Daffodil Blooming Through The Snow皆さんこんにちは。校長の山内日出夫です。
毎月1回、校長としての私の感想や考えを「山内校長の【和顔愛語】(わげんあいご)」として、当ホームページで発信しています。学校のこと、生徒たちのこと、世の中のことなどを織り交ぜながら、皆さんと何かを共有できればと思います。どうかよろしくお願いします。
第35回目の今回は、「校内放送」と題してお伝えします。


佼成女子の校内放送は、朝から活躍しています。
定期的に行われている生徒たちの英語での放送。丁度、私の職員室の席の後方に放送設備が設置されていますので、放送前の生徒たちの様子が手に取るように伝わってきます。
ネイティブの先生に、ポンと背中に合図をおくられ、生徒たちはマイクに向き合い放送を始めます。
緊張した仕種から、一転、堂々と英語で放送する姿には、たくましさが見え隠れしています。

また三大行事(スポーツフェスタ・乙女祭・合唱コンクール)の際には、クラス代表の4~5人程のグループが、クラスでの頑張りの様子を、個性豊かに放送します。
先月、行われた合唱コンクールの放送では、「最初はみんなバラバラだったけれど、練習を重ねているうちに沢山の事を乗り越えて、金賞とるぞという気持になってきました」等々、経過を伝えるクラス、当日の頑張りを伝えるクラス、色々と趣向を凝らしながら、各クラス、放送にも力が入ります。
中にはユニークなものもあり、有名人のものまねを取り入れながら行うクラスもあり、学校全体に微笑ましさが生まれていきます。

それ以外にも、教員たちから、生徒会から、放送委員会等各種委員会やクラブ活動からと、にぎやかに、弾んだ声が校内に響き渡っています。

私も、その一端を担っています。
四季折々に伝わる風習等、日本文化の案内を放送でしています。
最近では、節分やお釈迦さまの涅槃会のことを、生徒たち向けに易しく解説しながらトピックをほどこし放送をしています。

節分については、節分の意味や意義、歴史的な変遷等を話した後、次の様に伝えています。
『四季折々に行われる日本の行事では、各地方、各地域、各家庭で昔から伝わる独特なものがあります。
節分の時にも昔からの「風習」が残り、ご家庭によっては、何代も前から伝わる伝統、風習があります。

湯のみ国語科のA先生から教えて頂きましたが、A先生の家でも、昔から伝わる節分の時の「伝統、風習」があるそうです。
A先生のご家庭では、節分になると、「福茶」と呼ばれるお茶を飲むそうです。
「福茶」のふくは、幸福のふくをあてます。

「福茶」の作り方は、急須に緑茶、日本茶の葉を入れ、そこに節分に使う豆を入れ、お湯を注いで、少し時間をおいて、緑茶と豆の味が出たら、湯呑み茶碗に注いで、ご家族揃ってその「福茶」を飲まれるそうです。
無病息災、元気に、福々しい一年間を過ごすことが出来ます。』などという具合です。

立春が過ぎて、春が来ると思い立つや2週に亘って「厳冬」が訪れ、雪の世界に都会も埋もれてしまいました。
校内放送では、生徒たちに「一斉下校」の案内が流れました。

はーる(春)よ来い、はーやく(早く)来い。

(佼成学園女子中学高等学校校長 山内日出夫)