SNS講習会信号機の「赤は止まれ、青は渡れ」というルールをまだ知らないような小さい子に、いきなり一人で街に買い物に行かせる親はいないでしょう。当たり前に存在するものにも意味やルールがあるのだと知ってこそ、日常生活は円滑に進んでいきます。
そして、現在の中高生は物心がつく前からインターネットが当たり前のように存在し、「デジタルネイティブ」というそうです。今回、様々なSocial Networking Service(SNS)によって簡単に世界とも繋がることができるようになった今だからこそ、改めて知っておかなければいけないルールや注意事項について、専門家の方より具体例を出しながら分かりやすく講演していただきました。

今回の講習で強調されていた、ソーシャル・ネットワーキング・サービスを使用する際に注意すべきことは以下の5点です。

  1. 相手にどう伝わるかを考えること
  2. 現実でもネット上でも法律を守ること
  3. 自分の投稿は大丈夫か(問題ないか)考えること
  4. (自分のも他人のも)個人情報を伝えないこと
  5. 自分の位置情報を伝えないこと

そして、絶対に忘れてはいけないのは、「世界とつながっている」こと、自分が発信した情報は「無制限にコピーできる(される)」ということです。
また、講演のたくさんの事例のなかに、災害に関してのSNSの良い利用と悪い利用の双方の例がありました。悪い例は、熊本の震災で、動物園のライオンが逃げたというウソの画像をツイッターにアップし、先日逮捕された人の話。その一方で同じツイッターで被災地でのボランティア募集や、不足している物資などの情報伝達がスムーズにできたというメリットがあったということです。大雨で避難した際に、公の情報よりも子供同士のLINEのやり取りのほうが早く正確に伝わった、という例もあったそうです。
SNSは正しく使えば大変便利なものです。しかし、それは危険性をよく理解した上での話です。今回の講習会を通じ、生徒各自が自覚をもってインターネットを利用する一つの契機となることを期待しています。

(文責:生徒指導部 浦田)