合唱コンクール1月28日(土)、今年度最後の行事である合唱コンクールが、本校講堂にて行われました。1年を一緒に過ごしたクラスメイトとの最後の行事です。この日はお天気もよく、たくさんの保護者の方々においでいただきました。インフルエンザ流行中で欠席者も多いなか、各クラスは、ここぞという集中力を発揮しました。

今年も佼成女子3大行事の最後を飾る、合唱コンクールの日がやってきました。この日のために、クラスでコツコツと練習を重ねた成果を発表する日です。現在16名が中期留学をしている中3は、有志が特別参加となりました。
そして今年も二期会所属の声楽家である白川恭子先生に、外部審査員としてご来校いただきました。

合唱コンクールの審査基準は以下の4つです。

  1. 声、ハーモニーの美しさ
  2. 感情表現の豊かさ
  3. クラスとしての一体感
  4. 歌唱態度(入退場・服装等の風紀面)

合唱コンクール中学の部からのスタート。中学生たちは、課題曲の英語曲「Believe」と、それぞれのクラスで選んだ自由曲の2曲を歌います。インフルエンザで欠席者が多く、伴奏者不在でCD音源となってしまったクラスなど、アクシデントが少なからずありましたが、みんな最後まで一生懸命歌い切りました。中3は審査の対象外ですが、有志の11名で「異邦人」を歌ってくれました。

金賞は、自由曲「夢はひそかに」を歌った2年1組。全員が歌に合わせて髪型をハーフアップに統一、指揮者をよく見て歌う様子に、クラスの団結力が見えました。さらに最優秀指揮者賞、最優秀伴奏者賞も受賞という、トリプル受賞となりました。

中学の講評はステファン先生から。「皆さん、すばらしいパフォーマンスでした。一生懸命練習して、やり切りましたね。中3生も、歌を愛している気持ちが伝わってきました。出場してくれてありがとう」

高校の部は自由曲1曲で勝負。高校もまた、指揮者が欠席で急遽代役を立てるなどのアクシデントがあったクラスもありましたが、おおむね実力を発揮できたと思います。

合唱コンクール金賞は「友 ~旅立ちの時~」を歌った2年D組。「最初は音程や強弱、一体感など不安なことがいっぱいありましたが、日々の練習を通して少しずつ不安は消え、ベストの状態で今日の本番を迎えました」との最初のスピーチの通り、練習通りいけば大丈夫という自信が感じられる美しい合唱で、難しい4部合唱を歌い切りました。

銀賞は「心の瞳」を歌った1年B組。こちらも豊かなハーモニーで、一生懸命練習したことがわかるステージでした。
銅賞は「明日への扉」の2年C組となりました。「このクラスで最後の合唱です。みんなの永遠の思い出になるように気持ちを込めて歌います」と代表者がスピーチしたように、胸に迫る合唱でした。

白川恭子先生今年も二期会所属の白川恭子先生が、外部審査員として高校の講評をしてくださいました。
白川先生は毎年とても役立つアドバイスをしてくださいます。今年は、楽譜は混声でなく女声の楽譜を選ぶこと、そして、五線譜における強弱記号のピアノ、ピアニシモについて。
「強弱記号にはフォルテとピアノがありますが、フォルテだと外に向かって強く感情があふれて出る。でも、ピアノだったら感情がないわけではないんですね。むしろピアノは、内面の心の強さ、思いの強さが増すのです。フォルテは強くてわかりやすいのですが、実は深く苦しんでるとか、心で強く感じているというのは、ピアノやピアニシモで表現されることがとても多いのです。ピアノやピアニシモは、フォルテよりもとっても出すのが難しいのですね。それを意識して、曲のなかの深い感情を伝えられるようになったらいいなと思いました」

合唱部合唱部は「地球の鼓動」「時を超えて」「スタジオジブリ・メドレー」の3曲を披露。声の強弱、歌詞の理解など、さすがの模範ステージでした。

表彰式は笑顔あり、涙ありでした。合唱コンクールの時期の校内は、授業前、休み時間、放課後と、いつもどこからか歌声が響きます。コンクール前日に本校に来られた来客の方々も、歌声をほめて下さったそうです。
「この期間は校内に歌声がいっぱいで、ああすばらしいな、うちの生徒たちは日本一だな、そんな思いがする時期です」(山内校長)
保護者の方々も、生徒たちの練習にご協力いただきまして、本当にありがとうございました。

【中学の部 結果発表】
金賞 2年1組「夢はひそかに」
最優秀指揮者賞 2年1組 野口さん
最優秀伴奏者賞 2年1組 佐藤さん

【高校の部 結果発表】
金賞 2年D組「友 ~旅立ちの時~」
銀賞 1年B組「心の瞳」
銅賞 2年C組「明日への扉」
最優秀指揮者賞 2年F組 引地さん
最優秀伴奏者賞 2年E組 宮崎さん

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)