帰国報告会12月14日(土)、本校講堂にて、ニュージーランド留学から無事に帰国を果たした特進留学コース(KGGS)9期生29名の帰国報告会が行われました。
当日は9期生の保護者の方々の他、来年の留学を控えた生徒、留学コースを希望する中学生、ご来賓の他、本校受験予定の方々も来られ、客席は観客でいっぱいとなりました。
プレゼンテーションは、充実した留学生活を伝える喜びにあふれ、会場の方々もとても熱心に留学生たちの言葉に聞き入っていました。

佼成女子の特進留学コース(KGGS)9期生29名が約1年間のニュージーランド留学を終え、無事に帰国を果たしたのは6日前の12月8日(日)。9期生たちは、時差ボケ、留学ボケに戸惑いながらも、しっかりと準備をして、留学の成果を伝えるプレゼンテーションに臨んでくれました。

山内校長山内校長からは、留学先の2校から姉妹校の提携の申し入れがあったというビッグニュースが伝えられました。
ひとつは英国流の全寮制の学校であるWaikato Diocesan School for Girls、もうひとつは歴史あるNapier Girls’ High Schoolです。
Waikato Diocesan校は来春校長が来校して調印を行い、Napier校の方からは、さっそく来年4月に15名の生徒が本校にやってくることになっています。

「これも、今までの留学コースの生徒たちがニュージーランドでしっかり活動し、各学校から高い評価を受けたからこその申し入れです。今日の9期生29名も立派な活動をしてきてくれました。先方の先生方からは、大きなお褒めの言葉を頂戴しております」(山内校長)


お礼のスピーチまずは中山栞里さんより、9期生を代表して英語と日本語で帰国の報告とお礼のスピーチがありました。

「29名全員がみんなで無事に帰ってこられたことをとても嬉しく思います。たくさんの方々の支えのおかげです。担任の師岡先生、宍戸先生、その他多くの先生方にたいへんお世話になりました。これからも精いっぱい感謝の気持ちを忘れずにがんばっていきます」

いよいよ、留学の成果発表のプレゼンテーションの時間です。
29名の留学生たちは、ニュージーランドで14校、各2~3名に分かれて留学生活を送ってきました。今日は、その各学校単位に生徒が壇上に立ち、テーマに添って一人一人がスピーチします。ここからはすべて英語の時間。司会もサラ先生、ポール先生です。

当日のプレゼンテーションは以下の通り。留学までの準備のこと、現地に行ってからの勉強の様子、ニュージーランド全般及び留学地区の紹介、ホストファミリーとの生活、学校生活における行事、課外活動、授業内容、佼成女子からの課題、様々な留学生との交流など、たいへん多岐にわたった内容となり、一つ一つがたいへん興味深いものでした。

  • 佼成女子の留学コースについて
    1. 留学出発までのKGGSの勉強や授業について
    2. KGGSの1年間(オークランド研修やロトルア合宿など)
  • ニュージーランドについて
    1. ニュージーランドの地理、気候、文化
    2. ハミルトン地区の紹介
    3. タウランガ地区の紹介
    4. ネイピア地区の紹介
  • ホームステイについて
    1. ホームステイ体験(1)
    2. ホームステイ体験(2)
  • 学校生活
    1. 学校行事など(1年間学校生活)
    2. 課外活動・ボランティア活動
    3. 自校の授業内容の紹介
    4. 留学生の受け入れ・留学生の関わり
    5. ニュージーランドの宗教

長期留学を果たした生徒たちは、発音や発声がネイティブに近くなっているのはもちろんのこと、自信を持って堂々と楽しそうにスピーチする様子、また、ちょっとしたマイクや映像のアクシデントなどのフォローや、スピーチが詰まったときクラスメイトから送られた声援など、すっかり英語で考える頭になっている様子が見てとれました。また、励ましあって一緒にがんばってきたであろうクラスの強い絆、友情も感じました。

帰国報告会帰国報告会


保護者代表保護者代表の平賀さんからは、留学に送り出した家族を代表して、暖かいスピーチをいただきました。

「皆さんのパフォーマンス、親として感動いたしました。成田空港で迎えたときの皆さんの自信に満ちた笑顔は一生忘れないと思います。じっくりと留学準備をしてきたとはいえ、子供たちも私たち親も期待と不安がたくさん入り混じっていました。
留学の間、私たち親も、娘たちに思いをはせ、寂しくなると留守電に残る娘の声を聞いていたという方もおられました。学校の指示もあって、娘からの連絡は必要事項のメールだけだったのですが、一度だけ娘と電話で話をしたとき、すごくがんばっているんだなあということと、同じ年齢の大きな目標を持った仲間たちに支えられていることの大きさを感じました。
チームプレイの大切さを表す言葉で、一人はみんなのために、みんなは一人のために“One for all all for one”という言葉がありますが、まさに先生方のサポートとチームの団結力が相乗効果を生んで、一人一人の大きな力になったのだと感じています」

初めて留学コースを担当した9期生担任の師岡先生からも、
「1月にオークランドから生徒を送り出すとき、みんなも私も泣きながら別れました。しかしその後3回ほど合宿等で私がニュージーランドに赴いたとき、生徒たちを励ますつもりで逆に励まされて帰ってきました。一生懸命頑張っている姿というのは、とても心を打たれるものです。私にとっても忘れられない教員生活の一部となりました」。

JICE理事長山野幸子さん今回は特別なご来賓として、JICE(ジャイス・一般財団法人日本国際協力センター)の理事長山野幸子さんにおいでいただきました。JICEとは、開発途上国を初めとして、日本と諸外国の国際交流に努めている外務省によって設立された団体です。
9期生たちは「Splendid Presentation!」とお褒めの言葉をいただき、そしてご自身のメキシコ留学を含むご経歴、JICEでの仕事のこと、国際的な仕事をする場合には文化の違いや宗教やいろんな価値観を尊重しあうことが大切であることなど、まさにこれから羽ばたく高校生たちの心にしみるお話をして下さいました。

プレゼンテーションを終えた9期生たち。緊張もほどけて充実感あふれる笑顔を見せてくれました。
今回の報告会では、会場の皆さん全員が彼女たちのことを「この1年間の貴重な体験を生涯の宝物として、生涯のバネとして、自分の人生をたくましく生きていける」(山内校長)と感じて下さったことと思います。

この会場にいた高1のKGGS10期生たちは、本当に私語ひとつなく、先輩方の話に聞き入っていました。来年1月には彼女たちが留学に出発します。この報告会で、親元を離れての留学生活のこと、また来年の今ごろの報告会で胸を張って笑顔でプレゼンテーションする自分がイメージできたでしょうか。
留学を目指す中学生たちも、先輩たちのあとに続いてくれることを期待しています。

海外帰国生教育研究家:鈴木裕之先生(当日は山口真生人さん:東京大学経済学部4年生)が帰国報告会の模様を取材して下さいました。
グッドスクールサイト(佼成学園女子 留学コース帰国報告会)に掲載されています。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)