中学説明会7月10日(日)に行われた第2回中学説明会では、たくさんの受験生・保護者の方々にご来校いただきました。前半の山内校長の本校の教育手法に引き続き、今回ご紹介する後半は、中学主任の脇坂教諭から、本校の「英検まつり」をメインにご説明をいたしました。

今回は、中2の前田さんと徳久さんにお手伝いしてもらいました。前田さんは英検準1級、徳久さんは2級を取得しており、それぞれもう1つ上の級を目指しているところです。前田さんはアメリカに10年、徳久さんは香港に7年いたという共に海外育ちですが、「日本に帰ってきて英語力が維持できるかすごく心配していました。この学校に入っていなかったら英語はしゃべれなくなっていたと思います」(前田さん)。「英語を使わない国にいたので、日本に帰ってきてから一生懸命英語を勉強しました。帰国子女だから英語ができると思われがちですけど、そうではないです」(徳久さん)というふうに、それぞれバックボーンは違います。ただ、2人とも努力家なのは間違いありません。

英検まつり本校の英検まつりは、英検対策であり、学校行事でもあります。
期間中は毎朝小テストを行い、1枚終わるごとにステッカーを張っていきます。学年関係なく中学校全体でクラスごと競い合いますが、「上の級の生徒ほどテストの進み具合が遅くなるという不利な点もあり、それを他の生徒たちがカバーしようと、1人がみんなのために、みんなが1人のためにがんばろうという精神で、クラスが団結します」(脇坂中学主任)。
単語の勉強は単調なものですが、ゲーム性を持っておまつり感覚でみんなで楽しく取り組む。隣の席の子も、先輩も後輩も、高校でも当たり前のようにやっている。これが学校行事としての英検まつりです。

この日は英検2次試験の日でしたので、他の中2生たちにはビデオで登場し、生徒の目から見た英検まつりについて話してもらいました。
前日の夜や通学時間に単語を覚えたり、あえて各駅停車にのって準備の時間を稼いだり、またはテストの間だけ集中するという生徒もいてやり方はそれぞれですが、英検まつりの2週間を終えての感想は、「終わった後、達成感を感じた」「グラフになって形に残ると嬉しい」「コツコツやって楽しかった」。みんなでやっているから楽しいと思うし、みんなで2週間がんばろうという気持ちになるようです。

中2生たちは、今年度の第1回の英検ですでに63%が英検3級以上を取得しています。英検はあと2回ありますので、中2は今年度中に全員が英検3級以上を取得することが目標です。また、本校の中学の目標は、卒業までに準2級です。
昨年度の英検結果をみると、中1から中2にかけて飛躍的に伸びています。

2015年 英検結果(中学)

今回は英検まつりに絞ってお話いたしましたが、本校の中学校英語教育につきましても触れておきます。
中学校英語の特徴は、イマージョン授業(音楽・美術)、ネイティブ教員による英会話授業、習熟度別少人数授業、英検対策授業、1週間の3分の1は英語関連授業、などがあげられます。
音楽と美術のイマージョン教育や英会話の授業はネイティブの教員が行います。生徒は英語を覚えるだけでなく、それを使うアウトプットの機会が校内にたくさんあります。また、ネイティブの先生はニュージーランド、スコットランド、アメリカ等の様々な国の出身で、発音もみんな違います。「美術の先生はジャマイカ出身で東京芸大を出ています。発音の違いだけでなく感性も違う。校内にいながらインターナショナルであることは、英語教育上とても効果的です」(脇坂中学主任)

習熟度授業については、クラスを3つの習熟度に分けて授業を行います。英語は中学入学前からやっている生徒とそうでない生徒で最初は差がありますが、1年経つと上位の生徒に影響されて、ボトムアップしていき、習熟度クラスの人数は期ごとに変化して中位層が増えていきます。
また、毎学期末にはスピーチコンテストがあります。テーマは毎回違いますが、1学期は、中1は自己紹介、中2は物語の一節の暗唱、中3は日本文化について自分で調べたことを2人組でプレゼンしました。
そして今年の中3から、中学の中期留学プログラムがスタートします。1月にニュージーランド修学旅行に行きますが、希望者はそのまま残って3学期の3か月をホームステイします。インプットとアウトプットの機会が最大限にあるのが、佼成女子中学校の特色です。

中学中期留学プログラム

高校に入ると、多様な海外研修プログラムがあり、さらにアウトプットの場が広がります。
先に登場した中2の徳久さんは、お姉さんが高校に在籍しています。「高1の姉はSG(スーパーグローバル)クラスなので、英語のレベルが高く、そういう環境で学ぶことでちょっと焦りを感じたり、競い合ったりしているようです」
前田さんは、「高校に行ったら英語を勉強しながらスリランカやほかの国に行ってみたい」そうです。
2人は最後に英語でスピーチも披露、将来の夢を語ってくれました。徳久さんは、2020年に東京オリンピックで海外の人たちの手助けもしたいそうです。

今回は英語、特に英検まつりについてお伝えいたしました。
「他の授業はどうなの?」というお声もあり、最後に広報室長の内山教諭から他の授業についてもお伝えさせていただきました。
8月27日にはオープンスクールもありますので、こちらでぜひ、英語以外の授業もご体験ください。

8月27日(土) オープンスクールのお知らせ

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)