ポインセチア皆さんこんにちは。校長の山内日出夫です。
毎月1回、校長としての私の感想や考えを「山内校長の【和顔愛語】(わげんあいご)」として、当ホームページで発信しています。学校のこと、生徒たちのこと、世の中のことなどを織り交ぜながら、皆さんと何かを共有できればと思います。どうかよろしくお願いします。
第45回目の今回は、「暮」と題してお伝えします。

一年がまもなく暮れようとしています。振り返ると、多忙な一年でした。
今年の年明け早々は、文部科学省へ「スーパーグローバルハイスクール」の応募をするための準備に明け暮れていました。
各説明会へと足を運び、何を用意すべきなのか等、識者の話しを聞きながら、手順を確認、情報収集に努めていました。
そして校内では文部科学省の申請書とにらめっこしながら、字数の定まった空白をどう埋めていくのか、テーマ決め等々、相当数悩ましい時間を過ごしていたのです。
もちろんその作業は、深夜まで続いた日が幾日もありました。
その分、決定の通知を頂いた時の喜びは、生徒たちと同様に大学受験に合格したような舞い上がる高揚した気分を味わいました。

決定された企画書は、決定後もさらに質の高いものにするために、文部科学省の担当官から多岐に亘ってのアドバイスを受けることとなりました。
関係者で知恵を絞りながら、より良いものとするために、皆、苦労をいとわず企画書の策定を行ったものです。
文部科学省から、ゴーサインが出たのは、決定をみてからひと月は超え、フィールドワーク先であるタイのバンコク、チェンマイ、チェンライへ調査出発するぎりぎりの時でした。

今も、担当者たちは、試行を進めながら、精度の高いものにするために作業を続けています。
先月の26日には、文部科学省から数名の担当官が、「スーパーグローバルハイスクール」で行っている「試行授業」の視察にお越しになられました。
双方、意見交換を行い、次年度に備える内容を確認することができました。

学校は、来春の入学に向け、中学校と高校入試の説明会や個人面談で多忙な日々が続いています。
私の「学校説明会」での挨拶には、必ず「スーパーグローバルハイスクール」の説明を入れています。

『私たちの学校は、今年、創立60周年を迎え、「ワンランク上の学校」をキーワードに学校づくりを進めています。
その結果、本校は「グローバル人材育成」の先進校として、この春、文部科学省より「スーパーグローバルハイスクール」に指定されました。
全国で56校、女子校では6校、都内からはお茶の水女子大付属高、昭和女子大付属高、品川女子学院、そして佼成学園女子高の4校だけです。

夕日またこの9月末には、スーパーグローバル大学、37大学が指定されました。
このことで「関西学院大学」へ推薦枠を頂いたこともあり、御礼を兼ねて挨拶に行ってきました。
この大学は、東の慶應、西の関西学院と高い評価を受けている大学ですが、今回「スーパーグローバル大学」にも指定を受けています。
現在、大学では、「スーパーグローバルハイスクール」に指定された学校と連携すべく、また「スーパーグローバルハイスクール」の生徒たちの入学受け入れの検討にも入っているとの説明がありました』と。

「・・・苦労は買ってでも・・・」といった格言がありますが、「スーパーグローバルハイスクール」での苦労は、暮れ行く年とともに「新たな輝き」を放つ成長の未来へとつながり始めています。

良き年をお迎えください。

(佼成学園女子中学高等学校校長 山内日出夫)