入学式4月10日(月)、本校講堂にて、佼成学園女子中学高等学校の入学式が行われました。この日は前日の雨もあがって暖かい日差しとなり、生徒通用門の桜も満開となって、新入生たちを祝福していました。新入生の皆さん、ようこそ佼成女子へ!

保護者の方々が見守る中、真新しい制服に身を包んだ新入生たちが入場。今年の1年生は、中学30名、高校198名。中学は2クラス、高校は6クラスとなりました。

入学許可に続く学校長訓示では、宍戸校長はまずは英語で入学のお祝いの言葉を述べ、本校の設立理念について新入生に語りかけました。

宍戸校長「本校の設立理念は、“国際社会で平和に貢献できる人材を育成する”というものです。今からはるか63年前に、学園創立者の庭野日敬先生はこのような先見の明をもって、本学を創立されました。現代の世界は、グローバル化が急激に進んで、世界がとても身近で近いものとなり、様々な分野ですばらしい進歩を遂げています。しかし、世界中で起きている非常に難しい課題も毎日のように入ってきます。異文化の中で育ち、考え方が全く違う人々と、その壁を越えて共通の大きな目標を掲げて平和の為に成果をあげていかなければなりません。そのためには、どんなことが大切だと思いますか?英語を代表とする言語を学ぶこと、あるいは自国の文化をしっかりと学んで、その文化に誇りを持つこと、また自分なりのアイデンティティをしっかり確立すること、さらに自らの意見をしっかりと表現する力を身につけることなど、たくさんの事柄が考えられます。
しかし、最も大切なもの、それは自分の考えや価値観をただ押し付けるのではなく、他者の、相手の立場をしっかりと理解し、共感して共通点を見出し、物事を考えていくということです。シンプルに言えば、相手を思いやるということです。これこそが、スーパーグローバルハイスクールの指定校となっている本校の目指す、グローバルリーダーの姿の原点だと思います。
本校では、学業面における授業や講習はもちろんのことですが、学校全体で取り組んでいく数々の行事、それから各分野で行われている合宿、豊富な海外研修のプログラム、また各部活動といったものを通して、共感性や思いやりといった気持を大切に育てています。とても成し遂げられないと思われるような高い目標も、他者の気持ちを思いやって、協力、そして協働することができれば、その高い目標を達成することが可能です。学校生活での小さな取り組みの積み重ねが、国際平和に貢献できるような資質を養うことにつながると私は信じています。新入生の皆さん、この学校で学業に励んで、そして体も鍛えて、さらに何よりも他者を思いやれるような強い心を育てていってほしいと思います。
現実に、多くの皆さんの先輩が、自分の限界をはるかに超えたような素晴らしい成果をあげてきました。先輩たちにできたことですから、みなさんにも必ずできます。私たちの学校は、教職員一同、一致協力して、そんな努力する皆さんを精いっぱい支えていくつもりです」

椎名理事長からも祝辞をいただきました。
「この学園でのかけがえのない時間を、せいいっぱい悔いのないよう、学業、スポーツ、文化活動等、各々のやるべきことに打ち込んで、夢と希望を現実のものにしていただきたいと思います」
椎名理事長
新入生誓いの言葉
新入生誓いの言葉は、新高1の代表、大前さんから。
「これから、たくさんの喜びをここにいる仲間たちと分かち合っていけるでしょう。その期待を胸に、私たちはこの学校での生活をスタートさせようとしています。校訓に、“行学の二同を励み候べし”という一節があります。その言葉の通り、勉学と部活動を両立させ、またお互いを尊重し、高めあえるような人間関係を築きたいと思います。そして、自分の枠にとらわれず、世界に視点を置いて、大きな夢を持ち、社会に貢献できるような人間になります」
各学級担任も紹介され、吹奏楽部の演奏で校歌を斉唱し、入学式は閉式となりました。

入学式の後は、保護者の方々と一緒に、初めてのホームルームです。中1クラスの黒板には、中2の先輩がお祝いメッセージを書いてくれていました。

新入生の皆さん、保護者の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんの未来のための充実した時間を、みんなでつくりあげていきましょう。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)

ホームルーム