Heart東日本大震災以後、2年5か月近く経ちました。佼成女子では募金活動による義捐金寄付、千羽鶴での供養など、その都度できることを探りつつ、可能な限りできることを実施してきました。

佼成学園の設立母体である立正佼成会「心ホットプロジェクト」の要請及び協力もあり、昨夏は被災地である岩手県に「吹奏楽有志のボランティアと追悼のツアー」を実施しました。学内では昨年、当初「吹奏楽キャラバン」ということで企画が立ち上がりました。訪問の結果は「追悼」の意義が大切でそれが実感できたとの感想が多く寄せられました。

今夏は宮城県にて「追悼の演奏ツアー」という名称で実施することになりました。全校生徒で折った千羽鶴も供えることにしています。
日程は8月20日(火)から22日(木)で、主な訪問地は、南三陸町防災対策庁舎、大川小学校、閖上日和山供養塔です。現地での交流は蛇田中学、女川町町民総合運動場仮設住宅、愛島東部団地仮設住宅で行います。

吹奏楽部昨年の記事からです。
『「ボランティアは、世間の関心が薄れてきてしまう2年目3年目が大切。そして、押し売りであってはならないと、生徒たちには伝えています」と、吹奏楽部副顧問松本先生。生徒たちは、中学・高校生である私たちが被災地のために何かできることがあるとすれば、今の生活が恵まれていることに感謝すること、被災地を忘れないことであろうという気持ちで生活してきました。ようやく被災地に行ける機会を得て、「私達には、被災地の方々の悲しみの一部もわからないだろうから、少しでも役立てるよう、せめて来てくれて嬉しかった、楽しかったといっていただけるように、一生懸命演奏します(吹奏楽部一同)。」』


そんな吹奏楽部の部員たちは一年経過して、ワンステップ階段を登ることができたのです。今夏のコンクールにおいて、昨年に続き金賞(参加75校中)を受賞するとともに、金賞の上位12校に入り、9月に行われる都大会進出という結果になりました。
コンクールは今年も「響け!復興のハーモニー」のテーマで開催されました。
顧問守屋嘉代先生の指導と、松本一禎先生(副顧問)指揮のもと、
課題曲:Ⅲ 復興への序曲「夢の明日に」、
自由曲:楽劇「サロメ」より七つのヴェールの踊り、を演奏しました。
本校吹奏楽部ミュージックアドバイザー林康郎先生(東京佼成ウィンドオーケストラ出身)も日々部員と一緒に活動してくださっています。また、今回は自由曲の編曲もして下さいました。
課題曲の『復興への序曲「夢の明日に」』は、「被災地に届け」へという意気込みが感じられた演奏でした。(第53回東京都高等学校吹奏楽コンクール結果

また、教育研究家本間勇人氏のブログ「私立学校研究」では、「佼成学園女子のできるコト 終戦の日に」として「不安から希望へ。戸惑いから覚悟へ。今日この日、佼成学園女子生の偉業を戦争と被災の犠牲になった方々に見守ってもらえるように祈りたい。」と書かれています。

8月20日(火)7時15分に吹奏楽部員と引率教職員が出発します。
現地での様子は、ホームページにてご報告させていただきます。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)