終業式3月24日(月)、今年度の締めくくりとなる3学期終業式が行われました。高校、中学の卒業式のあとでさびしい生徒席ですが、4月になれば新入生がやってくるという期待もある3月の終わり。この日は校長訓話、表彰式の他、定年退職などで学校を離れる先生の離任式も行われました。


■学校長訓話
「先日、高3、中3の先輩方は卒業式を終え、飛び立ってゆきました。この学年は、3月11日の東日本大震災の時に入学した学年にあたります。この講堂も、震災の被害を受けましたから、やむを得ず高校生たちは体育館、中学生たちは旧大教室でブラスバンドの演奏もなく簡素な入学式をせざるを得ませんでした。
先輩方は、余震が続いて不安な中、節電もあってクーラーのない暑い教室で勉強する日もありました。それにもかかわらず、先輩方は被災者のために募金活動をしたり、亡くなられた方々のために千羽鶴を折り、送った学年でもありました。自分たちも大変な中、被災地のためにも活動した先輩方の行動は覚えていていただきたいと思います。
高校の卒業式の答辞は、後輩の皆さんたちへのメッセージでもありました。その中の一説をご紹介します。
『最後の1年間は本格的に受験勉強に取り組みました。やらなければならないことは果てしなくあります。本当に間に合うのか、志望校を勝ち取ることができるのだろうか。でもそんな時、心の支えになったのは友達でした。みんなも苦しいはずなのに、しっかり前を向いて黙々とがんばっていて、その姿にいつも勇気づけられました。最後の受験が終わったときは、嬉しいというよりは、寂しい気持ちのほうが強かったです。もう終わってしまったんだと思いました。みんなで支えあってがんばってきた受験勉強の1年間は、私にとってかけがえのない時間でした』
受験勉強は、誰にとっても過酷なものです。山も谷もある1年間を、モチベーションを維持しながら過ごすことが求められるからです。その困難を乗り越えるとき、友達が心の支えになってくれる、友達のがんばりが勇気を与えてくれるというメッセージを、皆さんに残してくれました。皆さん方もいずれ、自分の将来、未来をかけて、大学受験に挑むことになります。先輩たちのように絶え間ない歩みを続けてほしいと願っています。
私たちが生きるということは、可能性を追求するということです。それは、私のような年代も、中高年も、若い年代の先生や、皆さんのようにまだまだこれからの若い人たちにはなおのことです。そこに生きる意味があります。
さて、新学期には新高校1年生が204名、新中学1年生が44名入学してきます。皆さんが新入生の時に先輩たちにしていただいた最も良いことを、後輩である新入生たちにしてあげて下さい。そして、本校の学校生活、勉強でもクラブ活動でも、良き伝統を伝えていってください」

■表彰

  • 1か年皆勤賞 中1 12名、中2 10名、高1 32名 高2 37名
  • 中学学力テスト成績優秀者 ベネッセ学力推移調査の3科目総合成績全国偏差値58以上 中1 7名、中2 8名
  • 第3回英語検定 
     1級 1名
     準1級 5名(高3 2名 高2 3名)
     2級 25名(うち中学生2名) 
     準2級 28名
     3級 8名
     4級 6名
     5級 2名
  • 第62回八支部スピーチコンテスト  
    海外生活経験者フリースピーチの部3位 高2 1名
  • 全校漢字テスト優秀者 中学生10名 高校生12名
  • 書道部
    • 第26回東京都高等学校文化連盟書道展 高校1年2年の部第1席東京都教育委員会賞受賞(これにより7月の第38回全国高等学校総合文化祭茨城大会への出場決定)
    • 第19回全日本高等学校書道コンクール 全日本高等学校書道研究会賞受賞(8名)
      併せて団体賞として第2席2位の優秀校賞受賞
    • 全国青少年書初め大会 団体賞第8席12位受賞
    • NHK Eテレ スクールライブショー「書道パフォーマンスバトル全国大会」2年連続出場 87点で第2位
  • 吹奏楽部
     東京都アンサンブルコンテスト
     高校の部金賞受賞(15チーム中5位)
     中学の部銅賞

■離任式
終業式の最後に、定年退職などで退任される先生方の離任式が行われました。先生方から生徒たちに気持ちのこもったご挨拶をいただき、そして、いろんな場でいろんな形でお世話になった先生方に生徒会から感謝を込めて、花束の贈呈をさせていただきました。どうかこれからもお身体に気を付け、ご活躍ください。また生徒たちの顔を見にいらしていただければ嬉しく思います。

高3、中3の卒業、そして退任される先生方もいて、3学期の終業式は毎年少しさびしいものです。
しかし、これから桜が満開になり、新学期には新入生たちが入学してきます。先輩となる在校生たちは、新しい後輩がやってくる4月に備えて、新芽を出す植物のごとく、力を蓄えてほしいと思います。
短い休みですが、元気で有意義な春休みをお過ごしください。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)