photo_adachi現役での「英検1級」合格者をお伝えしましたが、本校卒業生からも嬉しいお知らせが届きました!現在、国際教養大学(AIU)2年の安達美樹さんです。
このたび英検1級に合格した安達さんに電話でインタビューをしました。

――もともと留学や海外に興味があったという安達さん。佼成女子の「クラスごとニュージーランドに1年間留学」という制度に惹かれて、高校から本校の「特進留学コース」に入りました。でも、高校受験のための勉強を始めるまでは、英語は得意ではなかったそうですね。

安達 ニュージーランド留学に行く前は、英語を話すことはおろか、聞き取れない状態だったので、行ってしばらくの間は大変でした(笑)。授業で何をやっているかも、宿題に何を出されたのかも、明日何をやるのかも、まるでわからなかったので、ちょっと辛かったですね。でも、そこで精神的に鍛えられた気がします。
 ところが留学してから、だんだんと耳が慣れてきて、『聞き取ること』だけはできるようになったときは嬉しかったです。それでもなかなか『話すこと』ができなくて…。でもホームステイ先の方が本当によくしてくれる方で、私が英語ができないことも気にかけて気遣ってくれました。今でも連絡を取り合っているのですが、あの方がいたから頑張れたと思います。

――そんな安達さんは、ニュージーランドでグングン英語力を伸ばし、帰国後は「英検準1級」に合格しました。また、TOEICも780点以上という成績になりました。そのおかげで、難関公立大学「国際教養大学」に見事合格したのです。

安達 帰国後は講習室に入り、1年間の受験勉強を頑張りました。第一志望を国際教養大学に定めたきっかけは、母がテレビで国際教養大学の紹介を見たことです。『授業まるごと英語。1年間留学に行く。寮生活。』というところに母は興味を持ったみたいです。それで私も説明会に行ってみたところ、素晴らしい大学だったので、目指すようになりました。実家を離れ、秋田県で寮生活をするので、母も寂しいようですが、私のためになることを一番に考えてくれていると感じます。

――2013年3月に佼成女子を卒業し、国際教養大(AIU)に通い始めた安達さん。まわりの学生は英語のできる人がとても多いと感じているそうですね。

安達 AIUでは、英語は話せて当然で、留学していたとか、帰国子女だとかが当たり前の世界です。授業もすべて英語で、ディスカッションやプレゼンもすごく多いです。しかも、入学して最初にクラス分けのための英語のテストがあるのですが、リスニングが得意な私は、上級クラスに入ることになってしまったんです。でも話すことはまだまだ苦手で、ディスカッションで何も言えなかったりして、この1年間は授業がとても辛かったです。最近はだんだん慣れてきて、話せるようになってきましたし、プレゼンを何回かこなすうちに自信もついてきました。ニュージーランド留学のときと同じですね(笑)。

――国際教養大学では、在学中に1年間の留学が義務付けられています。行先はまだ決めていないそうですが?

安達 できれば、英語圏以外に行ってみたいですね。英語圏は一般的に生活水準の高いところが多く、日本と似通ったところがあるように思うんです。でも私は、まったく別の文化を体験してみたいと思っています。行って、くじけそうになったりもするんでしょうけれど、今しかできないことなのでチャレンジしたいですね。

――そんな持ち前のチャレンジ精神で、今回も「英検1級」に挑戦した安達さん。高校3年生のときは、1次試験までは合格していたので、1次免除で受験できる最後のチャンスに全力投球しました。

安達 これは本気でやるしかない!と思って、佼成女子の中野先生(英語科)からいただいた膨大な量の過去問を毎日やりました。それから、スピーチのためのトピック集と、シャドーイング(イヤホンなどで音声を聞いた後、即座に復唱する練習方法)もやりました。寮には他の学生も住んでいるので、発音の練習をするのが難しいのですが、国際教養大学LDIC(言語異文化学習センター)にある、防音になっている練習室を毎日2時間予約して、一人で練習していました。もし実家に住んでいたら、ここまで集中できなかったかもしれません。

――そして見事「英検1級」に合格した安達さん。合格の知らせをすぐに、佼成女子の中野先生、崎山先生(留学コース担任)、宍戸先生(国際交流部部長)に伝えられたそうですね。

安達 特に中野先生は、高3のときずっと面接の練習をしてもらっていたので、合格したら中野先生に報告しようと思っていたんです。だから東京に戻ってすぐ、中野先生に直接会いに行き、合格証を見せました。そしたら先生は私の合格証をコピーして、『部屋に飾るよ』と言ってくれました。すごく嬉しかったです!

――本人のたゆまない努力とチャレンジ精神、そして佼成女子の先生方からの力強いサポートで、見事「英検1級」を勝ち取った安達さん。では、最後に佼成女子を目指す後輩に、メッセージをお願いします

安達 もし佼成女子に入っていなかったら…なんて考えられないくらい、私にとって大切な3年間でした。実は佼成女子は第一志望ではなかったんです。でも、佼成女子に行って本当によかったなって思います。後輩には『佼成女子は本当に良い学校なので、先生たちを信じて頑張ってください』と伝えたいですね。

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“躊躇せずにまず飛び込んでみる” ことを実践し、その中で最大限に努力をし、着実に結果を残した安達さん。これからの活躍が非常に楽しみです。「英検1級」合格、おめでとうございました!

佼成女子が「英検」に力を入れている理由 ~次世代グローバルリーダー輩出~
「英語の佼成」と呼ばれ、ネイティブ教員による「イマージョン教育」や留学コースなどに力を入れている佼成女子。そんな本校が、「英検」に力を入れているのには理由があります。
それは、「英検は大学受験に有利」(江川教頭・談)だからです。
TOEICやTOEFLと違い、英検の問題は「日本語で出題される」ため、実際の大学受験【英語】の「予行演習・模擬試験」としても最適なのです。
事実、本校が「英検」に力を入れ、年に2回の「英検まつり」を実施して以来、英検取得者数の上昇に加え、難関大学合格者が導入前の10倍以上に上昇しました。「英検」は、ここ数年における本校全体の学力向上の大きな原動力といえるのです。
「英検1級」の現役合格者も毎年のように輩出し、グローバルリーダー輩出に向けて突き進む佼成女子。これからの動きにもご注目ください。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)