高等学校卒業式平成28年3月12日(土)、本校講堂にて、佼成学園女子高等学校の卒業式が執り行われました。今年巣立っていく卒業生は212名。卒業生の皆さん、3年間見守ってこられた保護者の方々、卒業おめでとうございます!

気持ちが引き締まるような少し肌寒い日、生徒たちにとって一生に一度の高校卒業式の日がやってきました。高校生活最後の制服の胸を飾るのは、れいほう会(同窓会)の方々の手作りの美しいコサージュです。
いよいよ卒業式の始まりです。保護者の方々や教職員、在校生の拍手に迎えられ、A組、B組、C組、D組、E組が入場。吹奏楽部の演奏が華を添えました。

本校の卒業証書授与は、クラス担任がクラス全員の名前を読み上げ、一人ひとり起立していきます。最後にクラス代表が壇上に上がり、校長先生から全員分の卒業証書を受け取ります。この日、卒業生全員の名前が読み上げられ、高校3年生212名全員が佼成学園女子高等学校を卒業しました。

山内校長山内校長は、卒業生の門出にふさわしい坂村真民の「念ずれば花ひらく」を朗読してくださいました。
「『念ずれば 花ひらく 苦しいとき 母がいつも口にしていた このことばを
わたしもいつのころからか となえるようになった
そうしてそのたび わたしの花がふしぎと ひとつひとつ ひらいていった』
この詩は、皆さんがこれから歩んでいく道、将来への希望や願いへの応援のように思えます。どうか自分に似合う花を咲かせていただきたい。そのためには、自らを信じる自信、自らを愛する自愛、そして自らを尊ぶ自尊の3つを、生きる信条として持ち続けてほしい。明日から皆さんの目の前に広がる新しい世界の中で、内に眠る可能性を導き出すことができるよう、花を咲かせることができるよう、皆さん方一人一人に大きなエールを送ります」

酒井理事長酒井理事長は、庭野学園長の論告を代読して下さいました。
「仏教には、一念三千(いちねんさんぜん)という教えがあります。一つの思いが膨大な宇宙的な広がりを持って影響するという意味です。言い方を変えますと、皆さんの一つの思いが、世界中に影響を与えるということです。似た考えが物理学にもあり、バタフライ効果といいます。1匹の蝶が羽ばたきするとそこに小さな気流が生まれ、様々なものに影響を与えながら、やがて地球の裏側に大きな嵐を引き起こすというものです。どちらも、小さなことが様々な要因を引き起こし、だんだんと大きな現象へと変化することを指す言葉なのです。
たった一つの小さな思いが行動に移されたとき、それが巡り巡って広がっていくということは、実際によくあります。例えば、名前を呼ばれたら敗と明るく返事をする。そのたった一言がそれを聞いた人の心を明るくし、心が明るくなったその人は次に出会う人と気持ちよく接することができて、今度はその人と接した人の心をも軽くする。といいうような波及効果です。
私は、皆さんの今日の卒業という晴れの日を、世界を明るく照らしていく始まりの日にしていただきたいのです。皆さんの一言が、行いの一つ一つが、少しでも明るい未来につながるようであるようにと願っています。
もう一つ付け加えるならば、人のために働くことのできる人間としての命をいただいたことのありがたさ、ご両親への感謝とともに、今しっかりとかみしめていただきたいと思います」

在校生徒代表送辞は在校生徒代表の生徒会長、佐藤舞さん。
先輩方への尊敬と感謝の気持ち、思い出を語り、そして好きな言葉として「試練は乗り越えられない人には襲いかからない」を先輩方に贈りました。
「大学生や社会人として巣立っていく先輩方は、新しい世界への旅立ちに対し、期待や不安があると思います。ですが、この言葉を胸に、この3年間、6年間を通して学んだことを礎とすれば、不安が期待に、期待が現実に、そして夢がかなうと信じています」

卒業生代表卒業生代表の答辞は田中希枝さん。
高校に入学したときの緊張、次第にクラスメイトと打ち解けていく様子、1年間のニュージーランド留学が近づいていくときの不安や楽しみな気持ち、留学生活が始まってなかなか思うようにいかないのに、日本の同級生たちは学校の中心となって活躍をし、クラブ活動でも結果を出しているというジレンマ。しかし留学仲間のおかげで辛いときも何度も救われ、楽しいことは更に楽しくなったという感謝の気持ち。そして帰国後の2年ぶりの行事に参加して、1年の時よりも確実に成長した自分たちを感じたこと。そんな仲間と受験勉強も共に励ましあって乗り越えられたこと等、気持ちのこもったスピーチに、会場は静寂に包まれました。
「佼成学園女子高校のいいところは、みんなで頑張るというところだと思います。辛い時、悲しい時、その気持ちを共有できる仲間がいる。とても大切なことです。仲間がいるから楽しいこともたくさん経験できたのだと思います。改めてこの3年間支えてくれた皆さんに感謝したいと思います。これからも私たちはたくさんの人に出会い、支えてもらうことになります。だから自分も誰かの助けになれるよう、高校での出会いと経験を胸に今後も頑張っていきたいと思います」

最後に「旅立ちの日に」と校歌を斉唱し、卒業生たちは退場していきました。
佼成女子の卒業生たちは、これからそれぞれの進路で、新しい目標と出会いに向かっていきます。

【卒業生各種受賞者一覧】
内部表彰

  • 学園長賞 B組 丹野真由香
  • 三カ年皆勤賞
    A組 飯田万梨英、柏木沙有加、加藤愛才、田中快枝、藤江優香、山口唯、湯田平陽香
    B組 井上七海、北村友香、齋藤由佳子、松尾佳奈、森田里咲
    C組 大久保由香、金子陽香、佐藤恵美、中川愛摘、中野佳寿美
    D組 篠田胡桃、初見実椰子、森田彩水

外部表彰

  • 東京都知事賞 磯部花奈
  • 東京都私学財団賞 文化・スポーツ活動賞 大沢アビ直美、鈴木梨美、奈良萌々子、初見実椰子
  • 日本私立中学高等学校連合会長賞 三木彩寧
  • 東京私立中学高等学校協会第八支部保健体育研究会賞 西渕ひかり
  • 東京都高等学校文化連盟文化活動優良生徒 中川愛摘、古林伽予
  • 平成27年度東京都高等学校体育連盟優秀校(ハンドボール)
  • 平成27年度東京都高等学校体育連盟優秀選手(ハンドボール) 初見実椰子
  • 平成27年度東京都高等学校体育連盟ハンドボール専門部年間優秀選手 五十嵐麗奈 大沢アビ直美、鈴木梨美、奈良萌々子
  • 東京都体育協会 平成27年度第70回体育大会 少年女子(ハンドボール)優勝大沢アビ直美、鈴木梨美、奈良萌々子、初見実椰子
  • 平成27年度東京都ハンドボール協会優秀選手
    ・第66回全国高等学校総合体育大会 第3位 五十嵐麗奈、大沢アビ直美、鈴木梨美、奈良萌々子、初見実椰子
    ・平成27年度第70回国民体育大会 少年女子優勝 五十嵐麗奈、大沢アビ直美、鈴木梨美、奈良萌々子、初見実椰子
  • 東京都高等学校吹奏楽連盟理事長賞 島田真奈美

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)