9月21、22日の土日、佼成女子の学園祭である「乙女祭」が開催されました。
2日間ともまぶしいほどの晴天に恵まれ、来場者数も両日合わせて1671名と、過去最高の入場者数。
母校や後輩たちを懐かしんでOGの皆さんもたくさん来校され、校内や校庭ではいたるところに笑顔があふれていました。
今年のテーマは、「To Be(トゥービー)~未来へ~」。
“将来自分はこうありたい”、“~になりたい”といった、生徒たちの未来に向けての意志が込められています。

クラス制作のカラフルな垂れ幕が、風にはためいて、青空に映えます。乙女祭ではそれぞれの部門審査で成績が発表されますが、この垂れ幕も審査対象。

今年のテーマ「To Be(トゥービー)~未来へ~」は、舞台に、アトラクションにとそこかしこに展開されていましたが、校庭にはこんな To Beが。全校生徒教職員が夢や目標を書いたカードを持った写真をレイアウトしたもの。保護者の方々が興味深げに見入っていました。
3-1 の「SHADOW PICTURE」は、家族の移り変わりをテーマにした影絵。人間だけでなく車や衣装も演者が表現。シーンが変わって次の絵に変化するまでをもスムーズに美しく見せてくれました。
3-2「KOSEI GIRLS COLLECTION」は、過去現在未来の3つのパターンの衣装を制作、みんながモデルとなってランウェイを歩きました。映像も音楽も影までも一体となり、まさに全員が主役!
1-FG「KGGS 歌とダンス」は、来年1月からの留学をひかえたF、G組の合同による歌とダンス。セリフはすべて英語で。お見事でした!
1-A「GIRLS IN THE SHADOW」は、カップルの歴史を影絵で表現。2週間前にようやくまとまったというこのパフォーマンスは、シルエットで見せるダンスが新鮮でした。

3-1 の「SHADOW PICTURE」

1-FG「KGGS 歌とダンス」
2-1の「まさおじさんの空飛ぶ教室 宝探し」。風船の中に隠れている何かを探せ!
2-B「二B一揆」は五感を使った5種類のゲーム。闘茶ではお茶の種類を当てます。
2-Dの「お化け屋敷」は、迫力ある怖いナースがご案内。30分待ちの人気でした。

2-2「(有)亜梨須製作所 人探し」

2-B「二B一揆」
3-Eの「ホットク」。生地から手作りした自信作。これも早々に売り切れ!

毎年吹奏楽部とのコラボが大人気の書道部ですが、今年は吹奏楽部が都大会出場で不在のため、合唱部、バトン部、美術部との豪華コラボが実現。会場からは拍手喝采でした。

ダンス部

演劇部

合唱部

書道部と合唱部、バトン部、美術部のコラボ

軽音楽部

バトン部

茶道部

図書館

焼きそば

喫茶コーナー

グローバルセンター

受験相談会
コンテスト結果は、次のとおりです。
■舞台発表部門
中学部門:
1位 3-1 「SHADOW PICTURE 影絵」
2位 3-2「KOSEI GIRLS COLLECTION ファッションショー」
高校部門:
1位 1-FG「KGGS 歌とダンス」
2位 1-A「GIRLS IN THE SHADOW 影絵」
さらに、オープニングセレモニーを盛り上げてくれた1-Cに特別賞が贈られました。
■コーナー部門
中学部門:
1位 2-2「(有)亜梨須製作所 人探し」
2位 2-1「まさおじさんの空飛ぶ教室 宝探し」
高校部門:
1位 2-B「二B一揆」
2位 2-D「お化け屋敷」
■食品部門
高校部門:
1位 3-D「ハンバーガー」
2位 3-E「ホットク」
■垂れ幕コンテスト
中学部門:
1位 3-2「KOSEI GIRLS COLLECTION ファッションショー」
2位 2-2「(有)亜梨須製作所 人探し」
高校部門:
1位 3-E「ホットク」
2位 3-C 「クレープ」
クラスごとにグラウンドの袖の方から中央にむかって歩いてくる間に、クラスの代表が読み上げるメッセージを聞きながら、みんながわずかの間に笑顔になったり涙ぐんだり。毎年、高3の生徒たちが「あとわずかでこの佼成女子を卒業するんだ」という実感がわくのは、この「扇の舞」を舞う時ではないでしょうか。

最後の整列がほどけた高3たちは、いつの間にかクラスごとに手を繋いで輪となり、先生も一緒に大きな笑顔でぐるぐる回り続けていました。
山内校長からも、「一つ一つが完成度の高い、素晴らしい乙女祭でした!」との閉会のあいさつ。
そして最後に文化祭実行委員長の有本さんからは、関係者への感謝と、「今年の乙女祭は楽しめましたか?私も楽しかったです!」との言葉が。
まさに、どんなに準備が大変でも、みんなのびのびと楽しんでいたという印象の乙女祭でした。
保護者の皆さま、OBの皆さま、当日ご来場いただきました皆さま、生徒たちのホスピタリティは感じていただけましたでしょうか。
また、2日間お騒がせしたご近隣の皆様、本当にありがとうございました。
後援会、同窓会、カフェテリアの方にもたくさんのご協力をいただきました。多くの人に支えられてこそ開催できる乙女祭です。最後に、改めて皆様に感謝申し上げます。
海外帰国生教育研究家:鈴木裕之先生が乙女祭の模様を取材して下さいました。
「21世紀教育を創る会」のHP(佼成学園女子 コラボレートする「心」を鍛える (1)、 (2))に掲載されています。
(佼成学園女子中学高等学校 広報室)