創立記念式典佼成学園創立記念日の9月7日(土)、ご来賓、男女両校の生徒、教職員が集合し、今年も創立記念式典が創立母体所有の大聖堂にて行われました。
佼成学園も創立59年、来年にはいよいよ60周年を迎えます。

今年もご来賓、男女両校の生徒、教職員が集合し、佼成女子生徒(高3木村有希)によるパイプオルガンの演奏に乗せて、創立記念式典が始まりました。
司会進行は男子校、女子校の生徒会長がつとめました。

酒井理事長からは、日本や世界各地のお釈迦様の像の様々な表現からこの大聖堂のお釈迦様の立像の意味などを教えていただきました。
また、庭野学園長からは、改めて佼成学園の建学の精神である「行学の二道を励み候べし」について、論告をいただきました。
「人間は昔からずっと先人に学び、文明が発達、発展してきています。行学の行は実践、学は学ぶですが、そのときに重要なのが、縁(えにし)です。仏教では、縁に従っていろんなことを学んだり実践していきなさいと言います。人を愛することも、人類とか世界とかという大きなことを言う前に、まず自分の家庭や隣人から始めていくことが大事であると教えられています。キリスト教にも、これと共通する“隣人を愛せよ”という言葉があります。
人類、世界をどうするかの前に、家族や隣人に親切にしなさい、愛情を持ちなさい。行学も身近なところから実践したり学んだりすることが大事である。私は行学二道をそのように考えています。
今日はこうして佼成学園の若い人たちがたくさん集まっています。私達人間はどのような目標を持って生まれてきたか、それは大きな問題です。人間に生まれたからには、人格を磨くということが大事なのだと、私は教わりました。これは、経済的に豊かになるとか、社会的な地位や名誉の問題ではなく、自分が人から喜ばれる人間であるか。それが人格のある人間ということです。それは“行学二道”の、実践、学問の両方兼ね備えた人になっていくということも意味します。人格を磨いていくのが大事なことなのです。若い皆さんにぜひ、このことを考え続けていただきたいと思います」
最後に学園歌を斉唱し、記念式典はつつがなく終了しました。

創立記念式典佼成女子の、昨年の創立記念日からの1年間の活動を振り返ると、「吹奏楽部の東日本大震災被災地への追悼ツアー(昨年は岩手県、今年は宮城県)」、また今年の夏は「日本スリランカ青少年交流プログラム」に15名が参加、毎年行われている「ゆめポッケ」ボランティア隊への参加などもあり、日本または世界の中での自分の立ち位置を自覚して行動につなげる機会を持てた生徒が少なくありませんでした。また、それらの体験は全校生徒の前で発表され、全校で体験の共有化を図ることもできました。
今年、吹奏楽部は第53回東京都高等学校吹奏楽コンクールにて2年連続金賞を受賞し、さらに今年は上位12校の東京都代表にも選ばれました。被災地での演奏体験は、9月21日(土)の都大会へのはずみとなっています。

2014年、佼成学園は創立60周年を迎えます。
「実践して学ぶことが行学の二道」と「平和社会に貢献できる人材の育成」の2つを念頭に置き、「上質な学校」「上質な教職員」「上質な生徒」を目標に、生徒たちの「夢を叶える学校」として、来年の60周年にむかっていきたいと存じます。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)