高校生の主張コンクール戦後、日本が国連加盟を果たしたのは1956年。今年はそれから60年というアニバーサリーイヤーです。
日本国際連合協会東京都本部主催「第63回 国際理解・国際協力のための高校生の主張コンクール東京都大会」に、本校の高校2年生加藤実優さんが出場し、入賞を果たしました。加藤さんは2年連続で書類審査を通過し、伝統あるこのスピーチコンクールへの出場を決めました。9月19日(月祝)、JICA地球ひろばにて開催された都大会において、力の込もったスピーチを披露しました。

加藤さんは、昨年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の実施に向け、日本がどのように取り組むべきかというテーマで語りました。アジェンダには17の目標が並んでいます。加藤さんはその第1に掲げられた「あらゆる場所であらゆる形態の貧困に終止符を打つ」という目標に着目しました。世界の貧困問題といえば、アフリカなどを思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、加藤さんは中国と日本という世界第2・3位の経済大国で起きている貧困問題を取り上げ、国内外の調査データをもとにその深刻な実情を浮き彫りにしました。

今夏、中国で開催された国際青少年交流サマーキャンプにも自ら志願して参加した加藤さん。本校の進学コースに在籍しています。来年の今ごろは大学受験です。海外経験を活かしてグローバル学部系統に進むか、文章を書くプロを目指して文学部系統に進むか、大いに悩んでいるそうです。どちらの方面であれ、持ち前の知的好奇心と行動力を活かし、挑戦を続けるでしょう。将来が楽しみですね。

日本国際連合協会 東京都本部: 高校生の主張コンクール
https://www.tokyo-icc.jp/kokuren/high.html

(文責:国際部 秋田)