始業式9月1日(月)、本校講堂にて、2学期の始業式が行われました。夏休み中に練習の成果を出した部活動の表彰、また、悲願のインターハイ優勝で春夏連覇を果たしたハンドボール部の報告会、さらにゆめポッケ発送式も行われました。そしてあと20日で乙女祭。2学期は早くも動き出しています。

【山内校長より】
今年本校は創立60周年を迎え、そして9月6日に記念式典が行われます。佼成学園の創立者である庭野日敬先生は、皆さんのような若い方々に向けて多くのエッセイを残されていますので、今日はその中の「成功と失敗」をご紹介して、庭野日敬先生のお人柄の一端を皆さんにお伝えしたいと思います。
『失敗が好きな人はいませんが、極端に失敗を恐れて何もしない、何もできないという人が、若い人に多くなっていないでしょうか。事を始める前に結果を考えたら何もできません。とにかく、まず全力を尽くしてやってみる。それで思うような結果が得られなかったら、やり直せばいいのです。お釈迦さまでも、そうなのです。お釈迦さまは、命をけずるような苦行を六年間も続けられたのですが、それが悟りへの道でないと知って、やめてしまわれました。
私達はせっかく大学を出たのに、これが何の役にも立たなかったから大失敗と考えますが、大学で何年間か努力してみなければ、それが無駄かどうかもわからないのです。この世に、何の役にも立たない無駄などあるはずがないのです。その失敗の裏側には、成功があるのです。お釈迦さまのお悟りも苦行に命をかけられた六年間があってこそ得られたのです。私たちの目に成功と映り失敗と見えることも、一つのことの表裏です。失敗の屈辱を通して得た教訓は、二度と忘れるものではありません。なにごとにも全力を尽くすと、失敗が成功につながり、成功に奢れば失敗が待ち受けています』
実は夏休みに入る前に、私に電話がかかってきました。それは60代くらいの女性の方からで、夏休みに入るころに、京王線に乗ったときにちょうど本校の生徒が3人乗り合わせており、とても楽しそうにころころ笑いながら話をしていたとのことでした。その女性は、ご自身の女学生時代を思い出して、ついついその3人に話しかけたのだそうです。すると、生徒たちはその女性の気持ちを察して、話の輪に入れてくれたのだとのことでした。降りる駅まで楽しく4人でいろんな話をして、その女性は楽しく家路についたとのことでした。女性は、「そのような生徒さんたちを育んでいる学校は素晴らしいですね」と誉めて下さいました。
その女性のお話と、創立者の庭野日敬先生のエッセイから、3つのことが導かれます。1つは、学校生活は楽しく作り上げるものであること、もう1つは、人の気持ちを察することができるようになること、そして、失敗を恐れず、軽やかに挑戦するということです。”軽やかに”が皆さんには大切です。肩肘はって眉間にしわを寄せて、重い腰を上げて挑戦するということではなく、すくっと立って、軽やかに挑戦をする。そうした姿こそ、若い皆さん方にはとても似合いますし、そうした試練を持ってほしいなと思っています。

【表彰】

  • 書道部
    全国高等学校総合文化祭 316名中第5席、総合16位、特別賞受賞(高3尾崎遥加)
    高野山競書大会 第4席1名 5席1名 7席1名 9席2名 10席2名 11席4名
  • ハンドボール部
    第69回国民体育大会関東ブロック大会 東京都代表選手として高3が8名、高2が2名、監督石川先生、コーチ安藤先生が出場、2大会を勝ち抜き、10月の国民体育大会に出場が決定
    第22回東京私立中学高等学校ハンドボール大会 第2位
  • バトン部
    東京都バトン協会バトントワーリングコンテスト 23名が金賞受賞(入門は中1が9名、高1が12名、初級は高2が2名)
  • 水泳部
    フリースイミングユース世界大会 日本代表出場
    湘南オープンウォーターモノフィン女子2.5km 優勝(いずれも1年古屋夏海)
    この大会の結果により、古屋さんは香港と韓国のプサンで開催されるオープンウォーターの日本代表に近づきました。
  • ソフトボール部
    中体連ソフトボール大会 5位入賞 都大会出場
    中高八支部大会 4位入賞 優秀賞受賞(3年河野寧々)

ハンドボール部最後に、ハンドボール部インターハイ優勝報告会及び国体壮行会が行われました。既報の通り、ハンドボール部はインターハイで優勝し、春の選抜とあわせて2冠を達成するという悲願を果たしました。この日はその報告と、10月の国体に向けての壮行会が行われました。

ハンドボール部の直近の成績

  • 第5回女子ユース世界選手権(マケドニア) 本校より3名日本代表として参加 14位
  • 第22回日韓中ジュニア交流競技会 全国高校選抜日本代表 本校より3名選出 2勝1分
  • アンダー16日本代表韓国プサンにて日韓交流 本校より2名選出
  • 10月開催の長崎国体 代表として本校より10名選出、監督として石川先生、コーチとして安藤先生が出場
  • 8月2日~7日 平成26年度全国高等学校総合体育大会 27年ぶり、2回目の優勝
    同大会の優秀選手に本校より4名選出

生徒会長の三木さんからは、「決勝戦は、私を含めて多くの生徒が現地で応援しました。決勝戦にも関わらず、皆さんはとても冷静で落ち着いた試合運び、攻撃になると圧倒的なスピードとテクニックで得点を積み重ねていましたね。皆さんの絶対に優勝するぞと言う強い意志を感じる試合でした。応援している私達に、勇気と元気を与えてくれました」

ハンドボール部選手代表からは、「悲願であった春夏連覇、インターハイでの優勝ができました。皆さんの応援がとても力になりました。現在は新チームと国体チームがそれぞれ練習に励み、練習に励んでいます。それぞれが皆さんにいい報告ができるようがんばってまいります」との力強い言葉がありました。

最後に、宗教委員会による「ゆめポッケ」発送式がありました。今年も6月13日~25日に全校による「ゆめポッケ」運動が行われ、たくさんの文房具やぬいぐるみ等が集まりました。また、中学生は英語でメッセージカードを書いてくれました。そして宗教委員会が夏休み中に袋詰め作業を行い、今年も35個の「ゆめポッケ」が出来上がりました。
全国から集められたこの「ゆめポッケ」は、来年の春ごろ、アゼルバイジャン、アフガニスタン、英国・北アイルランド、スリランカ、パレスチナ自治区、レバノンといった国々の子供たちに届けられます。

最後に、開催まで残り20日となった乙女祭についての報告や連絡が行われました。全校生徒が参加する特別企画も用意されているとのこと。2学期はさっそく動き出しています。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)