宍戸校長4月8日(土)、本校講堂で1学期の始業式が行われました。お天気にも恵まれ、新校長を迎えての新しい年度の始まりです。新任の先生をお迎えしての新任式、学級担任・副担任の発表、高3 スーパーグローバル(SG)クラスの壮行会、ハンドボール部の優勝報告等、盛りだくさんの内容でした。また、恒例の「花まつり」も行われました。

生徒の前で初めての講話となる宍戸校長からは、本学園の建学の精神について改めてお話がありました。
「山内前校長の後を引き継ぎ、この大役をお受けすることになったとき、改めて考えたことがあります。皆さんがこの学びの場で多くの貴重な体験をし、それぞれの夢の実現を果たしたのち、最終的に本校の目標である、国際社会で平和の為に、また他者のために役立っていけるような人になってもらうには、どんなことが大切なのだろうか。そこで、原点に帰って、本学園の建学の精神を見直しました。校訓である「行学二道」は皆さん意味もよくご存じだと思います。その行の部分、人間としての基本となる行いには、5つの実践というものがあります。この5つとは、挨拶の実践、食前食後の感謝の実践、校門を出入りする際の一礼の実践、整理整頓の実践、最後に5番目として思いやりの実践です。皆さんは、当たり前のことと思うかもしれません。でも、どれも人としてとても大切なことです。大切なことは目に見えないものだと言われます。大切なものとは、そういうものです。これを私は、教職員や生徒の皆さんと一緒にやっていきたいと思います。
5つの実践の中で最も重要なのは、思いやりの実践です。すべての人と仲良くできればいいんですが、なかなかそうはいきません。そのときに、思いやりをもってその人の立場を想像して、その人がなぜそういう行動や言動をするのか理解をしようとする。これを共感と言います。これはとても大切なことです。共感をしっかりとし、その人の立場に立って物事を考えてあげると、今度はともに協力をして、大きな目標に向かうことができます。これを、共働といいます。この共感から共働、これがとても大切なのです。
本校の目標は “国際社会で平和の為に活躍できる人材を育成する” という、非常に大きなものです。途方に暮れてしまうような目標ですが、他者に共感共働していくこと、これが異文化理解の最も根本にあることで、これが友達同士や学校全体でできるようになれば、最後には世界の平和にもつながってくる。私はこれをみんなでやっていきたいと思っています。この大きなことを成し遂げるために、小さな日々の5つの実践をしっかりとやっていきたいのです。
3月に全国優勝したハンドボール部ですが、優勝よりももっと素晴らしいのは、ハンドボール部が日々の生活の中で小さなことを繰り返し繰り返し練習し、毎朝の近隣の掃除も休まずにしていたことです。こうした小さな積み重ねが、全国優勝という大きなことにつながるのだと思います。また、4月16日からSGクラスがロンドン大での研修に向けて出発します。このクラスも1年生の頃から、少しずつ学問や人間性を積み上げてきて、ようやくこの大きな事にチャレンジできるまでになりました。
皆さんも、それぞれが自分の分野や夢に向かって、小さな実践を積み重ねていってもらいたい。そのために、学校全体で力を合わせてがんばっていきたいと思います」

引き続き、新任の先生のご紹介、教頭、部長、担任、副担任の先生のご紹介がありました。新しい先生方、どうぞよろしくお願いします。

SGクラス壮行会●3年A組SGクラス壮行会
SGクラス1期生は、4月9日から約2か月のイギリスの海外研修プログラムに出発します。SGクラスは生徒それぞれが研究テーマを持ち、仮説を設定してフィールドワークをもって論証するという大学で行うような高度な研究を行っており、今回のロンドン大学SOAS校での研修では、これまでの研究論文にさらに磨きをかけてくる予定です。
クラス代表の河野さんからは、
「この2年間同じメンバーでたくさんのことを乗り越えてきました。昨年のタイのフィールドワークでは貴重なお話を伺い、たくさんの経験を通して研究分野に対する関心を深めました。日本に帰って来てからも、各々で研究内容をまとめ、自分の意見や社会的背景をふまえた考察なども持てるようになりました。イギリスではこの論文をたくさんの人に見てもらい、さらなる意見を頂くことでグレードアップさせ、問題解決方法や将来の展望などを考えられるようになれるよう努めてまいります。イギリスでは楽しいことだけでなく、辛いことも待っていると思いますが、それを乗り越え、私たちの取柄でもある笑顔と大きな笑い声をイギリスでもとどろかせることができたらいいなと思います」
との挨拶がありました。
手本となる先輩もいない中、パイオニアとして試行錯誤しながらやってきた頼もしきSGクラス1期生たち、さらに大きくなって帰ってきてくれることでしょう。

●表彰
書道部
第22回全日本高等学校書道コンクール 第1位部門賞受賞(2名)、団体第2位優秀校
第35回道風の書 臨書作品展 第1位最高賞
金澤翔子美術館第5回書き初め展 第1位金澤翔子賞
第53回全日本書き初め大展覧会 公募第4位日本武道館理事長賞 席書第8位全国高等学校長協会賞

金澤翔子美術館第5回書き初め展表彰式の様子はこちらでご覧になれます。
http://kanazawa-shoko.jp/museum/event/kakizome501.html

ハンドボール部全国選抜大会優勝報告会●ハンドボール部全国選抜大会優勝報告会
3月23日から29日まで行われた第40回ハンドボール全国選抜大会にて、佼成女子ハンドボール部は3年ぶり3度目の優勝をすることができました。また、最優秀選手に1名、優秀選手に3名が選ばれました。関東選抜大会の準決勝で敗れた茨城県代表校を、全国大会の決勝で破っての優勝です。代表生徒からは、「勝つのは私たちと信じ続け、応援のおかげもあり、勝つことができました。チームの課題、個人の課題が明確になりましたので、インターハイに向けて日々精進していきます」との挨拶がありました。インターハイも全校で全力応援したいと思います。

今年は中学30名、高校198名の新入生を迎えます。入学式、新入生歓迎会、そしてスポーツフェスタの準備や練習と、1学期も忙しく充実したスタートを迎えます。

(佼成学園女子中学高等学校 広報室)