちに伝えてくださいました。これほど素晴らしいものはありません。」とのお話をいただきました。

会場の大きな声援を受けて壇上に立った赤白応援団長2人の表情には、それぞれ感極まった気持ち、悔しい気持が現れていました。
勝者の白組応援団長岡島さんからは、「午後から赤組が強くて弱気になっていたけど、みんなが頑張ろうって言ってくれてすごく助かりました。白組の皆さん、本当にありがとうございました」。
赤組応援団長土屋さんは「今の気持ちはすごく悔しいです。でも、こうやって没頭できるものを見つけて毎日充実していて、みんなにも頑張りをもらって、私はこの応援団をやれて幸せでした」
最後に赤白応援団長から、SF実行委員の皆さんに感謝の言葉がありました。「皆さんがいなかったらこんなにすごいSFにはならなかったと思います」。

なぜ佼成女子の生徒たちは、SFを初めとする行事にこんなに一生懸命なのか。朝も昼も放課後も練習するのか。勝ち負けで真剣に泣いたり笑ったりするのか。入学して1か月半の新入生たちは、最初は不思議に感じたかもしれません。

中学でも高校でも、卒業式の送辞でよく聞かれるのが、先輩方へのあこがれと感謝の言葉。「SFで先輩方がいち早く三人四脚の練習を始める姿を見て、私たちもやる気になり、練習ではアドバイスをたくさんいただきました。(中略)私達にはまだ、先輩方のような行動力や団結力はないかもしれません。でも、今度は自分たちなりの力を見出し発揮できたらいいと思っています。」とは、今年の中学卒業式の送辞の言葉です。
上級生の背中を見て、SFを実際に経験して、自分もあんなふうに一生懸命できたらいいな、最後にはみんなと一緒に喜びたいな。次はもっとがんばろう、と感じてもらえたらと願います。

こうして第8回スポーツフェスタは、幕を閉じました。SFの運営にかかわった委員会、応援団、生徒会が一体となった素晴らしいSFでした。
会場では目立たなくても、次の選手をきちんと誘導し、ラインが薄くなったら素早く線を引き、違反があったらフェアな審判をする生徒たちもいました。
一人一人が役割をはたして、見事な大会ができました。

スポーツフェスタの教育方針をご理解いただき、ご協力いただきました保護者の皆様、心からの声援を送ってくださったご来場者の皆様、お騒がせしました学校近隣にお住まいの皆様、本当にありがとうございました。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)