グローバルリーダーに育つ中学・高校の学びとは文部科学省がこの春からスタートさせた「SGH(スーパーグローバルハイスクール)」事業。その第1回目の指定校となった本校では、現在、グローバルな人材に必要な「英語力」や「思考力」を育むための様々な取り組みが進行しています。
また、「21世紀型教育」に挑戦しつづける気概ある私立学校が会する「21会(21世紀型教育を創る会)」にも本校は参加し、新たな教育を常に模索しています。
そんななか、6月1日に法政大学市ヶ谷キャンパスにおいて、小・中学生とその保護者を対象としたシンポジウム「グローバルリーダーに育つ中学・高校の学びとは(NPO学校支援協議会主催)」が開催されました。本校の江川教頭、有路教務部長、二木生徒指導部長も今後の佼成女子の教育に活かすため、シンポジウムに出席してまいりました。

※シンポジウムの模様はNHK Eテレにて、8月9日(土)14:10~15:10に放映されました。

第1部は開成中学・高等学校の柳沢幸雄校長による公開授業が実施されました。柳沢校長は、事前学習をベースに議論する「反転授業」を紹介。

  • 指名されたら3秒以内で答えること
  • 前の発言を繰り返さないこと

をルールに、実際の中学生・高校生が討論に参加しました。
柳沢校長は「常に発言を準備することで、生徒の脳が活性化され、知識の定着につながる」と発言の効果を説明。中・高校生に対し、グローバル社会に立ち向かって行くなかで自ら発言していくことの重要性を説きました。

柳沢校長
ハーバード大学でもベストティーチャーだった柳沢校長による公開授業の様子
パネルディスカッション
グローバルリーダーを育てるための新たな教育について、意見が飛び交うパネルディスカッション
第2部は公開シンポジウム。各教育期間でグローバルリーダーの育成に取り組んでいる有識者によるパネルディスカッションが行われました。
パネリストは有馬朗人先生(根津育英会武蔵学園長 元東大総長 元文科大臣)、栗原峰夫先生(横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校校長)、田中優子先生(法政大学総長)、柳沢幸雄先生(東大名誉教授 元ハーバード大大学院准教授・併任教授)、吉野明先生(鴎友学園女子中学高等学校校長)の5名。
「グローバルなリーダーが育つ学びとは何か」をテーマに白熱した議論が展開されました。
法政大学の学長の田中優子先生は「知識を得るばかりではなく、海外で具体的な解決法を身に付けることが大学としての命題になる。学生たちが自主的になるグローバル体験の場を設けることが重要」と話されました。
これは佼成女子SGH事業の研究テーマである「フィールドワークを通じた多民族社会における平和的発展の研究」と通じるところでもあります(下図参照)。

佼成女子SGHプログラム

シンポジウムに出席した本校の江川教頭は、「21世紀も10余年が過ぎ、従来型の教育とは異なる新たな教育の方法が各中学、高校で次々と打ち出されてきていることを実感でき、とても刺激的でした。本校でも、ひとりでも多くのグローバルリーダーを輩出するために、他校よりも優れた21世紀型のグローバル教育を展開していきたいと考えています」と意気込みを語っております。

現状に甘んじることなく、常に改革を続ける佼成女子の教育に今後もご期待ください。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)

法政大学市ヶ谷キャンパス
当日は中学生・高校生を始め、多くの教育関係者が一同に集まり、グローバル教育への高い関心が伺われました