終業式7月19日(土)、1学期の終業式が行われました。
中高の新入生を迎え、スポーツフェスタ、高1のヤングアメリカンズ、高2のイギリス修学旅行、イングリッシュサマーキャンプ、英検まつりなど、様々な行事を経験して、クラスの団結が高まった1学期でした。

■校長訓話
皆さんご存知の通り、本校は文科省からSGH(スーパーグローバルハイスクール)に指定されました。グローバルリーダーを育成する研究校として、指定をされたのです。そのSGHとしての活動をより具体化するために、私は先日、タイの北部に調査に行ってきました。そこは山岳民族がたくさん暮らしている地域で、ミャンマーやラオスとは国境が接しています。そこでは、この地域にあるタイの国立大学であるチェンマイ大学、そして幼稚園から高校までのキリスト教系の女子校、私立レジーナ学園を訪問しました。
チェンマイ大学は、タイでも3本の指に入る名門大学であり、医学部をはじめとした22の学部があります。敷地は東京ドーム87個分もあるそうです。この大学の特徴は、ユニサーブという組織があることです。ユニサーブには長期短期の宿泊施設や食堂、そしてたくさんのサポートスタッフがおり、外国からの大学生、大学院生、中高生までがこの施設を使って、しっかり学べる仕組みができています。日本人の学生たちも、この大学でユニサーブを活用していました。医学部の教授の方とお会いし、佼成女子の生徒は大歓迎ですと言っていただきましたので、近い将来、このユニサーブを利用して学べるような体制を整えたいと考えています。
レジーナ学園では、とても流暢な日本語を話す高3の生徒が、私を案内してくれました。第2外国語で日本語を学んでいるということで、学園内では、日本語と中国語が最も人気があるそうです。見学させていただいた授業では、ASEAN(東南アジア諸国連合)10か国の地域が、ヨーロッパ・イギリスにおけるEUのような共同体を来年作るという講義を生徒たちが真剣に聞いていました。この地域は、皆さん方がこれから大学生、社会人になった頃、世界経済を権威しているだろうと言われています。皆さんにも縁の深い地域となりますから、関心を持っていただきたいと思います
またこの地域は、山岳民族が数多くいる多民族社会です。また、国境を接しているミャンマー、ラオスからは、皆さんと同じような年代のストリートチルドレンが流入してきています。こうした子供たちを助けるためのNGOがあり、世界各国から若者たちが集まって、こうした人たちを支えていました。その中心的メンバーには日本の女性たちもいて、その中の1人が、実は皆さんの先輩である、本校出身の大学生です。山岳学民族のカレン族の人々が生活に困窮しないように、コーヒーの作り方を教えたり、はちみつの精製を教えたりという活動をしておられました。今度の乙女祭には、そのカレン族の方々の作ったコーヒーを持って来てくださるそうですので、楽しみにしていてください。
このように、多くの女性たち、皆さんの先輩たちが、日本だけでなく、アジアという地域、世界という地域に視野を広げて、活動をしています。皆さんにも、アジア、世界に視野を広げて、将来の目標を創りあげてほしいと願っております。そして将来、皆さんの中から、世界のNGOで活躍する女性が出てくることを心から願っています。すでに皆さんの先輩がこのような活動をしていることが、私にはとても誇りに思えます。
明日から夏休みに入ります。自らの将来を描いて、過ごし方を決めて下さい。勉強したい人なりに、クラブ活動でトレーニングに励んだ人は励んだ人なりに、大きなご褒美が、成果が待ち受けています。夏休みの過ごし方一つで、将来や未来が開けるかどうかかかっていると言われています。楽しく、ためになる夏休みにしてください。

■各種表彰
1.新生徒会役員認証
6月の選挙で選ばれた新生徒会役員の認証が行われ、全7名中、現在イギリス語学研修中の4名を除く3名が全校生徒に紹介されました。新生徒会役員は、これからの学校行事などを中心となって運営していきます。よろしくお願いします。

2.中学学力テスト
6月実施の標準学力テストの結果、偏差値が60以上の生徒51名(中1が20名、中2が16名。中3が15名)が表彰を受けました。偏差値70を超える生徒も出ています。

3.英検まつり
英検まつりの英単チャレンジの優秀生徒及び優秀クラスの表彰を行いました。

4.第1回英検
準1級7名の合格者に表彰を行いました。準1級は、大学程度の学力があることを認められたという、立派な成績です。その他、2級20名(高3が16名、高1が4名 ※高2は修学旅行のため2次試験を受けていません)、準2級41名、3級72名です。2学期の英検まつりも頑張って下さい。

5.第25回伊藤園おーいお茶新俳句大賞
中1の時に読書作文の授業で応募した結果、応募総数173万9401句のうち、本校から中2の土屋さんの作品「はじめても 終わりが見えぬ 大掃除」が佳作に入選しました。

6.バトン部
関東バトントワリングコンテスト、ソロトワール部門にて、初級3名が金賞、上級2名が銀賞を受賞しました。

この夏休みに全国大会に出場する、書道部、ハンドボール部の壮行会が行われました。

書道部は、茨城県で行われる第38回全国高等学校総合文化祭に出場します。文化部25部門、各都道府県の予選から選抜された生徒や学校が頂点を競い合う、文化部のインターハイとも呼ばれる大会です。佼成女子書道部としては、2年ぶり9回目の出場となります。都大会で500名中1位を受賞した尾崎さんが、書道部門東京都代表として参加します。
また、愛媛県四国中央市にて行われる第7回全国高等学校書道パフォーマンス選手権大会に、2年ぶり2回目の出場をします。今大会では関東ブロック1位で予選を通過しており、その勢いを持って本選に臨みます。
「年々書道パフォーマンスをする高校が増え、それと同時に高校生の書道作品のレベルが急激に高くなっています。皆様にいい結果を報告できるよう、悔いの内容に全力を注ぎたいと思います」(書道部代表挨拶)。

ハンドボール部は、東京都高等学校総合体育大会兼全日本高等学校ハンドボール選手権大会都予選で全戦全勝し、全国高等学校総合体育大会の出場権を獲得しました。4年連続12回目の出場となります。
「今、監督の石川先生と女子ユース日本代表に選出された3名はマケドニアの大会に行っておりますが、それぞれが置かれている状況で予選での課題を克服すべく、練習に励んでいます。インターハイでは春夏の優勝を目標にがんばってきますので、応援よろしくお願いします」(ハンドボール部代表挨拶)。

ハンドボール部のインターハイは、川崎で行われます。近くでインターハイが見られる、なかなかない機会でもあります。全校で応援に行きましょう。

最後に、乙女祭関連の諸連絡がありました。準備はもう始まっており、創立60周年企画も考えられているようです。
さて、夏休みが始まります。特に新入生には、まだ慣れない学園生活で緊張が続いた1学期だったと思います。暑さ対策を忘れずに、リフレッシュして、2学期は元気な顔を見せて下さい。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)