English Summer Camp7月8日(水)、9日(木)の1泊2日で、中学生対象のEnglish Summer Campが行われました。昨年と同様、開催場所は代々木にある「国立オリンピック記念青少年総合センター」です。参加者は、中学生30名、ネイティブ教員5名、日本人教員3名でした。

今年は希望者が多かったので、事前に抽選をして30名を選抜しました。残念な気もしましたが、この合宿の効果を上げるためは必要なことでした(落選者は来年優先参加となります)。7名グループと6名グループとでは、移動、食事などの生活をネイティブ教員と共にするため、その効果は格段に違います。引っ込みがちな生徒も否応なく会話に参加せざるを得ない状況こそが、この合宿の目的です。

夕食時に他校の団体と食堂で遭遇しましたが、30名程の集団にポツンと1名、ネイティブの方がいるのが見えました。当然、周囲の生徒としか食事中の会話はできません。本校のテーブルに目を向けると、食前から食後まで、生徒とネイティブ教員が向かい合いになり談笑しているのが印象的でした。本校が会話環境として、あまりに恵まれているのに感動した瞬間でもありました。
English Summer Camp
しかも先生方は、いわゆるALT(公立学校などで定期的に学校を巡回するネイティブ教員)ではなく、普段授業で慣れ親しんだ本校のネイティブ教員なのですから、緊張もありません。この合宿を通じ、寝食を共にして、さらに関係が深まり、その流れで2学期からの英会話授業でも弾みがつくのです。この合宿前に2回ほどの事前ミーティングを行いましたが、その時から各グループの担当ネイティブ教員が指導しますので、生徒の性格や英語レベルも把握でき合宿効果を上げるのに役立っています。

(1) 英語を使ったグループ活動
活動はすべてグループ単位で行いました。1つのグループは、ネイティブ教員1名と生徒約6名で構成されており、1日目の夕方までは、ゲームや様々なアクティビティを通して、英語を使った共同作業を楽しみました。生徒同士で使う言葉を始め、先生から生徒への指示まですべて英語です。生徒達はこの環境の中、生きた英語にどっぷり浸かり、学内ともひと味違った「国内留学」を体験しました。

英語を使ったグループ活動
英語を使ったグループ活動
(2) Skit(寸劇)の練習
1日目の夜から、Skit(寸劇)である “The Sidewalks of New York”の練習を行いました。生徒達は、英語の台詞を暗記し、ネイティブ教員から発音や表現の仕方を学びます。皆さん、次の日の発表のために夜遅くまで一生懸命練習していました。寝入る直前までSkitの練習をしていたので、見回りの先生が夢の中に登場した(同じ夢を見た!)と言う生徒が複数いて、翌朝に苦笑した程です。

Skit(寸劇)の練習
Skit(寸劇)の練習
(3) Skit(寸劇)の発表会
2日目の午前中に劇の発表を行いました。どのグループも劇をより良いものにするため、本番直前まで何度もリハーサルを行い、小道具なども使用しながら最終調整をしていました。本番は、グループごとにくじで決まった順番で発表を行い、ネイティブ英語教員5名、日本人教員3名が審査員を務めました。同じ台本を使っても、それぞれのグループで演出が異なり、どの生徒も個性あふれる名演技を披露してくれました。
Skit(寸劇)の発表会
(4) 表彰式
Skitでよい演技ができた優秀グループ賞、名演技賞、ベストリーダー賞が表彰されました。また、お世話になったそれぞれのグループのネイティブ教員に生徒達からthank-you cards(寄せ書き)が渡されました。

特にこの合宿中に日本人教員にも英語で話しかけた生徒には、「チャレンジカード」をその都度手渡すことになっていたのですが、教員によっては手持ちのカードがなくなってしまうくらい、生徒たちは積極的に英語を使っていました。表彰式ではそのカードを多く持っている人が当選しやすい抽選会も実施し、努力を讃えました。

本校の修学旅行は中3でニュージーランドに出向き、途中2日間は現地家庭にファームステイをするのですが、その実体験は日頃の英語活動やこのような国内プチ留学の延長線上に位置します。佼成女子中なら国内でも英語脳を活性化させられ、高校へ進学する際には留学コースやスーパーグローバルクラスはもちろん、特進コースで高2の英国修学旅行後に4週間の短期留学なども選べることが魅力な「英語の佼成」を再認識した次第です。

(文責:中学主任 脇坂秀樹)