スリランカ学生団来校3月16日(木)、来日中のスリランカ学生団が来校し、本校の生徒たちと交流しました。

佼成女子はスリランカとのつながりが深い学校です。毎年夏に高1有志がスリランカを訪れて現地の青少年と交流するプログラムを催しています。昨年春には吹奏楽部が初の海外公演をスリランカで行いました。スリランカは過去に植民地支配や内戦などの苦難を経験しましたが、現在は異なる民族と宗教が平和的に共生しています。本校のSGH研究テーマにある「多民族社会における平和的発展」をまさしく実践している国であり、生徒たちはこれまでにたくさんの学びの機会を得てきました。こうした経緯から、今回スリランカの11高校から選抜された学生13名が来日するにあたり、日ス学生の交流先として本校が選ばれました。

スリランカの学生が発表開会式の後、スリランカの学生さんたちがパワーポイントを使って様々な発表をしてくれました。学校生活に関する説明では、小学校5年、中学6年、高校2年の13年間あり、日本よりも小中高の年数が長いことに生徒たちは驚いていました。衣服に関する説明では、学生さんたちがオサリヤやサロンという伝統的な服を着て発表してくれました。料理の説明で出てきたミルクライスやキングココナッツも美味しそうでした。勇壮なキャンディダンスの披露もあり、大いに盛り上がりました。

吹奏楽部本校からは、吹奏楽部と高1有志による音楽の贈り物です。佼成女子オリジナルのシンハラ語挨拶歌にのせて曲紹介をし、吹奏楽の定番曲「宝島」を演奏しました。次に、東日本大震災時の支援に対する感謝と追悼の意を込めて、「花は咲く」を合唱しました。その後、ちょうど当日が誕生日だった学生さんへのサプライズ演奏をしてから、最後に全員で「ふるさと」を歌いました。両国の学生が「山も風も海の色も ここはふるさと」と歌う姿を目にして、2つの島国の美しい風景が重なりあうような感覚に浸りました。

ランチタイム演奏会の後はランチタイムです。あえてカレーライスを振る舞いました。スリランカのカレーとは全く異なる日本式のカレーです。チキンカレーと野菜カレーを用意し、豚のエキスが入らないよう、いつもとは異なる調理法で食堂の皆さんが作ってくれました。はたしてスリランカ人の口に合うか心配していましたが、皆さん「おいしい!」と言いながら食べていました。やはり、食を通じた交流は大事ですね。


2時間半という短い時間でしたが、双方の学生たちにとって思い出に残る交流会になりました。今日ここに集まった学生たち自身が、日ス両国の架け橋となっていくことでしょう。国や民族や宗教が異なっても、こうして笑顔で平和に交流できる日がいつまでも続くことを私たちは願っています。

スリランカ学生団来校

(文責:国際部 秋田)