2学期終業式12月24日(土)、本校講堂にて、2学期終業式が行われました。ニュージーランド留学から帰国した特進留学コース(KGGS)12期生の報告、中学副会長認証式、第2回英検の結果発表、部活等各種表彰などが行われ、特に今回の英検は全校からたくさんの合格者を出すことができました。また、2月の関東選抜大会に出場するハンドボール部の壮行会も行われました。

■山内校長講話
山内校長からはまず、12月23日に佼成学園男子校のアメフト部が、全国大会決勝であるクリスマスボウルに出場して全国優勝を成し遂げたとの報告があり、会場は大きな拍手に包まれました。
「この時期になると、今年のことを振り返ってみたり、来年の目標を掲げる日々になります。昨年の終業式で、目標を達成するための方法のお話をしました。アメリカのスタンフォード大学のケリー・マクゴニガルさんという先生の教えで、「やる力」「やらない力」「望む力」の3つの力の話です。この先生の「スタンフォードの自分を変える教室」という本が出ていますので、興味ある方は、中学生も背伸びをして、読んでいただければと思います。
心理学者であるケリーさんは、この本の中で私たちに4つのヒントを与えてくれています。「褒めるべきことは何か?」「どんなことに驚いたか?」「1年を象徴する感情・体験は何だったか?」「羨ましいと思った人は誰か?」です。皆さんも自問自答して、この1年間を振り返っていただきたいと思います。
まず、みなさんがここ1年間の中で、自分自身を褒めるべきこと、成功したことはなんでしょう? それを思い出すことで、来年の目標を浮かび上がってくると思います。
2つ目は、どんなことに驚いたでしょうか? あのとき、こんなことに驚いたというようなことがあろうかと思います。来年はどんな驚きを持とうかという頑張りが見えてくるかと思います。
3つ目の、1年を象徴する感情・体験は何だったでしょうか? だいたいネガティブなことが出てくるかと思います。あのとき、こんな失敗をした。そういうときは、振り返ることです。なぜ失敗をしてしまったかという原因を分析することです。
最期の4つ目、「羨ましい」と思った人は誰か? なぜうらやましいと思ったか? 自分にないものを持っている人のことを、羨ましいと思いますね。例えばクラブ活動で自分より上手な先輩や後輩がいたりしたら、その先輩や後輩に「どうやって上手になったんですか?」と聞いてみましょう。羨ましいという気持ちをそのままスルーするのでなく、話を聞いてみて、どういうふうにすれば自分もそうなれるかを知れば、多くのことが解決できるだろうと思います。
こうした、4つの振り返りをすることによって、きっとみなさんは2017年に何を目標に掲げたらいいかということが浮かび上がってくると思います。目標は私たちに大きなエネルギーを与えてくれます。人間にとって目標を持つということは、自分自身を大きく変えていくということです。今から来年のこの時期を思い描いてみて欲しい。2017年の今頃、目標を達成した自分を想像し、自分自身の目標にむかって頑張ってほしいと思います」

■特進留学コース(KGGS)12期生帰国報告
1年間のニュージーランド留学を終え、12月4日に帰国した特進留学コース(KGGS)12期生19名の帰国報告が行われました。生徒代表として上野さんから、英語と日本語で挨拶がありました。上野さんは、留学生活の10カ月間が、本当に終わったときが信じられないくらいあっという間だったと語り、留学生活の印象をこう伝えてくれました。
「一瞬なのに、今まで過ごしてきた10ヶ月で最も濃く、1日1日が瞬きをする度に過ぎて行くように感じることが多々ありました。自分の身の周りに起こること、あるもの、いる人、何もかもが新鮮で、毎日が輝いていました。時には、心が痛くて消えてしまいそうな時もありました。それでも帰りたいとは一度も思いませんでした。なぜなら、お家に帰ったら、待ってくれている人がいて、夜ごはんをみんなで一緒に食べながら、今日あった嬉しかったことを話す。そんな日本にいれば普段改めて実感することもない幸せが、ニュージーランドではとても幸せに感じていました。
私はいつも人に恵まれているので、ふとした瞬間にいつも怖くなります。いつか何かとんでもない恐ろしいことが起こるんじゃないかと。これをホストマザーに言った事があります。そうしたら「あなたがそういう環境を自分に作っているのよ」と言われました。その時は、それは違うと思っていたけれど、本当は自分の周りの環境は自分で良くも悪くも変えられるのではないかと思うようになりました。この留学生活で私が学んだのは英語だけでなく、もっと根本的な考え方や、感じ方であると思っています。自分の本当にやりたい事をするということ。そして明日はまた全く違う新しい日なんだから、今この瞬間を一生懸命生きるということです。今日まで、私たちのために精一杯、私たちが気づかないところでもいつも支えて頂いたすべての方々に感謝しています。本当にありがとうございました」
佼成女子に帰ってきたKGGS12期生たちは、卒業までの学園生活を、新しい視点、新鮮な気持ちで勉強、行事に取り組んでくれることでしょう。彼女たちによって、校内にまた新しい風が吹くことを期待しています。

■表彰

  • 中学副会長認証 
  • 第2回英語検定
     今回はたくさんの生徒が合格し、特に2級は過去最大数の合格者となりました。
    準1級16名、2級54名 準2級60名 3級20名 4級8名 5級2名
  • 英単チャレンジ表彰
    英検まつりでの英単チャレンジの個人優秀者、優秀クラスを表彰しました。
  • 中学学力推移調査の成績優秀者表彰(偏差値58以上)
  • 国際理解協力高校生の主張コンクール
    日本国際連合協会主催の同コンクール東京都大会で、高2の加藤さんが2年連続で努力賞を受賞

■部活動表彰

  • バレーボール部
     東京都高体連新人リーグ戦にて、全勝でリーグ優勝。
    予選リーグ後の本戦で東京都12位となり、ベスト16のシード権を取得
  • バスケットボール部
     第71回国民体育大会少年女子の部 3位(高3二上さん)
  • 書道部
     第44回全国比叡山競書大会 最高賞の内閣総理大臣賞(高3徳田さん)
     第33回ふれあい書道展 最高賞の広島県知事賞(高3川崎さん)
     代25回国際高校生選抜書展(書の甲子園) 3位準大賞(高3徳田さん)、5位秀作賞(高3帯津さん)、他8名入選、団体で南関東地区優秀賞
     書道部は他にも6つの書道展で好成績をおさめました。
  • 第八支部美術展
     銅賞(高2麻生さん、中3伊藤さん)

■ハンドボール部壮行会
この日は、2月の関東選抜大会に出場するハンドボール部の壮行会も行われました。
同大会には、本校から10年連続の出場となります。部員全員がステージに上がり、生徒たちから激励の拍手を受けました。

KCCS12期生に続き、来年1月には13期生が留学に出発します。充実した日々を過ごして、最後には先輩たちのように「あっという間の10か月だった!」と言えるような留学生活を送ってもらいたいと思います。楽しいことがたくさん待っている年末年始ですが、インフルエンザ、ノロウィルスなども流行しています。くれぐれも体調管理に気を付け、有意義な冬休みにしてください。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)