始業式9月1日(火)、本校講堂にて2学期の始業式が行われました。第1回英検に1級を初めとしてたくさんの合格者が出たことが発表され、また夏休み中の部活動の表彰が行われました。

■校長訓話
夏休み中もたくさんの出来事があました。人間としての価値観を問われるような事件もありました。
世界中で店舗展開をしているスターバックスというカフェがありますが、このたび、マレーシアのクアラルンプールに、障がいを持った人たちで運営される店舗ができたというニュースがありました。マネージャーを含めた13人の従業員のうち10人が聴覚に障がいを持った方とのことで、お客様は、店の注文カードに書き入れて注文し、手話のわかる人は手話で注文します。たくさんのお客様が訪れる人気店なのに、そういうわけでとても静かなこの店は、共に生きる社会を作り上げたいという若い方の想いによって実現されたとのことです。
その反面、日本の相模原で起きた事件は皆さんも記憶に新しいと思います。障がいを持っている人たちの施設で、そこで働いていた男性が起こした事件です。多くの障がい者の方々が犠牲になりました。これも世界中に配信され、論評が加えられています。
私達の国の若い人たちも、マレーシアと同じように、障がいのある方々と共に生きる社会を作っていきましょうと活動していることは間違いありませんが、ただ一つのこうした事件が私たちの国の大きな誤解を生んでしまいます。
この事件を起こした犯人は、障がい者などいらないという考えの持ち主でした。障がいをかかえた子供たちを持つ親の会は、すぐにこのような談話を発表しています。ご存知の方も多いでしょうが、再度ご一読いただければと思います。
「全国手をつなぐ育成会連合会」http://zen-iku.jp/info/member/3223.html
多様性のある社会、共に生きていこうという社会を作り上げていこう、これが大きな世界的流れになっています。障がいを持っていることを指すハンディキャップという言葉は、最近では障がいを持っている困難を乗り越えようとしている、チャレンジしている人たちという意味で、「チャレンジングピープル」、「チャレンジド(the Challenged)」、またはっもっと広義の意味で「ピープルハット」と呼びましょうという運動も出てきています。
私達の価値観が問われています。困難を乗り越えようとしている人たちは、とても美しいと思いますし、それを応援する人たちも美しい。たくさんの宗教があり、たくさんの民族があり、さらに人種も違えば、障がいを持っている人も持っていない人もいる。そうしたことを乗り越えて、みんなひとりの人間であるという価値観をしっかり作っていくことがとても大切なことなのです。それが、学ぶということであり、様々な人と共に生きる社会を作っていくためにも、皆さんにはしっかり学んでほしい。そんなことを思わされた、マレーシアのニュースと日本の事件でした。

■各種認証・表彰

  1. 第1回英検
    1級1名、準1級16名、2級18名(中1生1名含む)の表彰を行いました。その他、準2級59名、3級39名が合格しています。
  2. 吹奏楽部
    第56回東京都高等学校吹奏楽コンクールにて、5年連続となる金賞を受賞。9月11日の東京都大会本選へ、2年連続3回目の出場をします。
  3. ハンドボール部
    平成28年度全国高等学校総合体育大会 兼 高松宮記念杯第67回全日本高等学校ハンドボール選手権にてベスト8、高2金城さんが大会優秀選手に選出されました。
  4. バトン部
    東京都バトン協会バトントワーリングコンテストにて、初級 金賞5名、中級 金賞1名受賞しました。
  5. 書道部
    第17回高校生国際美術展 奨励賞2名
    第40回全国高等学校総合文化祭ひろしま総文2016 高3徳田さんが全国第3位朝日新聞社賞受賞
    第9回書道パフォーマンス甲子園 21校中第9位

第71回岩手国体に東京都代表として出場するハンドボール部、バスケットボール部の選手、東京都高等学校吹奏楽コンクール東京都大会本選に出場する吹奏楽部の壮行会も行われました。
ハンドボール部は、佼成女子の単独チームで国体に出場します。
また、バスケットボール部の結城先生もアシスタントコーチとして国体に出場します。本校バスケット部から国体選手が選出されたのは実に13年ぶりです。
生徒会長村野さんと山内校長から激励の言葉が送られ、各部の代表者からは「昨年度は次点で全国大会を逃し、その悔しさをバネに日々努力をしてまいりました。今年こそは全国大会に出場できるようがんばってまいります」(吹奏楽部)、「インターハイのベスト8という結果は、日本一を目指してやってきた自分たちにとっては悔しいものとなりましたが、また決意を新たに、このチームで日本一になれるラストチャンスである国体で優勝できるようにがんばります」(ハンドボール部)、「高校で最後の大会なので、今まで学んだすべてのことを生かして皆さんの期待に応えられるようがんばってきます」(バスケットボール部)との決意の言葉がありました。

今月の24、25日には乙女祭が開催されます。2学期は始まったばかりですが、生徒たちは学校最大の行事に向けて、さっそく準備に動き出しています。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)