菖蒲皆さんこんにちは。校長の山内日出夫です。
毎月1回、校長としての私の感想や考えを「山内校長の【和顔愛語】(わげんあいご)」として、当ホームページで発信しています。学校のこと、生徒たちのこと、世の中のことなどを織り交ぜながら、皆さんと何かを共有できればと思います。どうかよろしくお願いします。
第39回目の今回は、「日本代表」と題してお伝えします。

生徒たちが、授業で、クラブ活動で水しぶきを上げるプールの季節が訪れました。本校のプールは、学校の屋上に設置されていますから、生徒たちは伸び伸びと泳ぎを楽しむことができるようになっています。
いつもの通りに、シーズンの安全を願いプール開きを行いました。
ひと通り祈願の儀式を行った後、水泳部の生徒たちの試技が披露されました。
すると、ひとりだけシュノーケルと魚の尾ヒレの様な「フィン」を付けてプールに飛び込んだ生徒がいました。
「あっ」と言う間に、泳ぎ終えていました。まるで新幹線が目の前を通過したような速さでした。
プール開きに参加していた生徒たちからも、驚きとも言える喚声が響き渡りました。

Swiming Poolそれもそのはず、「彼女」は、「フィンスイミングユース世界選手権大会」に日本代表として選ばれている選手なのです。
フィンスイミングの公式ホームページを見ますと、フィンスイミングについては、この様な説明がされています。

– 「足ひれを装着し、水中でタイムを競う競技。使用するフィンは2種類、一枚フィンのモノフィンと二枚フィンのビーフィンがある。」

「彼女」は、一枚フィンのモノフィンを付けての「サーフィス」という競技種目に出場します。
確かに、「フィンスイミング」、まだまだ一般的とは言い難いものがあります。
しかし、どの様な世界にせよ、ひとつの世界でトップになるには、自ら持つ才能を開花させるための努力が求められます。
その努力をしたものだけに、「日本代表」という栄誉が与えられていくのです。

その様な「彼女」を応援するために、生徒会主催での全校生徒による「壮行会」が開かれました。
「彼女」が競技する映像が流されると、そのスピードに全校生徒は圧倒され、声も出ないという「感」でした。

私からは、学校を代表して「激励」をおくりました。
『世界選手権出場おめでとう。
佼成学園女子校からは、最近は富に多種多彩な人材が出るようになってきました。
泳ぐ姿はデンマークのコペンハーゲンにある人魚姫を彷彿とさせます。
大会では大いに気を吐いてください。
そして(彼女へ)お願いがあります。
大会で優勝して、インタビューを受けた時には、「佼成学園女子校から来ました」と自己アピールをお願いします(笑)。
みんなで応援しています。頑張って下さい(一部抜粋)』

ちなみに、世界選手権大会は、ギリシャ・クレタ島ハニアで、6月24日から7月2日まで開催されます。
FIFAワールドカップ ブラジル大会に目がいきがちですが、もうひとつの世界大会が開かれていることを知って欲しいのです。

(佼成学園女子中学高等学校校長 山内日出夫)