ヤングアメリカンズ今年もヤングアメリカンズ(YA)の夏がやってきました。佼成女子の高1生がYAのワークショップである「アウトリーチプログラム」を受講するのは今年で10回目。今や「去年は高校受験生としてステージを見ていました」という生徒もいるくらい、すっかり佼成女子に浸透したイベントとなっています。今年は7月14日からスタート、最終日の16日の土曜日には集大成となる歌とダンスのショーが行われました。最終日のワークショップ、リハーサル、そしてショー本番をレポートします。

このYAの「アウトリーチプログラム」は、音楽の力を借りて受講生たちが自分をオープンにし、観客の前で歌い、踊り、演じることを楽しむことが目標です。3日間で12時間のワークショップの間に、ショーのための歌、踊り、演技をマスターするという集中力が求められます。コミュニケーションは基本的に英語ですが、大事なところはYAの日本人メンバーが通訳もしてくれます。
日本人はシャイで自分を出すのが苦手な人が多いと言われますが、ワークショップの高1生たちを見ていると、年々YAのキャストと信頼関係ができあがるのが早くなっているように感じられます。最終日のこの日も、あうんの呼吸で練習が始まりました。生徒たちはキャストが言ってくれるアドバイスの一言一言を素直に受け取り、積極的に動いてみんなで良いステージにしようという意気込みが感じられました。
この日のスケジュールは、9時半から2時間のワークショップ、ランチの後は2時間かけてリハーサル、少し休憩の後、いよいよ本番のステージとなります。
最期のワークショップスタート。まずはストレッチで体をほぐした後、3つのグループに分かれて、ダンス、歌、パフォーマンスのクラスを順番に受講します。

音楽のレッスン
ホールでは音楽のレッスン。5分で歌詞をつくるゲームでは、あっという間に愉快な歌ができました。
ダンスレッスン
講堂ではダンスレッスン。「夢や大事なものを思って踊ってね」と言われて、みんなの動きが力強く大きくなっていきます。
パフォーマンスのレッスン
管理棟ではパフォーマンスのレッスン。ペアになって、同じセリフをいろんなポーズで言ってみているところです。
衣装のTシャツ
「このレッスンが終わっても、自分を励まし続けるのを忘れないで!」 キャストの言葉が響きます。ワークショップが終了して、ランチ休憩の前に本日のステージ衣装のTシャツを受け取って、みんな笑顔満開です。
ランチの後はリハーサル。ショーを頭から順番で通し、時々ポジションの確認や移動のときの注意などが入ります。リハーサルはたいへんスムーズで、ステージマネージャーからも最後にガッツポーズが出るほどでした。時間があったので、この後ノンストップでもう1回通し練習。自信がついてきたのか、生徒たちの顔も笑顔が絶えません。
生徒たちは少し休憩してから本番。ずっと練習に付き添ってくれたYAキャストは、生徒たちの休憩の間に自分たちのショーのリハーサルです。

いよいよショーが始まりました。観客席は保護者の方々で満席です。
第1部は、YAキャストによる1時間のショー。高1は、最前列のスペシャルシートでキャストのステージを見つめます。途中でYAキャストはアメリカ以外にも世界中から集まっていることが紹介されました。カナダ、フィリピン、スコットランド、イギリス、そして日本人キャストも4名。そんな多国籍な若者が集まって、一緒になって一つのステージを作り上げています。最後は全員で、「見上げてごらん夜の星を」を日本語で歌ってくれました。

さて、いよいよ第2部、高1生たちの本番の時間がやってきました。ホストファミリーを引き受けて下さった保護者の方々には、最前列の特等席で見ていただきました。
約210名プラスYAキャストのステージはたいへんな迫力で、床からも地鳴りのようにパワーが伝わってきました。生徒からは「すごく緊張した!」という声もありましたが、観客側からは、全員が客席の隅々にまで届くような大きな笑顔で歌って踊って演じて、そしてソロパートを担当する仲間に力を送っているのが見えました。オープニングから最後の「ライオンキング」、そして手話を交えた「If We Hold on Together」まで、あっという間の1時間でした。終わったときの生徒たちの表情が、この3日間の充実を物語っていました。

ヤングアメリカンズ
ヤングアメリカンズ
ヤングアメリカンズ
ヤングアメリカンズ
YAキャストは世界中をホームステイしながらツアーしています。ジャパンツアーも例外ではなく、佼成女子での3日間は、プログラムに参加する高1生のご家庭でお世話になりました。ステージマネージャーからも、食住の面倒を見て下さったホストファミリーの方々に、「私たちを家族の一員として迎え入れてくださってありがとう!」という感謝の言葉が送られました。

最後に山内校長から驚きのニュースが伝えられました。YAのオーディションは4000人が受けて100名が合格するという、実に40倍の狭き門。その今回の合格者の中に、佼成女子の卒業生が2名含まれていたのです。合格者の2人はこの夏からアメリカに渡り、トレーニングに参加します。来年、ジャパンツアーのメンバーとして佼成女子に帰って来てくれたら嬉しいですね。
「皆さんは、このワークショップで、自分自身を表現できるように変化した。すべての人が主役になっていました。これほど嬉しいことはない。これからの学校生活でも主役となって活躍してくれることを期待しています」(山内校長)

ヤングアメリカンジャパンツアーの様子は、フェイスブックで随時更新されています。佼成女子のワークショップの動画や、YAを佼成女子に導入した井上教頭のインタビューもありますので、ぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/YAJAPANTOUR

ヤングアメリカンズ アウトリーチプログラムについて
http://jibunmirai.com/ya/program/purpose.html

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)